昨日は、大分市内の「ワサダタウン」という、郊外型のショッピングモールで、別府の竹の専門校の生徒達の展示即売会が行われていた。
後継者育成事業で、生徒達と関わりが出来ているため、どんな作品を作ったのか?気になり見に行って来ました。
訓練校では、入って8ヶ月間は、基礎訓練として、課題作を全員が作って勉強するのだが、卒業が近づいて、ある程度の技術が付いてくると、応用実習に変わり、個々の訓練生が、それぞれに違った物を作るようになる。製作時間も、まちまちで、速く製作する人も居れば、2ヶ月間くらいかかって、一つの作品を作る人も居る。
私が関わった生徒達はどんな物を作ったのか?
5人とも、「私の言いつけ?」を忠実に守って素晴らしい作品を作っていた。
この、展示即売会では、生徒の作品と云うことと、販売元が、公立の学校と云う事で、利益を出す事を目的としていない為、驚くほど安い値段で販売されている。市価の10分の1くらいかな・・・・・・・
生徒にとっても、自分の作品を一般の消費者が手にとって、実際に買っていく所に立ち会うことは、大変な勉強に為る。消費者はどんな所を見ているのか?どんな物に興味を持っているのか?どんな購買動機で買っていくのか?
良い勉強になりましたね。
1週間滞在した、名古屋市内のホテルをチェックアウトした後、江南市の実家に寄ってきた。少し衰えの現れてきた母親と、短い時間でも一緒に居ようと思い。
江南市内にあるうどん屋さんで、母と姉と3人で食事を取る。親子3人で食事をするのも、随分久しぶりのことである。
四国の讃岐うどんのお店で、12時過ぎに行ったのだが、店内は行列の出来る繁盛店であった。
広い厨房はオープン式で、どの角度からでも見渡すことが出来る。カウンターでうどんを選んで注文し、続いて、トッピングの具を自分で盛り付ける、ぶっ掛けうどんだけなら280円と安い。
厨房の中のおばちゃんたちも、生き生きと働いている。
大釜で次から次へとうどんが湯がかれている、おばちゃんが手際よくうどんを丼に載せ、隣のおばちゃんへ・・・・・
見ていても気持ちがいいね!
母と姉と一緒に食事をして、今回はお別れである。私は江南から、電車で空港へ
少し早めに空港に付いてしまった。
この中部国際空港には、温泉があると聞いていた。丁度、時間があるので、お風呂に入ることにした。空港に温泉をくっ付けるのが、名古屋的な発想なのかな?名古屋の文化は、こういったちょっと変わったB級グルメ的な匂いがするのだ。
大きな浴槽が5個、サウナもあり、結構な広さである。
10分ほどサウナに入り、その後、水風呂に入る、それを2回ほど繰り返すと、見も心もすっきりとリフレッシュされた。
今回の名古屋での出張は、仕事も私事も、随分充実した1週間になりました。なた、7月にやってくるのが楽しみだ。
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名古屋日赤から、さらに西に進んで行くと、大きな鳥居がある。
鳥居の高さは24メートルもあるという。
鳥居から豊国神社まで、参道が続いている。
豊国神社には、豊臣秀頼と加藤清正が祭ってある。
二人とも、この尾張名古屋、中村村の出身である。
豊国神社を中心に広がっているのが、「中村公園」、大きな池があったり、たくさんの人が散歩をしていた。
素晴らしい竹垣があった。
中村公園に隣接されて、「名古屋競輪」がある。此処にも、思い出があって、小学校2年生の時に、自転車協会主催で、ちびっ子競輪大会のような催しがあり、ここの競輪場のバンクを、自分の自転車で走り、タイムを記録してもらうのだ。どのくらいのタイムで走ったのかは、忘れてしまったが、子供ながらに、興奮して走った事は覚えている。
名古屋市内は、私の生まれ育った地だ。何処に行っても、いろんな思い出が出てくる。小さいときから腕白で、あちらこちらに悪さばかりしていたが、今となっては、小さなときから、実に色の濃い生き方をしていたな!
