高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

PARCO

2008年10月31日 08時41分34秒 | ホームページ作り

ホームページ担当の悦子とかおるさんが一生懸命、慣れないパソコンを相手にページ作りに四苦八苦している。側から見ていると楽しそうであるが?確かに以前のページより、カラフルで使う側の目線で楽しいページに成りつつある。そんな中、お客様の反応があると嬉しい物だ。

早速、彼女たちが作ったページに問い合わせが来た。大分のパルコの担当者から、「パルコのスイーツを特集した企画の記念品に竹のスプーンを使いたい!」と。せっかく、作ったページなのに何の反応も無いと言うと、なかなかファイトが沸いてこないが、実際、彼女たちが作ったページには注文も問い合わせも増えて来ているのだ。

A_2

まだまだ、小物類しか変更されていないが、これからメインのバッグのページ等の更新されていく予定である。全部、彼女たちのイメージで出来上がったら、ようやく、ヤフーや楽天など大型モールへの出店をする予定である。

大分パルコとはご縁が深い。実は、20年前に妻の悦子と初めて出会った場所がパルコなのだ。当時、第三世界ショップ「クルム・ワン」というお店のオーナーだった彼女が、大分パルコでバザーをした時に初めて出会った。オーナーとして先頭に立ち、細かい指示を出しながら接客していた。はつらつとして輝いていた彼女に一目惚れしてしまったのだ。   今でも、とっても輝いている彼女であるが。

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修理完了と見学

2008年10月30日 02時46分24秒 | 竹細工作業工程

昨日、修理途中の籠をアップしましたが、その続き、

1030_0021編みこんだ縦ヒゴに縁を付け、その上から、籐で締め上げていく。流して巻く方法もあるのだが、今回は手間は掛かっても強度優先で千段巻きと言う一番しっかりした巻き方にした。これでどんなに重たいものを入れても大丈夫。

1030_0101縁の取り付けの後、以前から付いていた手を付け直す。最後に、底部の痛んでいた所に足を付け出来上がりである。結局、修理するのに丸々半日かかってしまったが、新しく甦った籠を見ていると嬉しくなる。手を動かして物を作っている時は充実感もあり、楽しい物なのだ。

これで出来上がり。

毎年、秋になると工房見学の申し込みが多くなる。私の所に見学に来るのには理由がある。

「別府は竹の日本一の産地であるが、殆んどが個人経営であり、なかなか見学を受け入れてくれない。また、もう少し大きな事業所になると、輸入製品を加工している所も多く、国産品と称して出荷している手前、部外者の見学は硬く断っている所が多い。自社生産している ある程度の規模の工房というのは非常に少ないのである。」

1030_0131 夕方になり、別府の竹の学校の生徒が見学にやって来た。現れたのは、女性ばかり5人。やはり、華やぎがありますな。

来春には、竹の学校を卒業して社会に出なければならない。「趣味で続けるのであれば、竹細工はとても楽しい。しかし、本業としてやって行けるのであろうか?」と、みんな不安な時期である。私も二十数年前の竹の学生の時はそうであった。  

彼女たちに話した事は、「卒業したら、どんなものでも作ってみて、問屋でもお店でも持っていってガムシャラに遣ってみる事だ。当たって砕けろ。たくさん失敗して下さい。その中から次のステップが見つかります! 私も今現在、毎日失敗ばかりしながら模索しています。その中から一つでも旨くいけば、自信になるし、仕事が楽しくなるのだから。」 若い可能性を持った彼女たちですから頑張って貰いたい。

竹工房オンセ  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年前の付け!

2008年10月29日 07時11分28秒 | 竹細工作業工程

昨日、10年ほど前に買っていただいた「買い物籠」が修理で届いた。大変気に入って使って頂いたのだろう、あちらこちらに相当使い込んだ跡が判る。

1029_0031 今回の修理は籠から縁の部分が外れてしまったのだ。相当重いものを入れていたのだろうか? しかし、原因はわかっているのです。10年ほど前は、縁を取り付けるとき、縦骨を折り返してボンドで留めていた時期があります。この留め方は一般的に良く使う留め方であるが、買い物籠の様な重いものを入れる籠には、少し無理がありました。現在は編みこむ留め方に変えました。

早速、縁を取り外し修理に掛かる。今度は縦骨の先を薄く、細かく、柔らかくして、隣の縦骨に編みこんでいく。こうすれば、縁が抜けることはありえない!やはり、ボンドなどを使った作業より、手間は掛かるのだが、竹本来の繊維を生かした作業のほうが、強度も耐久性もある。これなら、何十キロの荷物を入れても外れる事は無い。

1029_0111 1029_0131

今回の修理は、完全に私どものミスで、留め方の選択ミスであった。申し訳ない。

少し、籠の高さが低くなるが、これで安心して使っていただける。これからも、可愛がって下さいね!

