高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

時代籠

2024年10月30日 12時57分00秒 | 作品紹介
オーダーを頂いていた「時代籠」が出来上がりました。








伝統的な技法を随所に使って有ります。とても、重厚感のある作品になりました。
明日、お客様のところに発送いたします。😊
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思い出

2024年05月30日 19時02分00秒 | 作品紹介
横浜からお客様が来られた。
オーダーメイドでお作りした籠を持って来てくださいました。
お亡くなりになった奥様が大事にして居たぬいぐるみ🧸を入れる籠です。
お作りしたら、本当に喜んでくださり、どんな所で作られたのか?と、訪ねて来てくださったのです。



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ぬいぐるみを入れる手提げ籠

2023年12月26日 19時00分00秒 | 作品紹介
お客様から「ぬいぐるみを🧸入れる手提げ籠を作って欲しい」という特注品!






何とか年内に納めることが出来ました。
普段製作している網代編みと違い、透かし編みの籠は、倍くらい神経を使います。
網代の場合は、しっかりと隙間なく目を詰めていくことを、第一にして編んでいくのですが、透かし編みになると、詰めすぎてもいけない!間隔が空き過ぎてもいけない!
特に今回は、竹の表皮を付けて編んで欲しいとの要望だったので、ツルツル滑って動くので、神経を使いました。


しかし、作り上げた時は、実に繊細で上品な籠になりました。
お客様にお送りしたら、下記の礼状をいただきました。

【 一昨日、竹籠を受け取り、昨日は早速、新しい「家」に入れて飛行機に搭乗しました。
これまでにもトートバッグに収めて出かけたことがありますが、心持ちはまるで違います。
ぬいぐるみの雰囲気に沿ったやさしく繊細な造作は、目を瞠るばかりの美しさ。
電話、メールから模型にいたるまで、何度も繰り返しやり取りがあったとはいえ、
これほど完璧に仕上げていただいたことに、感謝の念をいや増すばかりでございます。】

作り手として、こんなに嬉しい事は有りません。
ありがとうございました😊
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赤の差し色!

2023年08月20日 06時54分00秒 | 作品紹介
20代の青年からの旅行バッグのオーダー品が出来上がりました!






昨日、お客様から
「サイズ感もよく、赤のアクセントが利いていて、ショルダーもちょうど良かったです。
旅行カバンに限らず普段用としてもいっぱい使わせていただきます。
本当にありがとうございました。
想像以上の作品が出来上がって来て、感激しています!」と、連絡が入った。

20代の青年が、これだけの値段のものをオーダーするというのは、大変な思い入れがあると思いました。😄
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使い込んだバッグたち

2023年07月19日 13時08分00秒 | 作品紹介
萩の俥宿さんでの個展も17日で、無事終了いたしました。
前半の四日間は、線状降水帯の影響で大雨になり、お客様が来ることが出来ず、苦戦した様ですが、後半は沢山のお客様に来て頂いた様です。
その中で、「何人もの方が成長した愛用のバッグを見せに来て下さいました❣️」と、写真を撮って送ってくれました。






一枚目が、20数年前にお買い上げ、
2枚目が、7年前にお買い上げ、
3枚目が、15年くらい前にお買い上げ!

はは〜〜、ありがとうございます。🙇
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キュートなバッグ

2023年06月21日 17時03分00秒 | 作品紹介
6月になって、宇佐市にあるセレクトショップ「いいね」さんで企画されたバッグが販売されました。


島根出張からの帰り道に寄ってみました。




本当に可愛いバッグに仕上がって居ます。
私だけでは、こんなキュートな🩷バッグを作る事は出来ませんが、デザイナーのチャコさんと、企画してくれた「いいね」さんのおかげで出来上がりました。

限定16個出制作したのですが、もうすでに残りわずかになって居ました❗️😁

いいねさんのブログから

https://ameblo.jp/chieak/entry-12805488880.html
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キュートなバッグが出来ました。

2023年05月26日 09時23分00秒 | 作品紹介
可愛いバッグが出来上がって来ました!





このバッグは、宇佐市内にある「いいね」さんというセレクトショップからの依頼で、バッグの本体を私が制作し、持ち手と内袋を革細工の斉藤久子さん
が制作したものです。
まだ、サンプルの段階ですが、写真を見て思わず
「可愛い〜〜❣️」と思ってしまった。

イイネさんのブログにこんな風に紹介されて居ました。

https://ameblo.jp/chieak/entry-12804369682.html

竹工芸作家高江雅人さんと
Ciao!Ciao!Chako!斎藤久子さんの
夢のコラボ作品が
あと少しで出来上がって参ります

高江さんが代表の
オンセさんの商品で
次に買いたい、と思っていたバックをベースに
お願い出来ました

チャコさん(斎藤久子さん)には
バックの蓋を黒猫シリーズで
お願い致しました
そしてお財布に付いているチャームも
バックチャームとしてお願い致しました

思い描いたその物が仕上がりました
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中川政七商店

2023年04月12日 08時25分00秒 | 作品紹介
熊本から戻って直ぐに、今度は関西にやって来ました。
昨日は、奈良市にある「中川政七商店」本店にやって来ました。

担当の商品部のスタッフさん達と、


先日デビューした「取っ手のある竹の収納篭」の売れ行きや反応を聞いたり、今後の生産の確認に来たのです。

https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639747778/





おかげさまで、順調すぎる程の滑り出しですが、生産量の方が追いつきません🙇‍♂️
少しでも竹篭の良さを知って頂くために頑張ります❗️😤
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横浜高島屋 中川政七商店

2023年04月01日 07時29分00秒 | 作品紹介
全国の中川政七商店でデビューした「取手のある竹の収納篭」
見て来ました!