名古屋での出張最終日、恒例の朝歩きに出た。
最終日は、ホテルのある栄町から西に、西に歩いていった。
1キロほど行くと、伏見の白川公園が見えてくる。此処には、名古屋科学館があり、ここのプラネタリウムは、昔から有名で、小さい時によく見に来たものだ。
現在は、改築工事中で閉館中、工事の外壁にこんなポスターが張ってあった。
世界最大級のプラネタリウム。とある。
私は、この名古屋科学館で植えつけられた印象が強く、今でも、プラネタリウムがあると、ついつい見に行ってしまう。先日も、東京のサンシャインシティの「コニカミノルタの満天」を見たりした。
次回、名古屋に出張に来るのは、7月だ。その時は、「必ず、見に来よう!」と心に誓った。
限りなく本物に近い星空の再現を目指し、世界一のドームの大きさ(ドーム径35m)とクオリティを備えるとともに、上映テーマの多様化を図り、エンターテイメント性豊かなプラネタリウムを整備します。と書いてある。
科学館を通り過ぎ、名古屋駅、駅裏、
昔は、駅裏といえば、昭和50年くらいまで、バラック小屋が立ち並ぶ、治外法権的な市場であった。現在は、殆ど撤去されて、ビルが立ち並ぶ街に変わっていた。
駅裏から、さらに西に歩いていくと、新しい強大な建物が目に飛び込んできた。
名古屋第一赤十字病院だった。まだ新築されたばかりのような感じだ。それにしても、強大な建物になって居た。
日赤を過ぎて、さらに進んで行くと・・・・・・・・
ん~、今日はよく歩いているな。 つづく
22日、京都からもう一度、新幹線で名古屋に戻り、名鉄電車に乗り換え岐阜市に、
名古屋から30分ほどで、岐阜に着く。
岐阜市にも、思い出があり、学生時代に付き合っていた子が住んでいた。
名古屋市内で飲んだ後、格好を付けて岐阜までおくって来たのだが、戻りの電車が無くなって、大失敗をした事を思い出した。
今回、何故、岐阜に来たのか?と云うと、
岐阜市内にある、「安田屋家具店」に行くためだったのです。数年前に、こちらのお店で私の竹バッグを販売して頂いた事があるのです。間に、卸業者が入っていたため、直接面識は無かったのですが、昨年、その時のバッグの修理の以来があり、初めてお話したのです。
先日、「安田屋家具店」を調べてみると、店主のブログの中に、その時の修理のやり取りが、事細かく載っているではありませんか!
http://www.yasudaya-kagu.com/?tag=%E9%AB%98%E6%B1%9F%E9%9B%85%E4%BA%BA
過分な紹介を頂き、気恥ずかしい思いをしながら読ませて頂きました。このお店は、今時珍しく販売だけでなく、家具の修理などもいろいろされている様で、ブログの中で紹介されています。
ブログを読んでいくと、実に真摯にお客様と向き合っている姿勢が伝わって来て、「一度お会いしたい!」と云う、気持が高まって来たのです。
岐阜駅から歩いて10分ほど、美川憲一の「柳ケ瀬ブルース」で有名になった柳ケ瀬のアーケード街の近くにあった。
高さ5m~6mもある大きなガラスが印象的なお店である。入っていくと、オーナーの鷲見さんが笑顔で迎えてくれた。
お話をしていると、家具業界も随分変わって来ているそうで、昔は婚礼家具の需要が非常に大きく、商売のメインになっていたが、今は殆どなくなってしまったそうだ。
尾張地方の婚礼家具の話は有名で、「結婚したときに、中身が見えるトラックに、婚礼家具を満載して嫁入りする」と云うのは、もう殆ど無くなってしまったそうだ。
とても、気さくなオーナーで、同じブログ仲間と云うこともあり、写真を撮りあったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
松坂屋での催事の翌日。
今回は、催事の前後に余裕を取ったスケジュールにしていた。実家に帰って、少しでも母親と過ごす時間を作ろうと、親孝行の真似事の様な気持で居たのだが、
ところが元々、貧乏性なのだろう?