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貸し剥し!

2008年10月28日 09時05分43秒 | ブログ

ついに日経株価がバブル崩壊後最安値を更新した。28年前の水準に戻ったとテレビで報道している。いったい、何処まで下がっていくのやら?  投機、投機に世界全体がマネーゲームに踊らされたしっぺ返しである。

私の所は、毎年9月で販売のシーズンを終え、来年に向けて物作りに入ったが、「来シーズン本当にどうなるのだろう?」と不安である。金融不安は、銀行の貸し出しを渋りだし、ますます、実体経済を縮小させて行く。

先日、身近にこんな事例があった。製造業を営んでいた「A」さん(仮にAさんとしておく)。お年も70近くになり、業績も下降線をたどっていた。そこで、仕事を廃業して、それまでの工場を貸し出し、その家賃収入で細々とやって行きたいと思っていたそうだ。ところが、借り入れをしていた信用金庫から、「借入金を一括返済しろ!それが出来ないならば、担保の工場の土地などを競売にかける。」と貸し剥しにあったそうだ。   それまで、一度として返済を遅れたことも無く、残った残金も家賃収入で返済する計画なのに、一切取り合ってくれないそうだ。何度も何度も、信用金庫に談判をしたが、相手にされない。    これが「貸し剥し」と言う物だろう?

途方にくれていた「A」さんが、先日の「民主商工会」の全国大会での金融庁への交渉で、「この事例を訴えたい!」と準備をしていた。そのことを信用金庫に話した途端、翌日に手の平を返すように「今まで通りの返済で。」と解決したそうだ。

「貸し剥し」も腹の立つ事であるが、中央官庁に訴えると言った途端に返事が180度変わると言う事もバカみたいな事である。

「A」さんは、たまたま旨く解決できたが、来年に向けてますます、消費が冷え込むであろう経済状況の中、人事ではない厳しい事例である。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同窓会?

2008年10月27日 08時42分53秒 | 友人

久しぶりに、20年来の友人である「N」さんの所に押しかけた、晩御飯を食べながら、飲んで食べて歌って、酔っ払って、泊めてもらった。

1025_0071 もう結構寒くなったと言うのに、扇風機を引っ張り出し、ランニングシャツ一丁で一人だけ暑がっている人がいる。彼が、「N」さんだ。声が大きいので、何処へ言っても良く目立つ。「大きな声で言ったもの勝ち!」的な所が支持されて、市会議員に当選した。

しかし、彼ほど地道に誠実に活動している議員を他にはあまり知らない。地域の弱い人の声を汲み上げ、若者からお年寄り、保守から革新まで巻き込んでいく人間の広さがある。こんな人に頑張って貰いたい。

1025_0041いい気分でギター片手に歌っているのは、「H」さん。竹細工では私の先輩にあたる人だ。以前は髭を生やして哲学的な風貌をしていたのだが、先日長女の結婚式の為、長年生やしていた髭をばっさりと剃ったばかりだ。現在も働きながら、「イージー・サン」と言うおじさんバンドを作って音楽活動も続けているそうだ。

1025_0061 二人の奥さん、右が「N」さんの奥さん「S」さん、左が「H」さんの奥さん「M」さん。

「M」さんも先日の娘の結婚式にフルートの演奏を披露したそうだ。子供が巣立ち、夫婦二人だけの生活を楽しんでいる。  「S」さんは大変な酒豪である。見ての通り、目の前にワインの瓶が並んでいるが次々とグラスのワインをあおりながら、良く喋る。せっかく呼んだ「H」さんのギターも、彼女の話でほとんど聴けなくなってしまう。でも、この人の言葉にはいつも感心させられる。「本音しか言わない。」感動させられる言葉をポロッと出すのだ。

20年来の友人との楽しいひと時であった。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストーブ!