横浜高島屋に見に行って来ました。
水曜日にデビューしたそうです。
通路側の一番目立つところに置いていてくれました。
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デビュー

2023年03月30日 12時12分00秒 | 作品紹介
やっと、お披露目できることになりました。

全国の中川政七商店で、工房オンセの「竹の収納籠」がデビューしました。
なるべく天然素材に囲まれて暮らしたい。
少しずつ、家具や暮らしの道具を買いそろえて、自分の好きな素材を身の回りに置けるようになってきました。
何を取り入れると心地好いかはそれぞれですが、天然素材好きならついつい集めてしまうのが、籠ではないでしょうか。
「中川政七商店の読み物」で、紹介されています。
https://story.nakagawa-masashichi.jp/246481

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竹の爪研ぎ

2022年05月29日 08時50分00秒 | 作品紹介
竹の「爪とぎ」
https://www.take-once.com/SHOP/tumeyasuri-S.html

今回、デビューしたのが、この「爪とぎ」です。
ちょっと長くなりますが、この爪とぎが出来るまでの顛末を紹介します。

昨年の夏、初めのお客様から、おじいちゃんがお気に入りの「竹の爪とぎ」を作ってくれないか?と、問い合わせがありました。
「竹の爪とぎ」?????
今まで、40年近く竹細工をしているが、聞いたことがない。
先輩の竹職人さんに聞いても誰も聞いたことが無いという。

そこで、どんなものか送ってもらうことにした。
送られてきたものには、靴ベラの様な竹片に何か、横じまの物が張られていたような物が届いた。もう古くて何が張り付けてあるのか?全くわからない。

細い竹ひごを作って張ってみると、ひごに張りがあり過ぎて、うまく接着できない。それでは、柔らかい籐ならどうだろうか?と、張ってみると、何となくいい感じだか、籐は柔らかいので、肝心の爪を研ぐことが出来ない!
いろいろな形状に籐を加工し、貼り付けてみるのだが、どうも違うようだ!

いろいろネットで調べていると、どうも、「木賊」では無いかというヒントが見つかった。
早速、花屋さんに行って、「木賊」の鉢を買ってきて、実験をしてみる。
竹に薄く削ったトクサを張り付けてみる。
木賊というのは「研ぐ草」とも言われ、とても表面がザラザラしており、物を研ぎあげるものとしても使われているようだ。







「おそらく、この竹の爪とぎには木賊が張ってあったのだ!」と、確信した。
問い合わせを頂いたお客さんに、これではないですか?と、送ってみると、
おじいちゃんが、「正に、これだ!どこにあったのか?」と、大喜びされたそうです。

それから2か月ほどして、
「その後、爪とぎの使い心地は如何ですか?」と、問い合わせてみると、
「おじいちゃんが、とても気に入っていつも使っています。
ありがとうございます。ただ、使い方が荒いのか?ところどころ剥がれて来ています。」と返事が返ってきた。
いったん、送り返してもらい、
どうして剥がれていくのか?
今度は、接着剤をいろいろ変えた見たり、接着方法、下処理の仕方、制作方法・・・・・・etc 

そして、やっと納得できるものが出来ました。
耐久性の実験もしてみました。実際に爪を削るのでは、爪が無くなってしまうので、竹を10万回ゴシゴシゴシゴシと削っても剥がれません。
これなら、大丈夫だ!

やっと、出来上がりました。
「木賊の爪研ぎ」で調べてみると、明治時代にはこれで爪を削っていたようです。
「荒城の月」の滝廉太郎も木賊の爪とぎの大の愛好者だったそうです。

今回、デパート催事にこの爪とぎを持ってきたのですが、お客様に商品説明をすると、皆さん大変興味を持ってくれます。
10個ほどもて来たのですが、前半の三日間で売り切れてしまいました。
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爪やすり

2022年04月26日 09時26分00秒 | 作品紹介
一年間、試行錯誤を重ねて来た
「砥草の爪磨ぎ」
ようやく商品化出来ました。
こういった実用品は、その耐久性とか、使い勝手などを、実際に使い込んで見ないと分からないので、今回、実際に爪を何万回も削る事は出来ないので、竹を10万回、この爪磨ぎで削ってみる実験をしました。
無事、耐久試験に合格❗️🤗








これで自信を持って販売出来ます。

https://www.take-once.com/SHOP/tumeyasuri-S.html
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ゆり篭🧺

2021年10月26日 07時03分00秒 | 作品紹介
無事、ゆりかごが完成しました。


おじいちゃんが編んだ籠🧺に、おばあちゃんが縫った布団と、編み上げたベビー服❣️
なんて幸せな孫なんじゃろう❣️🤗



結構大きな篭ですが、左右の高さを変え、縁で曲線を出しました。とても素敵なフォルムに仕上がったと思います❗️🤗





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男物バッグ

2021年07月19日 07時59分00秒 | 作品紹介
颯爽と現れたお客様❗️
一昨年、「合気道の稽古の時に持っていけるバッグを作って欲しい。」と、オーダー頂きお作りさせて頂いたバッグです。
「何処に行っても私じゃ無くて、こっちに目線が行くのがわかるんだわ。」と笑って仰る。




男性用の竹バッグも素敵でしょ❣️
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中国へお嫁入り

2021年07月05日 16時49分00秒 | 作品紹介
先日、中国へお嫁に行ったバッグたち、
届いたお客様から、喜びのメッセージが次から次へと届いて来たそうです!🤗










ありがたいことです。
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