ゆっくりとしたスケジュールは、どうも間が持たない!忙しくスケジュールが詰まって、動き回っているほうが、落ち着くのだ。そんな中、京都の大親友「恵文」さんから、ラヴコールが入った。
「松坂屋の後に、京都に立ち寄りませんか?」と、
恵分さんの熱い熱いコールに引き寄せられて、新幹線で京都まで出かけていき、2時間ちょっとのデートである。
京都駅のケーキパーラーから見た、「京都タワー」。手前のボタ山の様に見えるのが、恵文さん。
伊勢丹の6Fにマールブランシュというケーキ屋で・・・・
このお店のオーナーも、恵分さんのサッカーの後輩になるそうで、Tシャツ・イージーの岸本さんといい、後輩には凄い人がたくさん居るようだ。
私がご馳走になったのは、モンブランのケーキとカプチーノ。
このお店は、ブレンドコーヒーは、何倍でもお代わり無料であった。遠慮の無い恵文さんは、5杯くらいお代わりしたのかな?
ボタ山の表面はこんな感じです。
2時間半ほど、ゆっくりとあれやこれやと話し込み、あっという間に時間がたってしまった。午後からは、もう一つ、予定を汲んでしまった、岐阜県へ移動・・・・・
こんな顔をしていても、私にとっては、かけがえの無い親友です。
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無事、松坂屋での九州展を終了することが出来ました。今回も、沢山のお客様に来て頂き、最後まで忙しい毎日を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
名古屋に来ると、必ず行く店が2軒ある。
1軒目は「餃子の夜来香」、此処は、小汚い店だが、良心的な値段と、看板の餃子がすこぶる旨い。
もう1軒は、味噌カツの「黒豚亭 らむちぃ」。松坂屋から三越に少し行ったビルの地下一階にある。
名古屋といえば、赤味噌文化だ。味噌汁といえば、赤出汁が出るのが当たり前で、味噌カツ・味噌煮込みうどん・味噌田楽・味噌おでんなど、幅広く八丁味噌が使われている。
ここのランチは、看板にあるように、結構なボリュームのメインの味噌カツに、ご飯・赤だし・キャベツに食後の飲み物まで付いて680円。その上、ご飯とキャベツはお代わり無料である。
見てください!このボリューム。
面白いのは、ここの板さんの趣味なのか?ご飯はふんわり装うのでなく、仏様にお供えするご飯のように、丸く固められて出てくる。お箸を二本指して、拝んでしまいそうである。
こんなに出して、ちゃんと利益が出るのか?心配に為ってくる。
このランチは、平日しか遣っておらず、土曜日・日曜日に行くと、同じメニューの物が1200円になって出てくるので、決して行ってはいけない。
名古屋に出張の際には、是非、一度足を運んでもいいかもしれませんよ!
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恒例の朝歩き、やはり、日課のようにしている朝歩きをすると、一日が気分が良い。
デパートとホテルの往復だけで終わってしまうと、折角のその街々の風情が伝わってこないからだ。
歩きながら、目に飛び込んでくる出来事に、いろんな想像を巡らす。昨日も、名城公園近くのホテル名古屋キャッスル横に、お地蔵さんが立っている。近所のおじさんたちが、朝の日課でお祈りをしている。
ヨーロッパを旅すると、何処の小さな町に行っても教会がある。そこで、近くのお爺ちゃんお婆ちゃん・みんながお祈りしている。教会のお祈りは少し重さを感じさせるのだが、この日本のお地蔵さんへのお参りなどは、謙虚な気持ちが伝わって、見ていて気持ちが良い。
私も後ろから、「今日も一日、良い日になりますように!」と手を合わせる。
暫く、歩いていると、先ほどの光景とは、ぜんぜん違った、こてこての車を見つけた。
「ピンクのロールスロイス」。どんな人が乗るのだろう?と思いを馳せながら通り過ぎる。
それぞれの街には匂いがあり、暮らしが伝わってくる。車で走っていると、スピードがありすぎて、通り過ぎてしまうことも、歩くことで、一個一個に物語を感じながら楽しんでいる。
名古屋松坂屋での催しで、沢山のお客様にお会いできる事の他に、もう一つ楽しみがある。それは、必ず、ミニ同窓会の様な物を、小学校・中学校・高校と、それぞれに企画してくれて同級生に会える事だ。
今回も、小学校の集まり。
今時の55歳は元気がいい!
