新しいパソコンがやって来た。レノボのシンクパッドSL300である。レノボとは以前のIBMのことであるが、アメリカのIBMが中国のレノボに買収された結果である。
ビジネスに使うパソコンでは、このシンクパッドは根強い人気があり、キャラクターのラブラドールの赤い鼻が印象的であった。6年前にノートパソコンを買う時も、このシンクパッドにするか?パナソニックのレッツノートにするか?迷ったのだが、その時は携帯性に優れたレッツノートを選んでしまった。巡り巡って6年の歳月が過ぎ、レッツノートが寿命を向かえ、今度はついにシンクパッドが手元にやって来た。性能的には6年前の5倍の能力がある、値段は5分の1になっている。こういった、コンピューター関係の製品は、時間とともに、値段と性能は反比例するのかな?
早速、パソコンを箱から出して見ると、美しい光沢のあるパソコンが現れた。開いてみると、あのトレードマークの「犬の鼻」が真ん中に可愛く収まっている。 フフ、ヨシヨシ、と撫でてみたくなる。
今のパソコンは優秀で、インターネットの設定などは、殆ど要らない。パソコンの電源を入れ、最初の使用者の登録をしていくだけだ。ものの1分ほどでインターネットが使えるようになっている。以前、あれほど大騒ぎした無線ランも自動で電波を認識して直ぐに使える。驚いた。しかし、この後、ソフトを入れたり、周辺機器のドライバーのインスツールなどはどうしても一つ一つしなければ為らないので時間がかかる。周辺機器だけでも、(プリンター3台、スキャナー、手書きタブレット、カメラなど)、あと面倒なのが、メールアカウントの設定である。自分のプロバイダーの分、ホームページの分、ブログ、ミクシィなどなど結構夜遅くまで掛かってしまった。特に、ソフトのインスツールもセキュリティソフトに始まり、オフィス、画像ソフト、など結構な数である。
漸く、全ての設定が終わり、いざスタートである。これから出張にはこの「犬の鼻」がお供することになる。以前、飼っていたラブラドールの「レイチェル」を連れて行く様な気持ちだ。