高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

トホホの一日

2007年08月31日 08時57分28秒 | 出張

昨日はさっぱりの一日であった。こんな日もあるのだ。一日中、頭が重く、目の奥が痛い。前日飲み過ぎたおかげで気分が悪い。そんなに沢山飲んだ覚えは無いのだが、飲んだお酒と合わなかったのか?また、ホテルの空調が利き過ぎで夜中に寒くて起き上がった、そのせいで風邪をひいたのか?体調の悪いまま昼食休憩は食事をせず、ホテルに戻り20分ほど仮眠を取った。

体調が悪いせいか?接客にもいまいち力が入らない。いつもであれば、「絶対決まっているよね」というような接客も「もう少し考えて見ます」と決まらない。おまけにダメだしは。初日に取り置きしていたバッグのお客様が友人と取りに来たのだが、横から友人がいろいろ言うので迷ってしまい、「もう少し考えさせて下さい」と帰ってしまった。何か、肩の力が抜けてしまった。 こんな日は何をやってもサンリンボウ。

まずは体調を戻して頑張らなくては!トホホ。

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浦和レッズ

2007年08月30日 09時19分05秒 | 出張

829_004 伊勢丹、「大九州展」の初日、まずまずの滑り出しだ。こんなにゆったりとしたスペースを頂いた。私のお向かいの「福右衛門窯」の福山さんが満面の笑みをたたえて接客している。大した物だ、これほどの笑顔はなかなかでない。それを本当に一日中絶やさないのだ。焼き物の販売が難しいと言われる中、確実に実績を積み上げているのも頷ける。829_008彼の唇がドナルドダックのように両端がクイッと上がっている。この口角は特筆すべき物である。頭は「張子の虎」のように絶えず軽く揺れている。きっとこんなキャラクターの置物を作ったら売れるだろうなー。

829_012デパートを出て、ホテルに帰るまでに真っ赤に塗った派手な焼き鳥やの前に異様な人だかり、此処は埼玉でも有名な浦和レッズファンの集まるお店だ。店の外まで人がはみ出し、全員で浦和レッズの応援をしている。店の外では829_014バイトの兄ちゃんが生ビールをカップに入れて「ワンコインビールですよー」と客引きをしていた。

近くのお店も同じように店の外まで座り込んで見ている人もいる。サラリーマンの小さな楽しみなのだろう。幸い2-1でレッズが勝ったようだ。

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浦和伊勢丹 1

2007年08月29日 09時10分45秒 | 出張

今日から6日間、浦和伊勢丹で始まる「大九州展」、昨日は飾り付けの日。2時過ぎに会場に入り、展示場を見る。随分とゆったりとした間取りである。新宿伊勢丹の倍くらいある。新宿では出すことも出来なかった竹製品小物もしっかりと展示できる。気分的にも落ち着いて接客できるような気がする。お向かいさんが「福右衛門窯」の福ちゃん。その隣が「鍋島段通」の田中君。「魔のトライアングル」と呼ばれている。

20070829061345 朝起きてみると、どんよりとした曇り空、昨日の晩には結構雨が降っていた。曇り空だが気を取り直して朝歩きに出発。今回は浦和駅の東口から歩き始めた。駅ウラという感じで開発途上である。現在、パルコが建築中で10月10日オープンと書いてある。東へ東へ進んでいくが変わり映えしない。「籐右衛門通り」という、用水路を埋め立てて作った通りを北に、今回は中々緑溢れる公園とか緑地帯が見つからない。どんどん進むうちに北浦和まで来てしまった。埼玉スーパーアリーナの横を通ってさいたま市庁舎、さいたま県庁へと戻ってきた。

何か、何も見つけることも無く、今日の朝歩きは7キロで終了。初日の九州展で良い出会いがあることを期待して!