私達が小さかった頃の「55歳のイメージ」と云うと?
「もうぼちぼち、ご隠居さんになる頃か?」なんて感じであったのに、今は違う。昨日も、この居酒屋の中で、一番ワイワイ騒いでいるのは、この集まりだった。
面白いもので、少し見慣れて来ると、55歳の顔が、知らないうちに、昔の記憶が蘇ってきて、小学校当時の顔に見えてくるから不思議だ。
写真の一番右に写っているのが、この同窓会の幹事の加藤弘、彼のお陰で、今回の集まりも沢山の仲間が集まった。
昔の彼は、こんなにみんなを引っ張っていくタイプでは無かった。5年ほど前に心臓病の手術を受け、九死に一生を得たそうだ。その時から、彼の人生観は大きく変わった様だ。
同窓会の幹事を自分から引き受け、積極的に人の集まりを作ってくれる。献身的な彼の人柄があってこそ、みんなが気持ち良く集まれるのだ。
12時近くまで、たっぷり飲んで騒いで、楽しい時間を頂きました。
みんな、また会いましょう! ありがとう。
嬉しい友達が来てくれた。
素敵な奥様を連れてきてくれたのが「平子君」。
見て通り、真面目で真面目で、如何してこんな真面目な男が私の友達なのだろう?と思ってしまう。
彼とは高校3年生の時に同じクラスになった。当時の私は、頭をリーゼントにして、ちょっと突っ張っていた。
彼は、坊主頭で勉強しかしない真面目だけが取り得のおとなしい生徒である。
その二人が、受験勉強をすると云う事で、岐阜県の田舎で合宿をしたのだ。
今考えても、如何してそんな事になったのだろう?不思議だ。
恐らく、家でゴロゴロしているよりは、何処か田舎で気分転換したかったのだろう。私一人で、そんな合宿をすると云うと、怪しまれるので、真面目な平子君をダシに使って、回りの許可を立ったのだと思う。
人には、味がある。
彼の味は、派手さや浮きだった所はまるで無い。でも、温かいのだ。長いこと一緒に居ると、じんわりと信頼感が伝わってくるのだ。
奥さんに「いい男を捕まえましたね!」と云ったら、
「ハイ!結婚したときのままです。一つも変わりません!」と嬉しそうに笑った。
平子君が恋愛をしていた時の事は、如何考えても、想像できないのだが、ちゃんと、決める時は決めて、こんな素敵な奥さんを貰い、3人子供をもうけている。
55歳になっても、新鮮で微笑ましい夫婦の姿を見た。
ネット販売の仲間で、名古屋で「仏壇工房 雅」をしている石浜君と、
http://kobo-miyabi.com/
オーガニックコットンの「ガーゼ屋本舗 ふうあい堂」をしている板垣さん
http://e-fuuai.jp/
と3人で、オフ会をした。
ネットの中では、みんな一人でパソコンに向かって孤独な作業をしている中、同じネット仲間で、共通の問題点や悩みを話したり、励ましあったり、勉強会を開いてスキルをアップさせたりと交流が盛んである。
今回、集まった3人も、「ネットショップを楽しむ会」の中の初心者コースで助けあった仲間である。
普通のオフ会と云うのは、お互い、あまり突っ込んだ話まで、発展するわけでなく、テクニカルな情報交換や、当たり障りの無い話で終わることが多いのだが、この日は、ふうあい堂さんが、えらくヒートアップして、石浜君に食いついて行く。
最初は「何事か?」と思いながらも、普段から冷静な(彼はお坊さんの修行もしていて僧籍を持っている)石浜君も、途中から、本音で語り合う内容になって行った。
仏壇工房の3代目として、恵まれた環境で育った彼には、こんなに初対面の様な人から、ボロクソ言われたのは初めての事だろう。
横から、見ていた私は、こんな血の通った遣り取りが、実に面白いのだ。決して、ちゃかしているわけでは無い。白熱した人間の会話は、興味深いのだ。
時間も過ぎるのを忘れて、延々3時間以上もバトルを繰り広げている。
今回の事で、随分刺激を受けた石浜君の所が、今後どうなって行くのか楽しみだ。
お店を出て、記念撮影! パチリ!
