タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

裏山ガチ歩き~3

2021-03-01 11:12:26 | 山歩きから
このシリーズで書き残していることです。休憩のことです。

この時の裏山歩きは実働4時間でした。教科書通りの休憩を取ったとすると、4回で30分以上休むことになります。

その根拠は50分歩いて10分休みと言う記述が多いからです。しかし、タカ長はそのようなことに耳を傾ける気はありません。

本に書かれていることは一応理解できますが、その上で言いたいことはたくさんあります。それを全て並べると紙数が無くなるので一つだけ書きます。

    

それは登山者自身の体に声に耳を傾けるとか、メンバーの体の状態を見ると言うような目線が感じらないと言うことです。

登山者の体のことをおもんばかった記述があるのは、「休み過ぎると体が冷えて良くないですよ」という程度のものでしょうか。

初めに時計があるような指導しか出来ないのは、本の著者の勉強不足だとタカ長は思っています。

    

天下の「山と渓谷社」の本に下記のような記述があったことを記憶しています。

50分歩いてそこが湿地帯ならもう少し先まで歩いても良い、、、、、

と言うような記述です。

お前阿保かぁ、、、、と思いました。そのようなことを書く紙数があるのなら他に描くことがあるだろう!

    

本に書かれていることではないのですが、歳をとってきたから休み休み登らないといけない、、、、

と言うようなことを耳にすることもあります。

タカ長的にはこの発言にも懐疑的です。

歳をとってきたので、ゆっくりでよいから出来るだけ休まないように登ろう、と言うのがタカ長とタカカノの共通認識ですが、こちらのほうが高齢者向けだと思っています。

    

ある物体を今より2倍のスピードで動かすと4倍のエネルギーが必要

停止しているものを動かすときは大きなエネルギーが必要。

このような物理の法則がそのまま登山者の体に作用するわけではないでしょうが、だからと言って無視できる問題ではありません。

書き方がチョッと散漫になったようですが、要は本を書く人はもっと勉強してほしいと言うことです。

山を歩くのが生身の人間なのに、その人間の内なる声を聞くような指導が無いのはタカ長には不満なのです。

    

話題が変わるようですが、プロガイドの角谷道弘氏が初めて登山する人向けに書いた「STEP UP 山登り」のレッスンワンは地図読み講座になっています。

このような発想は他の本にはありません。休憩の講座でも別の視線で書いてくれる人はいないのでしょうか?

コメント
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