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注文品

2007年08月28日 06時59分24秒 | 作品紹介

今日から、浦和伊勢丹での「大九州展」に出店のため、東京に出発します。昨日は8月末までに請け負った注文品を仕上げて発送作業。通常の作品の追加オーダーであれば、問題なく製作時間だけ頂けば作り上げます。しかし、全然別個の「お客様の頭の中」だけにあるものの注文品には苦労するのです。まず、素人の方はサイズをはっきり言わない。「ちょっと大きく、ちょっと高く」という表現をする。これが一番曲者で、実際作って見ると「こんなに大きくない!」とかノタマウ。次に困るのが色の問題だ。「この色で」と指定を頂くのだが、相手が天然素材の分、同じ染料で同じ条件で染めても、元の竹の質によって染め上がりが若干違いが出てくる。それなのに、別注品で一個だけ染めるとなると、近い色は出るのだが全く一緒にはならない。その所を事前に説明するのだが、中には判って貰えない時もある。以前にも 「乱れ編みの篭」の注文のとき「これは景色が違う」と言われ「えっ!」(乱れ編みとは、ざっくりと規則無くその時その時の雰囲気で差し込んでいく篭)外形とか、サイズは同じなのだが、「景色が違う」と言われた時は思わずこちらも「景色とは何ですか!」と言いたくなってしまった。

_001_18この作品もお客さまの注文で、もともとの篭はもっと口の狭い、寸胴型のフリーバスケットであるのだが、「もっと口を広げてボリューム感のある物に!」という要望である。注文を受ける時も「えー、そんなんの大丈夫?」と思ってしまったのだが、作り上げて見ると案外面白い物に仕上がった。大きさは横幅51センチ、まち巾25センチ、本体の高さが17センチくらいの堂々とした物だ。この大きさで13000円は安く請け負いすぎてしまったかな?

「瓢箪から駒」で此処から新しいシリーズが出来るかも知れない?もう少し大きくして脱衣篭?猫を入れる篭?  簡単な作りでボリュームを持たせて。オフシーズンに練り上げてみよう。

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完全休養日

2007年08月27日 07時49分32秒 | 家族

土曜日の夕方から、日曜日一日を半年振りの休日が取れた。竹細工という性質上、春から夏の間は息つく暇もないくらい追われるのだが、お盆を過ぎる頃になると急に静かになる。

妻の悦子と映画を見に行った。夫婦50割引(片一方だけでも50歳を超えていると夫婦で2000円で映画が見れる)を使って、「ラッシュアワー3」を見た。日曜日は何処にも出かけず家でゆっくりする事にした。電話も留守電にして、朝から風呂に入り、軽く冷えたビールを飲みながらビデオを見る。お昼には久しぶりにNHKの囲碁対局を見ながらビールを飲む。

うーん、幸せ!

昼寝をして、夕方からは世界陸上を見ながらビールを飲む。一日中、風呂に入ったり、寝転んだり、テレビを見ながらゆっくりした日であった。年に1回か2回はこんな日があっても良いよね。また明日から「浦和伊勢丹、大九州展」へ出発だ。

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茶籠を尋ねて!

2007年08月26日 07時52分00秒 | 作品紹介

先日、滋賀県で信楽焼きをしている上田さんからメールを頂いた、この方は5月に大阪の阪急デパートで出展している時にお客様として来られ、「自分の作っている抹茶椀を入れる茶籠を作って欲しい!」と相談を受けていた。その時、「具体的になりましたら、相談に行きます。」と言っておられたのが、今回のメールになったのだ。

Cimg4914_1 Cimg4915 「茶籠」とは、屋外で簡単にお茶が点てられたらと、抹茶椀と建水、棗に茶尺、茶筅などを入れる篭の事である。現在、お茶道具屋さんやインターネットなどで販売されている安価なものはほとんどが中国製やベトナム製の物が多い。

Cimg4913  久留米出身の方で、法事のため九州に来られたついでに、足を伸ばして遣って来てくれた。久留米に住んでいるお兄さんとお二人でお出でになった。「こんな所に人が住んでるのか?お前はきっと騙されたんだ!」などと、半信半疑で山道に入ってきたらしい。

お二人とも実に楽しいご兄弟で、話していることが底抜けに明るい。工房の中をワイワイ言いながら見て頂き、話が弾んだ。お互いに構える所が無く、旧知からの友人が訪ねてきたような感じだ。無事、お仕事の依頼の件も打ち合わせできた。これからも長いお付き合いがしたい物だ。

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ATAカルネ通関。

2007年08月25日 08時47分41秒 | 海外事業展開グループ

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ATAカルネ。海外で展示会をする時に一番問題になるのが、この関税の問題である。何も知らずに作品展をしようとなど思うと、海外の国に入るとき約20%の関税が掛かる。また、戻ってきた時も日本に入る時にまた関税が掛かってしまう。作品が売れようが、売れまいが?掛かってくる税金だ。

