やっと、メキシコの交通事情や生活に慣れて来たかな?と思い始めたら、もう帰国の日です。
メキシコに入国した時は、スーツケースが迷子になって居たり、その対応でへとへとになって居たので、空港でタクシー🚕カウンターで言われるがままにタクシー代を取られたのだが、空港からホテルまで800ペソも払ってしまった。空港内のカウンターなら安心だと思ったが、こちらに来て、日本人ガイドさんに聞いてみたら、「大体400ペソくらいかな?」と、現実が分かった。
最終日は、ホテルのフロントに予約して、料金も350ペソ➕チップと確認した。
メキシコ料理は日本で食べた、カラッと揚げた皮に野菜やお肉などを詰めたタコス🌮とは、ちょっと違って、柔らかい餃子の皮みたいなトルティーヤに具を挟んで食べるものがほとんどだった。
そして、パクチー🌿のような香味野菜が入って居る。辛いものは大丈夫だが、私はどうも香味野菜が苦手で、イマイチ口に合わなかった😢
香味野菜の味が鼻に付き、そこで、コンビニで見つけたカップヌードル!
しかし、日本の味ではなかった😢
午前中に市内のスーパーに行って、買い物をしてから、空港にむかいます。メキシコシティからロス、羽田、大分と2回の乗り換えが有りますが、ちゃんとスーツケースは届くでしょうか?😅
ホテルで朝食を取り、この日も市内観光に出かけた。
チャプルテベック公園を抜けて、国立人類学博物館を目指す。
この博物館は大変な規模で、紀元前から現代に至るまでの、人間の移り変わりが見れるのだが、さ〜〜と流して見るだけでも三時間掛かってしまった。
博物館を出た後、エツコーネが行きたいという、「ボタニクス」という天然素材をつかったオーガニックコスメのお店を探して行ってみた。此処で、少しお土産を買って、ホテルに戻って来たのだが、歩数計を、みて見ると10キロ以上歩いて居た。
その後ホテルで一休みしたのち、最後のオプションツアーとして、メキシコプロレス「ルチャリブレ」リングサイド観戦に行って来ました。
真剣勝負とは全く違う、コミックショーを見て居る感じだ!お客さんもビール🍺を飲みながら応援して、会場の雰囲気を楽しんでいる。
ホテルに戻って来たら、もう11時になって居た。
明日は帰国日、おかしなハプニングが起きないよ〜〜に!
この日は予定を入れて居なかったので、フリーで市内観光。
月曜日はメキシコシティの博物館や美術館、公園全ての施設が休館日!
その中で一箇所だけ開いている美術館があった。
「ソウマヤ美術館」
ビルゲイツを抜いて世界一の大富豪にもなったことのあるカルロス・スリムの所蔵する入場料無料の美術館。
ホテルから6キロほどの地点にあるので、のんびり歩いて行く事にした。一時間20分ほどかけてたどり着いた。
美術館の中に入ると、中学校の美術の本で読んだことのある画家や彫刻家の作品が、これでもか!と、飾られている。
ロダンの作品は世界一のコレクションで90点以上ある。
ダ・ピンチ、ルノアール、ドガ、ゴッホ、シャガール、などなどなどの作品が次から次へと出てくる。
それも、絵🖼️のすぐ側まで行って見ることが出来る。ガラスの壁があるわけでも無く、生の絵画や彫刻を本当に間近で見ることが出来る。
しかし、あまりにも膨大なコレクションで、最後にはだんだん飽きてしまうのが、凡人の悲しさか!😢
行きは歩いて行ったのだが、帰りは地下鉄🚇に乗ることにした。
乗り方が分からないので、ガイドブックを片手に調べるのだが、なかなか上手く行かない、結局、翻訳ソフトを使って、窓口で交通パスを購入し、地下鉄に乗ることが出来た。
地下鉄は全区間5ペソなので、日本円で40円ほどと、とても安い。地下鉄に乗るとけっこうな混雑で、ぎゅうぎゅう詰めだった。
しかし、これで地下鉄の乗り方も分かったので、明日も地下鉄を使って何処かに行こうと計画中。
そして今日は私の69歳の誕生日🎂!
スーパーで小さなケーキ🧁を買って来てお祝してもらいました。😊
今回のメキシコ旅行の中でも、ハイライトのツアーに行って来ました。
「ティオティワカン遺跡 熱気球で見る朝日の旅」
メキシコを代表する巨大遺跡を日の出と共に気球から眺めるツアーです。
日の出を見る為には、真っ暗な内に出発しなければならないので、ホテルでのピックアップは4時20分!
その時間にホテルのロビーに出て居なければならないと思うと、3時半には起床しなければ・・・・
遅れてはいけないと思うと、もう2時過ぎには目が覚めてしまい、寝付けません。
時間通りにお迎えの車が来ました。市内の他のお客さんを拾いながら、いざティオティワカンへ
一時間半ほどで、気球の離陸場所に着きました。今回は日本語が解る人が一人も居ないので、頼りの綱はスマホの翻訳アプリです。
6時半離陸、少しずつ上がって行きます。私のすぐ後ろでパイロットが、ガスバーナーを燃やしながら、気球を操縦して居ます。
世界遺産登録されているティオティワカンのピラミッドの周りに100個以上の気球が飛んでいる景色は、幻想的です。
ボーボヮー、ボヮーとバーナーの音が続きます。
「あ〜〜、この風景を見る為に今まで頑張って来たのかな?幸せだな〜〜」としみじみと感じました。
遠くに見えて居た遺跡の真上までやって来て、今にも手が届くのでは無いかと思うほど、高度を下げて飛んでくれます。
一時間半ほどのフライトです。
しかし、着陸する時が笑えます(笑)
着陸地点に近づくと、高度を下げてロープを2本投げ下ろすのだが、下で待ち受けて居た人達が、そのロープを掴んで、気球を引き下ろす手筈だと思うのだが、気球自体は風に流されながらだから、ドンドン動いているのだ。
最初の着陸で、下の人がロープを取り損ね、引きずられて転んでいる。必死なのだが、そう簡単に気球を引き下ろす訳には行かない。1回目の着陸、失敗!
もう一度、バーナーを燃やし、気球の高度を上げて、二番目の着陸地点に向かうのだが、大きな木🌲の枝に当たったり、民家の屋根の上スレスレで飛んだりと、迫力満点であった。
二回目のトライで、無事とうもろこし🌽畑に降り立ち、事故もなく着陸出来ました。
気球を降りてからは、ティオティワカン遺跡を見に行ったのだが、日差しが強い中、屋外で二時間の自由時間はかえってしんどかった😅
遺跡などは、遠くから見るとその偉大さが伝わってくるのですが、近すぎると逆に感じなくなり、ただただ炎天下の中、広大な遺跡の中を歩き回り、早く集合時間に成らないかと、汗を拭うばかりである。
遺跡見学を終え、送迎バスでメキシコシティ🚌へ向かう。
朝、気球に乗る頃の気温は18度位なので、長袖のトレーナーにジャンパー姿であったが、メキシコシティの中心部セントロで解散した時は、30度を超えていたので、この服装では暑すぎて、汗ビッショリに成りながらホテルに戻ってきた。