これは、勉強会の時の恒例のポーズである。
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松坂屋での九州物産展に出るようになって、今回で、もう何年になるのだろう?
もう、随分な期間になる。15年ほどになるのだろうか?
お陰さまで、古くからのお客様、また、最近新しくファンになっていただいたお客様と実に沢山のお客様に支えられて、出店させて頂いている。お客様も、半年に一度、顔を見るのを楽しみに来て下さる。
昨日も「千客万来」。
一日中お客様の切れることが無く、次から次へとお客様が来て下さった。
高校の同級生、
ネットで「滑らない箸」を見て、本当にネットに出ているように滑らないのか?確かめに来て下さったお客様、
昨年、お箸を買って頂き、それ以来、大のオンセファンになって頂いた岩崎さん、
今年、娘さんが結婚することになったと、お嬢さんを連れてきた頂いたお客様・・・・・・・・・
本当に沢山のお客様ありがとうございます。
このお客様との出会いはもう、10年以上になるのですが忘れることが出来ません。
九州展に出店するようになった2年目でした。
「辛子レンコン」を買いに来ていたお婆ちゃまでした。私の竹篭を作る姿を一生懸命見てくださる。
「新婚旅行に別府に行ったのよ。」とポツリ、暫く、会話を遣り取りする内に、お亡くなりになったご主人との思い出が胸一杯に広がり、涙ぐんで居られました。
高額のバッグを買って頂いたのですが、その時、「あ~、このお客様は私のバッグを買うのでなく、ご主人の思い出を買われているのだ。」と気付かさせて頂いたのです。
我々、物作りする者にとっては、ただ、品物の遣り取りだけで無く、その後ろにある背景も全て含んだ物なんですね。
それ以来、この10数年、いつも、元気な顔を出してくださいます。このお顔を見るだけで、私もほのぼのとした気持ちにさせて頂いているのです。
ありがとうございます。
名古屋フォレストクリニック。
南大高駅から、母親の手を引きながら雪の中を歩いた。
この日の情景は、きっと忘れることは無いだろう。
病院はまだ最近出来たのか?白に統一された美しい院内である。
受付を済ませ、暫くして診察していただいた。
診察している先生の写真を撮ることは出来ないので、ロビーに貼ってあった新聞記事だ。
河野先生、雰囲気は吉本新喜劇の「チャーリー浜」を少しふっくらさせた感じの、人懐っこい話し方をする先生だ。
最初は家族構成や、今までの患者の生い立ちなどを聞いている、母親も、敬語を使いびっくりするほどしっかりした受け答えである。
その後、腕を曲げて見たり、体力的な衰えを診る・・・
「桜・猫・電車」と書かれたプレートを見せ、「1分後に何て書いてあったか聞きますから覚えてください。」
その後、
「今日は何日?」
「今日は何曜日?」
「今は平成何年?」
ポンポンポンと早いテンポで質問していく。ゆっくり考える時間を与えないのが、ポイントのようだ
「6・3・8・2」 はい、今の数字を反対から言って
「7・9・5・6」 はい、今の数字を反対から言って
ところで、さっき三つの言葉を聞くからと言ったけど何だった?