実にバカバカしいので、簡易通関制度という物があり、それが「カルネ通関」である。事前にリストを出し、作品番号をふり、リストに写真をつけ、もし、何かあった時に、何が何番の作品なのか判るようにしなくてはならない。これが、作品だけでなく、現地で使う道具類まで、すべて写真を用意しなくてはいけない。実に面倒くさい。Photo_69 

こんな霧吹きまで写真にとって本当に大変である。

しかし、幸いな事に煩雑なこういった事務業務を一手に引き受けて公私の時間を惜しまずにやってくれているのが、大分県の「竹工芸訓練支援センター」の浜名さんだ。彼女の方には足を向けて眠れない。有難うございます。

昨日、ミラノで「大阪」という日本料理の専門店をしている「新江シェフ」にメールを書き、ミラノでのケータリングや事前広報のお願いをしたのだが。昼過ぎに電話があった。話を聞いてみると「今、湯布院に戻って来ている」そうで、来週お会いすることになった。慣れないメールで遣り取りするよりは、直接会ってお願いしたほうが、具体的に突っ込んだ話が出来るので幸いである。

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ミラノの向けて!

2007年08月24日 07時27分29秒 | 海外事業展開グループ

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ミラノの街の中心地にあるガレリア・デ・オルソ で展示会をする。これがポスターだ。日本をイメージした良いデザインだと思う。日の丸と浮世絵を連想させる白波の動き、「竹」の文字を中傷的なモチーフにした。きっと、イタリアの人から見ても面白いデザインに見えるのではないか?

ポスターの下の方に、それぞれ4人の作家が代表する作品を載せ具体的なイメージを脹らませ貰う。今回は4人にイメージカラーを決め、それぞれの展示作品の下の装飾を作ることになった。説明文を読まなくても、飾り台を見ただけで誰の作品か?判るようにするためだ。私の色はモスグリーンだ。

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ミラノの印刷物が出来上がってきた

2007年08月23日 06時39分47秒 | 海外事業展開グループ

20070822165543 新宿伊勢丹での催事を無事終わり、帰省した。翌日は11月のミラノでの展示会に向けての「海外事業展開グループ」の集まりである。

イタリア語表記のポスター、DM、カタログ、などが印刷物として出来上がってくると、何となく気持ちも「おー、此処まで来たかー」と思ってしまう。アイデアを出してくれた毛利さん、それを纏める浜名さん、またそれをイタリア語に翻訳、デザインしてくれた村山さんと多くの方の才能が積み重ねられた結果である。

今回の「別府竹細工、4人展」は各自が製作する作風も、キャラクターも4者4様で実にバランスが良い。4人ともそれぞれの持ち味を存分に出して共同で作り上げていく楽しさがある。途中まで「本音を出さない」人がいたので、それまでは何をやってもギクシャクしていた。相手の心の探りあいみたいな、しょうも無い事に時間を取られ、話さなくても良いような事でも建前上時間を割いて話し合わなくてはならなかったが、その人が抜けた後は、実に風通しが良くなり、どんどん仕事が進んで行くようになった。

20070822164949   今回はミラノに送る印刷物の仕分けや、各自のリーフレットをカタログ風に詰め合わせたりする、ミラノでの事前広報に使う印刷物の発送作業と、9月15日の作品発送までの最終打ち合わせである。

毎回テレビ局も取材に入り、来週は各自の工房での製作風景や背景を撮り込んでいくようだ。テレビ局のミラノ取材は、まだ本決まりではないが、うまくいくと30分くらいのドキュメンタリー番組になるかも知れない。

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100人越え!

2007年08月22日 22時01分00秒 | ブログ

こつこつと書き続けて来たこのブログが昨日やっと、一日の閲覧者が100人を越えました。今まで、96人とか、95人とかもうちょっとなのにナーと思う日が何度もあったのだが、なかなか達成することがなかったこのブログに昨日の結果、102人の人が訪れた。これは延べ人数でなく、

(ブログの分析会社が同じ人が何度も来ていても、その分はカウントせず一日何人が来ているかを集計する。ちなみにページビューとは違う、これは一日に何ページ見られているか?のカウントである。)

正味102人が訪れた数字である。

そうです。今見ているあなた。あなたの数も勘定に入っていますよ。ありがとう。

別にどおって事ない数字と思うかも知れないが、いやいや、やはり大した数字だと思う。1年半前に始めた頃は親戚か友人しか見ていなかった事を考えると雲泥の差である。最近は催事に出ていると、お客様から「ブログ見てますよ!」とよく声を掛けられる。嬉しい事である。

「継続は力なり」 「歳月が味方する」と言われるが、10年このブログを続けられたらどんなに大きな財産となるだろうか?

