そういえば、9年前にやって来た若者たちはどうなったのだろうか?
竹トンボに夢をのせて・・・・
山口県から、「工房を見せて下さい!」と、青年が二人、見学にやって来た。
現在、趣味で「竹トンボ」を作っているのだが、
「脱サラをして、これで食べていけないだろうか?」と、模索しているそうだ。
私は「趣味で作っている分には、楽しいけれど、これを生業にするとなると、生半可な気持ちでは無理ですよ!」とお応えした。
「日本一の竹トンボ士に成ろうと思うのなら、遣ってみなさい。そうでなかったら、趣味の世界に留めておきなさい」と、アドバイスさせて頂いた。
工房を見学すると、丁度、3人の弟子が必死に籠つくりをしている姿を見て、感じるところがあったのでしょう。
「考えが甘かった!」と、呟いていた。
でも、最初はみんなそんなもんです。
「夢を持ち、目標に向かってひたすら進んでいく、何度も何度も、挫折しそうになりながらでも、諦めない!やり続けて行くうちに、少しずつ道は開けて行くのです。」
あぁ、竹トンボに夢をのせて!