パリのホテルでお風呂のお湯が出ない。フロントに文句を言ったのだが「しばらくすると出るから」というような事を言っていると思う?結局30分待っても出なかった。翌朝5時に壊れたコックを持ってフロントに文句を言ったら、他の部屋の風呂を使ってくれと言う。まるで銭湯に行くみたいに着替えとタオルをもって別の部屋へ3人で交代で入りに行った。まー、これもいい思い出か?
今日は午前中だけパリ観光。時間のない我々は2月の寒さの中震えながらオープンバスに乗って名所を外からだけ見て回る。本来オープンバスのシステムはしないの名所9箇所に泊まるので、どこで降りてもどこから乗っても2日間有効のチケットで22ユーロ約3000円。とても使いやすいチケットだから、始めてパリに行く人にはお勧めである。しかし、寒かった。1周してエッフェル塔に戻ってきたときはみんなでトイレを探して、猛ダッシュ。
午後3時にドゴール空港をあとにして、フランクフルト空港へ。ここは広い広い、成田空港の数倍はあると思う。第二ターミナルから第一ターミナルまでモノレールで移動。空港から電車でマインツへ、このときは通訳の人がいないので代表して私が切符を買ったのだが、8人で23.5ユーロ、安いのでびっくり。実はあとで判ったのだが、下手なドイツ語を使ったのでどうも行き先がうまく伝わらず間違ったチケットだったようだ。電車が来るまで10分といわれてプラットホームに駆け下り、あわてて飛び乗ったのだがあわてるとろくなことはなく、反対向きの電車の乗ってしまった。3駅ほどいって気がつき、逆方向の電車に乗りなおし。こういう失敗を重ねて賢くなるのです。
6時半にホテルに到着。その後しないのレストランへ、ビールがうまい、ピザも今回の旅行の中で一番美味しかった。豚の足首を焼いた料理もゼラチン質がいっぱいで美味しかった。生ビール5杯、ジュース2杯、ワインを2本に全員がお腹いっぱい食べて140ユーロ。今回の旅行は一回の食事で20ユーロを越すことは一回もない、だいたい現地の人たちが食事をするのはこんな所の様だ。
食事のあと、市内を散歩しながら、カテドラルの前で青年がサックスで「レット・イッツ・ビー」「マイウェイ」を演奏していた。幻想的な風景の中で素敵な音楽。とてもロマンチックなムードに浸りながら「隣に悦子がいれば良いのになー」と思いながら、ふと横を見るとニッと笑った油布さんの顔があった。
ホテルの部屋は広く大きな湯船に感激。ちゃんとお湯も出ました。
竹工房オンセ