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新宿伊勢丹 4

2007年08月21日 06時28分25秒 | 友人

伊勢丹最終日、さすがの新宿伊勢丹といえども、いつもいつも満員のお客様という訳ではない。月曜日は朝からゆっくりした立ち上がりで最後まで盛り上がりの無いまま一日が終った。そんな中、嬉しい事がいくつもあった。

まず最初は、背広姿も凛々しい紳士が真剣に私のバッグを見ている。説明しているうちに波網代のバッグをプレゼントするからとご注文くださった。中国の取引先の奥様に!もう一つ色違いを御自分の奥様に!ありがたい。  伊勢丹の社員さんにプレゼント包装してもらっている間、少しお話していると、奥様が昨年波網代のバッグを買って下さっていた。「妻がココのは良いと言うから!」という事でプレゼントを買いに来て下さったのだ。本当にありがたい!一生懸命やっているとこんな行幸というような出来事もあるのだ。薦めて下さった奥様に感謝です。有難うございます。

07820_002二つ目、何とも可愛いお嬢さんが着物を着てやって来てくれた。昨日私のバッグを買って下さった「イーズ」のスタッフ「I」さんが、早速、着物と一緒に私のバッグを持って来てくれた。「こんな娘に持って欲しい!」と思っているだけに嬉しかった。「彼女が持ってくれると、きっと、それを見た人が欲しがる。」 私にとってはこれほど素晴らしい広告は無い。

「着物の時だけでなく、何時もどんどん使って下さい!」

07820_001三つ目は、一昨年まで私の工房にいた「蓮井」さん、今は結婚して「S」さんになっているが、8ヶ月の赤ちゃんを連れて御主人とやって来てくれた。良いお母さんになっている。工房を卒業してからも、お付き合いできることは、それまでの関係を大切にしていたからだろう。現在は育児に追われて、中々竹細工は出来ないようだ。また、時が来たら再開すれば良いよね。

最後におまけは、帆布バッグの細野君が来てくれた。伊勢丹に用事があったそうで顔を出してくれた。生真面目な青年(?)で好感が持てる人だ。ボーイスカウトを長年やっていて、私も小学校、中学校とボーイスカウトをしていたので、何となく親近感があるのだ。「次回、東京に来たときに一緒に飲みましょう」 と約束して別れた。

たくさんのお客様、また、友人が顔を出してくれた新宿伊勢丹。また、来年2月に会いましょう。

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新宿伊勢丹 3

2007年08月21日 06時23分37秒 | 出張

新宿伊勢丹での「大九州展」も盛況のうちに終えることが出来ました。沢山のお客様に来て頂き、また、新しいお客様との出会いも沢山頂き有難うございました。催事で六日間催事と七日間催事では随分体感速度が違う物だ。たった一日なのだが、六日間催事はあっと言う間に終われるように思える。

07_008アメリカ在住の「木村」さま、昨年の夏に初めて私どものバッグを見て、一年越しでまた来てくださった。ニューヨークのある島で作られている手作りバッグのお話を聞かせて頂いたり、9月にアメリカに戻って、ニューヨークの街中で私のバッグを持って歩いてくれる姿を想像させて頂いた。

アタッシュケースを頼んでくれている「S」さんとも、お話できた。お断りしようとお話したのだが、もう少し、継続で試作品を作りこむ事になった。御本人も「私は決して冷やかしで言っているのではありません、竹のアタッシュケースを持って歩く姿をいつも想像しているのです。」とありがたいことである。

07_011 常連さんが持っていたバッグを見せて頂き、びっくり。以前から考えていた、純銀でヒゴを作り編み上げバッグを作りたいと思っていたのだが、実際にそんなバッグがもうあったのだ。くっそー。外国製らしいのだがもう作っている人がいた。

07819_001 先日ブログで紹介した、新宿の「イーズ」のマスターと今年入った笑顔の素敵な「I」さんが来てくれた。

知的な佇まいを醸し出す素敵なお嬢さんだ。お二人ともさわやかな若者で、お似合いのカップルである。

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集金18切符?

