タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

海の見える山~2

2023-02-23 08:06:26 | 山歩きから
    

2月21日火曜日の裏山歩きを早朝からの雪でキャンセルしたタカ長、22日の好天予報には期待していました。天気図を見てもいい感じ。

22日は出雲の守様と別の山に行く予定ですが、朝車で迎えに来てもらった段階で予定変更。もちろんタカ長は21日に行く先を決めていました。その場所は、2月16日岩国山からの帰りに案内してもらった大竹市の錦竜ノ滝の駐車場から登る山。

タカ長にとっては初めてのエリアですが、基本的なことだけは事前勉強していました。と言っても一夜づけの勉強です。

22日は想定通りの快晴。光る海を見るには最高の天気です。

    

歩き始めて少し行くとアスファルト道が無くなります。そこに何故かヘルメット。

    

雨で荒れた道を少し行くと別れ道。このは左側に行きます。事前学習ではこの道をつめて、小方行者山と米小屋山をむすぶ尾根に登るつもりでした。

その乗越から小方行者山を往復した後で米小屋山に登るか、いきなり米小屋山に登ってからその先にある笛吹山を目指すか。いずれにしても22日は2座ゲットするつもりでした。

    

そのような思いで歩いて行くとこの案内。

ここは出雲の守の提案で、ここから小方行者山に登ることにしました。

    

最初はいい道でした。しかし、それも少しだけ。

その先は滑沢、と言うのは少しオーバーですが、急な岩の上を水がチョロチョロ流れているところを登ることになりました。凍結していたら退散することになりそうです。

    

そこは慎重の上にも慎重に登りました。写真どころではありません。それを過ぎても急登。ここは左側にあった固定ロープの助けを借りました。

    

急登だから高度はかせげます。少し登って、足場の良いところで振り返ると対岸の山が見えてきました。

    

行者山の方向ですが、細かいことは良く分かりません。

    

もう少し高度を上げて、まわりの山が見えるようになると少しずつ分かってきました。

目の前に何度も登ったことのある傘山。見覚えのある反射板も裸眼で見ることが出来ました。

    

そこからもう少し頑張ると急登も終わりです。なだらかな道、ルンルン気分で歩ける道になりました。

    

右手には大鉢山の稜線が見えてきました。

    

あそこまで行くと主稜線に合流かと思ったらまだまだ先がありました。

    

とてもいい道です。300メートルに満たない山を登っているような気はしません。もっと大きな山を歩いているような気分でした。

その道が高度を下げるところで、、、、、

    

ミサゴが飛んできました。取り急ぎ撮ったものはピンボケでした。

設定を変えて撮ったものは一応ピントはあっているようですが、ミサゴの顔が陰になっていました。まぁまぁ仕方ないか。

    

右手に大鉢山を見ながらの散歩道。その道をしばらく行くと海が見えてきました。

    

展望地点には弁当広場と書かれていました。

    

広島方面を望遠。左手遠くに白い船が見えています。わが町に大きな自動車運搬船が着岸しているようです。

その右手に広島の市街地ですが、ここからは細かいことは見えません。

    

そこが主稜線との合流地点。ここは小方行者山方向に向かいます。

そのすぐ先にも展墓広場。さっきが「弁当広場」だから、ここは「おやつ広場」かぁ、、、、、、、

とか何とか話しながら行くと、、、、、

    

小方行者山に着いたようです。標高298.8メートル。300メートルに少し足りない山頂です。

三角点のあるところからの展望は良いとは言えませんが、そのすぐ先の、一段低い岩の上に行くと、、、、、

    

眼下に大竹市が良く見えました。走り慣れている山陽自動車道も良く見えました。

もちろん海も見えています。

    

釣りをしないタカ長は目の前に見える島を同定できませんが、柱島の方向の海です。

柱島と言えば、そうです、あの戦艦陸奥が沈んだ海です。そのようなことを思いながら見ると、快晴の海にも一抹の憂いが感じられるようでした。

続きます。


コメント (2)
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