「?・?・?」
「ピンクの綺麗な花は?」
「・・・・・・・?さくら?」
「そうそう、じゃあ、次の言葉は?」
「???」
「可愛い動物だよ」
「?? 猫?」
「そう、そうだよ、じゃあ最後の言葉は?」
「????」
「乗り物」
「???電車かな?」「お母さん、感が良いね~」
この後、「野菜を10種類言ってみて」など、幾つか質問をして
CTスキャンや採血を済ませ、もう一度診察を
「あぁ、大体判りました!普通の先生では判らないでしょうな」
「アルツハイマーです。」
CTの結果、小さな脳血栓も見つかった。
今まで、「自分は全然おかしくないのに、ボケ扱いされる」と云う疑問が、専門医によって、初期の認知症と判り納得できたのだろう。
私達家族も、本人の状況を本人に判ってもらうという、一番肝心の現状認識から、方向が決められるので、やっと、スタートラインにたった気持ちである。
病院からの帰り道、母親が「早いうちに判って良かったね!」と、にっこり笑って言ったのが実に印象的であった。
今年のバレンタインデーは、特別な日になった。
朝から、降り続く雪で、飛行機が飛ぶだろうか?と心配になる。これが、九州の景色か?と思ってしまう。
16日から、名古屋松坂屋で始まる「大九州物産展」に出店のため1週間の出張である。
今回は、いつもより、出張の前後に1日ずつ日程に余裕を取ってある。
昨年から少しずつ衰えが見え始めた母親の様子を確かめるために1日早く名古屋に遣ってきたのだ。名古屋駅前ので母親と待ち合わせ、
ここは、名古屋駅前にある「ナナちゃん人形」大きさは6から7メートルくらいかな?
名古屋の人なら、たいていの人は知っている。私も、今から40年前に、デートの待ち合わせを此処でしたものである。
この日は、名古屋地方も雪。大粒の涙のような牡丹雪が降っている。
名古屋駅からJRで6駅ほど、「南大高」で下車。駅前に超大型のショッピングモール・イオン大高は駅に直結されており、イオンの中を抜けてから、歩いて5分くらいの所に病院がある。
母親を連れて行ったのは、緑区にある「名古屋フォレストクリニック」。
以前、テレビ番組で認知症の特番を遣っていた時、朝の英会話で有名な「ウィッキーさん」が受診した病院である。国内でも認知症に関しては有名な先生で、全国からこの先生の診察を受けようと患者さんが遣ってくる。
初期の認知症と云うのは、年寄りの衰えなのか?認知症なのか?素人には判断が付かないのだ。病気と判るまでは、家族間の諍いが起こるようになる。
昨年の4月に、実家の近くの脳神経外科で診察してもらったのだが、やはり、その時は「異常なし」と云う診断であった。
しかし、どうしても、普段の言動を見ているとおかしな所が多いのだ、そこで、もっと、認知症の専門医に見てもらおうと言うことで、この有名な先生の所を予約したのである。
つづく
最近、このブログにも、「訳の判らん書き込み」が頻繁に書かれてくる、内容は、言わずもがなで、出会い系の下ネタでしょうも無い書き込みばかりである。
今までも、時たま、こんな書き込みがあったのだが、その都度、削除していたが、何と、今日は一遍に4個も詰まらん書き込みがあった。
たいてい中に、リンクが貼ってあり、そのリンクを押すとどんな仕掛けになっているのか?気持ちが悪くて、そのまま削除してしまうのだが・・・・・・
メールにも、一日に何通もの、訳の判らないメールが入ってくる。こちらはGメールのフィルターを掛けることによって、ほぼ100%、しょも無いメールは入ってこなくなった。
このGメールの様な機能が、このブログにも出来ないだろうか?
どなたか?教えてください!