2008年10月26日 10時28分46秒 | 工房

109_002つい先日まで、夏の暑さが残っていたと思っていたが、あっという間に寒くなってしまった。工房でも、そろそろ冬支度、先日の大掃除のときに、扇風機を片付け、ストーブを出した。

灯油の配達をお願いした。私のところでは、ガソリンスタンドが給油車で配達しに来てくれる。18リットルタンクを15本入れてもらったら、何と30000円にもなる。ポリタンク1杯が1980円「嘘だろう!」私の記憶の中では、ポリタンク1杯580円とか600円というような、昔の記憶がよみがえって来て、何と灯油が高くなった事か?ため息が出てしまう。

しかし、寒冷地に住む私どもにとって、お金は掛かっても、寒さ対策だけはしなくてはならないのだ。以前は学校の払い下げになった、大型石油ストーブを使っていたのだが、半日で一斗缶を一缶使い切ってしまうほど、燃料を使うため止めてしまった。今は、部署部署で細かく暖房できるように、家庭用のストーブを工房で6台、家で3台使っている。それでも、これから本格的な冬を迎えるに当たって、灯油代が心配である。

昨年導入した、太陽光発電システムが漸く一年を過ぎ、大体どれくらい発電するのか?年間の統計も取れてきたが、結果的には、業者が言うほど発電はしていない。投資金額を回収するのには約20年掛かると言うのが今のところの成果である。業者が言うように、夜10時から洗濯をしたり(オール電化にすると夜10時からの電気料金が安くなる)、ご飯の炊飯器のスイッチを朝6時までに炊き上がるようにしたり、……、そこまでしなくても、普通に生活して、ソーラーシステムの発電のおかげで、電気代が減り、余剰の売電が出来、最初の設備投資を10年くらいで回収できる様にならないと、なかなか広がらないな!

竹工房オンセ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箸休め

2008年10月25日 10時45分38秒 | ブログ

アメリカ連邦金融準備局が「今回の金融問題は100年に一度の経済津波だ。」「ゼネラルモータースが工場閉鎖」などなど、毎日の株価も乱高下してついに8000円を割り込んでしまった。いったいどうなることやら?ほんとに来年は厳しくなるぞ!

そんな中、今日は箸休めの写真を一枚。見ているうちにほんのりと暖かい気持ちになってくる。

幸せな気持ちになってくるでしょう。この眼差し!

私の知り合いの赤ちゃんでした。

竹工房オンセ

Photo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

励ましの声!

2008年10月24日 07時23分34秒 | 作品紹介

昨日はクレームの声を書いたのだが、今日は逆に喜びの声を。9月の展示会でご注文を頂いた作品をお届けした。1件は少し特別なご注文で、「横笛を入れる背負い籠」という注文でお作りした。

109_013この籠の中に横笛を入れる袋と背負える様に紐はご自分で作られるそうだ。 私も、どんな使い方をするのか?初めてのことなので、使い勝手など心配しながら送ったのだが、お客様から

「自分の描いていた通りの籠が届いてとても嬉しい。細かいところまで丁寧に仕上げてくれてありがとう御座います。」

とお礼の電話を頂いた。同じ日にもう一件、網代のA-4サイズバッグをご注文頂いたお客様からも、喜びのお葉書を頂いた。

「待ちに待ったバッグが届きました。嬉しくて目に付く所に置いて眺めています。本当に美しいです。……」

こういったお客様の声が一番の励みになります。

昨日のクレームで少し勉強し、今日のようなお客様の声で励まされ、上がったり、下がったり、…   結局、使ってくださる相手がいて、育てられているんだと思います。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クレームは財産?

2008年10月23日 17時27分23秒 | 青竹箸

先日、「半年前に買ったお箸にカビが生えた!」とお客様からクレームが入った。と、デパートから問い合わせが来た。

私どもの「由布」「鶴見」「五画」箸は、無塗装を売りにしている。「自然のまま、無塗装なので滑らない!防カビ剤などの化学物質は使っていない!」、しかし、何もしていないので、使った後、濡れたままにしておくと当然カビが生えたり、変色したりするのだ。今まで長年、この「使い易い自然のままのお箸」ということで、販売してきたが始めてのクレームである。