2007年08月20日 05時43分13秒 | 家族

89_015 8月17日に大分を出発した長男クルム。JRの「青春18切符」で鈍行列車を乗り継いで大分県から、新潟県まで五日間かけて、ゆっくり旅をしている。

出発前、別府のお婆ちゃんのところで「お餞別」を頂いた。別府を出発した初日は岡山までたどり着いたそうだ。  クルムからメールが入り、内容は「着いた」。たった、これだけかよー。

翌日は、滋賀県に住む妻のお姉さんの所に泊めてもらい、昨日は名古屋の私の実家に泊まっている。きっとお姉さんの所でも、名古屋のお婆ちゃんからも「お小遣い」を貰っていることであろう?妻の悦子が言うには「青春18切符じゃなくて集金18切符だね」本日は名古屋を出て、長野あたりで泊まるはずだ。

便利になって飛行機で飛んで行くのも良いのだが、点でしか記憶が残らない。鈍行電車でゆっくり移動していると点と点が結びつき面としての広がりが出てくる。時刻表を見ながら、「何処にいこうか?」と考えることが楽しい。時刻表を見ることで論理的に組み立てることを自然に身に付けていったりするのだ。

一人で電車に揺られながら物事を考える。今の便利になった時代だからこそ、無駄に思えるようなこんな時間を大切にしてもらいたい物だ。旅の途中では予期せぬ出来事もあろう?そんなハプニングが彼の人間性を広げてくれると思う。若い時にはいろんな経験をして「心の肥やし」を沢山養ってくれると良いなだが。

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えっ、ここは名古屋?

2007年08月19日 09時02分41秒 | 出張

07818_004暑い、新宿伊勢丹での「九州展」。そこへ、見慣れた着物姿の娘が突然現われた。

「エッ!どうしたの?何で?」

一瞬、頭の中でどうしたんだろう?「?????」

名古屋松坂屋のお客様で「歩く伝統工芸」とあだ名をつけている「O」嬢である。

びっくりしました。月一回くらいのペースで東京に来ているらしく、今日はたまたま伊勢丹に来たら「九州展」がやっていたので覗いてみたら、私が居たそうだ。さっそく、大川さんがブログで見ているのでと写真を取らせてもらいました。

http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20070717

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チェリオ

2007年08月19日 08時35分54秒 | ブログ

07817_012 珍しい物を見つけた。「チェリオ」

もうてっきり、絶版になっていたと思っていた飲み物が売られていた。私が小学校の頃、駄菓子やとか自動販売機で打っていた飲み物だ。コカコーラ社の「ファンタ」とペプシ社の「ミリンダ」それにこの「チェリオ」が売られていた。小学生には同じ値段で他の2種より、大きなチェリオが一番売れていた。当時30円だったと思う。しかし、いつの間にか市場から07817_011消えてなくなっていたのだが、まさか、新宿のコンビニでお目に掛かるとは?「グレープ果汁1%」と書いてある。久しぶりに飲んで見たが、以前の味と少し違うような気がする。もう、40年以上前の記憶だから定かではないが、何か少し違うような気がする。もっと、甘かったような。きっと、昔の事だから、サッカリンなどを使った、甘さのキツイ物だったかも知れない?

ビンの下方がだんだんになっていて、持つのにピッタリである。懐かしい思いをした。

今朝は5時半に「ツチノ子指」の田中君に電話をかけ、まだ眠っていた彼を起こして、朝の散歩に連れ出した。気に良いヤツだ。「今から、朝歩き行くが行くか?」「ハイ、行きます。」普段は人を食ったような事ばかり言っているのだが、今はまだ寝ているところを叩き起こされて、頭が回っていないため、えらく素直だ。もともと、彼は体育会系なので先輩とか、年上には従順である。

20070819064034_4 先日、歩いたコースを辿り、神宮球場までやって来た。ここで珍しい車を見つけた。田中君が昔の「カメラ小僧」のように、「このスーパーカーの横で撮ってくださいよ!」と子供のような事を言う。「仕方が無い。撮ってやるか?それにしても、短い足だなー。」

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