今年の後継者育成事業も昨日で終了。
最後の作業工程は、本染めと仕上げの漆塗り。
作業自体は、染める時間はほんの僅かであるが、乾かす時間の方が多い、午前中は、乾くまでの待ち時間の間、工房内の見学と、私が25年間遣って来たことなど、竹細工の経営のお話。
午後から、みんな完全防備で漆塗り。
6人の顔を見ると、そんなに被れそうなひ弱な顔は居ないので大丈夫だろう?
みんな此処までしなくても大丈夫と思いますよ!
後継者育成事業では、技術を教えること以上に、現役で頑張っている先輩職人の考え方や思いに接することで、これから職人としてやっていく上での、参考ケースやヒントを掴んで貰う事の方が重要な気がする。
彼らにも、25年前、同じように私が彼らの立場だった頃の資料を引っ張り出し、お話しする。時代が違うので、今の時代にあった、また、それぞれにあった職人像を模索していくしかない。
もう、後4ヶ月したら、学校を卒業し、世間の風をまともに受けながら船出するしかないのだから、今回の後継者育成事業で何か?を掴んでくれる事を期待する。
でも、みんな笑って写真に納まっているが、三日後くらいに、漆かぶれでヒーヒー言っているかも知れないな?
ちょっと楽しみ!
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