私たちにしてみると、「使ったまま置いておけばカビが生えるのは当たり前でしょ。常識で考えたら判るやん。」と思っていた。デパートから問い合わせが来た時は、正直、「何を言っているんだ!塗装してないのだから、悪い状態に放置しておけばカビが生えて当たり前だろう!」とか「無農薬で作った野菜に虫が付いていた。とクレームを言っている様なものだ。」と少しカチンと来た。

しかしながら、少し頭を冷やして考えてみると、「まったく竹に接した事の無い都会の人間にとっては、自然の物は手入れをしないとカビが生えることが判らないのだろう。」と相手の立場に近い状況で考えることが出来た。そこで、そういった人にでも判る「取り扱いの注意」などの しおりや看板を作ることにした。早速、ホームページのお箸のページにも

http://take-once.com/SHOP/nairehasi-yuhu.html 

「竹のお箸の取り扱い方法」と載せることにした。

我々にとって当たり前のことでも、立場の違う人から見ると当たり前ではない事もたくさんあるのだから。と少し勉強しました。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわただしい出張

2008年10月22日 13時44分21秒 | 出張

20081022132309
昨日、朝6時半に家を出て東京行きの飛行機に飛び乗った。22日に行われる「全国商工連合会」の会合に参加するためだ。立場の弱い零細業者の声を少しでも、政策に届くようにと、陳情に来たのだ。 全国から集まった中小企業業者が日比谷野外音楽堂で決起集会を開いている。私はその横の公園で一服である。 今回はパソコンを持って来ていないので、久しぶりに携帯から記事を上げてみる。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹と月夜の調べ

2008年10月20日 09時40分43秒 | 竹細工

1019_010 別府市の伝統産業会館で毎年行われている「竹と月夜の調べ」が行われた。会館前の駐車場いっぱいに竹の灯りが飾られている。もちろん、竹を斜めに切った「竹灯り」もたくさん置かれているが、やはり、別府らしく、竹の造形物を編み上げ、中に電気を灯した照明が雰囲気を作っている。高さが3メートルくらいある物や、直径2メートルの大きな玉だったり、いろいろである。

ステージでは、竹の組合員による「竹かご製作実演・四海波」。直径60センチほどの花かごを二人で組み上げている。私たちがミラノに行った時、向こうで製作実演した物と同じである。客席をうろうろしていると、大橋君や油布さんと出会った。「景気はどうですか?」と聞いてみると、やはり、「サブプライム問題からアメリカの景気が悪く困っている!」と。あの、油布さんから世界の経済状況が話されると何か?不思議な感じがしたが、それくらい、今回のアメリカの金融問題は世界を巻き込んでいるのだな。

1019_0251 竹灯りの側で、妻が持っていたバッグを撮影。これも、今やり変えているホームページの題材に使えるのでは?と思い何枚も撮ってみた。バッグだけの商品写真より、持っている所や使っている写真の方が、伝わり易いもんね。

久しぶりに妻と二人で、お祭りを見ながらゆっくりした時間を過ごしました。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロのカメラマン?

2008年10月18日 11時17分45秒 | ホームページ作り

我工房の女性陣によって、只今、ホームページの作り直しをしている。どうも、私が作ったページでは、面白みが無いと言うか?製作者としての目線で作ってしまうようだ。今回は、消費者の目線で女性陣が作っている。デザイン的にはやはり、女性(個人的な要素を多分に含む)の方が楽しいページが作れるようだ。

Img_0163aこれまで、写真などほとんど撮ることが無かったのに、急遽、カメラマンに変身。庭にテーブルを持ち出したり、食卓でテーブル小物の撮影をしたり……。

Photo

最初は、写真に文字を入れることも一苦労で、遅々として進まない。私も、見ていてむず痒い思いをしていたのだが、ここはぐっと我慢である。亀の様に一歩一歩、着実にパソコン操作を覚えて行っている。出来上がったページを見てみると、確かに今までより、うんと見た目に楽しいページに変わっているではないか?まだ、テーブル小物だけしか製作していないが、試しに覗いて見てくれ~。

http://take-once.com/SHOP/74974/list.html

只今、バッグや花篭の撮影に入っている。全てのページの更新は何時になるか?判らないが、楽しみだ。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お土産

2008年10月17日 09時42分21秒 | ブログ

「お世話になった人に少しお土産を」と思い。別府市にある観光会館に行ってきた。館内には大分県の県産品が所狭しと並んでいる。お菓子やお酒、海産物、佃煮、ジャム、椎茸……などの食料品から、工芸品(その中に竹細工も入っている)。

1014_0031014_004

面白かったのは、どのお土産品にも竹を使ったパッケージにしてあるところだ。竹の皮を使ったり、簡単なビン建てなどを竹で作ってあったりしているのだ。全館すべてに竹をテーマにお土産品を作っている事に感心してしまった。なかなか可愛い表情をしているでしょ。やはり、大分県と言えば「竹」。秋祭りの時期になると、県内いたるところで、竹の灯籠を使ったお祭りが開催される。

1222325101_300x401何千という数の竹灯りが灯されると幻想的な雰囲気をかもし出す。

また、大分には「関あじ・関さば」という、名前の通った新鮮な魚が有名であるが、以前、この関あじ・関サバに竹で作ったタグをつけてはどうか?と依頼が来たことがあったりした。この話は、金額的にまた、カビが生えたりしたときなどの問題点もあり消えてしまったが! 

竹工房オンセ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

振込み詐欺かな?

2008年10月16日 13時32分02秒 | ブログ

本日、九州電力と名乗る男から電話があった。「「電気ご使用量のお知らせ」について確認したい事があるのでお電話しました。」と言う。話をしている内に、相手が言う事と、私のところに届いている「電気使用量の通知書」と少し食い違いがあり、なんとなく「怪しい?」と思い出す。どうも、動力の電気を使っている所に向けての話の様だが、幸い、私のところでは200ボルトの動力を引いていない。そこらあたりから、なんとなく変に思い、こちらからいろいろ問い合わせてみると、突然、一方的に電話を切られた。

その後、何分経っても、かけ直してこないので、九州電力に問い合わせてみたら、「只今、その様な使用量について、問い合わせる電話をかける様な事はしていません」との、事であった。「九州電力の者は突然、電話を切る様な失礼な事はいたしません。また、何かの事故で電話が切れてしまった場合は必ず、かけ直します。」「もし、また何かご不審の点が御座いましたら、いつでもお電話下さい」と。

結局、真相は判らないままであるが、恐らく、新しい「振り込め詐欺」ではなかったのだろうか?

竹工房オンセ

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公民館掃除

2008年10月14日 09時36分15秒 | 安心院

年に2回、地域の公民館の掃除が担当で回ってくる。私の住んでいる「萱籠地区」は全部で30戸ほどの地域であるが、その中から、7~8軒くらいでグループを作り、掃除の当番になる。今回も、朝8時半に公民館に集合と言う連絡が入ったので、8時15分に公民館に行ったら、私達夫婦が一番最後であった。以前から何度も書いているが、この萱籠地区は「限界集落」と呼ばれている、年寄りばかりの過疎地域である。だから、何にしても、時間を早く早くして集まるのだ。「8時半集合」と言えば、みんな8時くらいには集まってくる。私としては「それならば、最初から8時集合!」と言ってくれれば、と思うのだが?

女性陣は公民館の中の掃除、男性陣は回りの草刈が主な仕事になる。私も背負い式の草刈機を持ち込んで参加する。草刈機には主に、背負い式と腰振り式の2種類であるが、専業農家の人はこの地域では100%背負い式である。急な斜面を草刈したり、弦など高い所も刈り込まなければならない時は圧倒的に背負い式のほうが使い易いのだ。

20081012145432ここは公民館横の国道沿いだ。この写真では少し判りにくいが、高さ6メートルほど、傾斜が60度くらいあるところを、スパイダーマンのようにへばり付きながら草を刈っていく。80歳を過ぎても、まだ現役の農夫たちである。みんな、無駄な食べ物は食べないので、贅肉などは無く、メタボとは無縁な体型だ。ちょっと見方を変えると「日干し」の様にも見えるが。軽いから、こんな急傾斜の所でも、へばりつくことが出来るのだ。ヘタッピなのは私と最近入植ばかりの陶芸家「山本」さんだ。彼に付いてはそのうち紹介する時があるだろう。私などは重たいので、ちょっと足を滑らせると、あっという間に下まで滑り落ちてしまうのだ。

秋になると、地域の催し事が多くなる。豊作を願った秋祭りもあちらこちらで行われる。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする