ついに!ついに!今年一年悩まされ続けた「水難の相」と決別することが出来た!
先日、音波を使って何処から水漏れがあるのか?調べてもらったが、判らないまま、順番に配管を掘りかえす事になった。本日、水道工事屋さんと私と二人で掘り返した。まず、最初にお風呂の側の所を掘り返し、水源からお風呂までとお風呂の先からを分けて、水圧を掛けて調べてみる。結果はお風呂より先の部分で水漏れをしていることが判った。水圧を掛ける機械は至ってシンプルで、手押しのポンプで水を送るだけである。
手前に見えるのが、水圧を掛ける機械だ。受け皿に水を入れ、右に付いているハンドルを上下させると、水が送り出されていく。左についている圧力メーターを見ていると、漏れがあるのか?無いのか? すぐ判るのだ。
次に、私の家と工房の間を掘ってみる。ここで、ほぼどの配管が漏れているのか?が判った。我が家から、工房の台所方面に伸びている管に問題がある。どれだけ圧力をかけても、一向にメーターが上がらない。この時点で、「どれほど嬉しかった事か!」最悪の場合は、家の下の基礎を壊して、床下に潜り込んで工事をしなくてはならないか?と考えていたからだ。とりあえず、最悪の家の下の配管に問題は無い事が判った。
工房の台所方面に向かう配管は、最初に配管してから後に、他の所の工事をするとき、重たいショベルカーやトラックが上を通っている内に、配管にひびが入ったのだろう。今はその上をコンクリート舗装してしまっている。コンクリートを20メートルも剥がして工事するのは大変なので、台所の部分へ、他の配管から新しくつなぎ直す事にした。距離にして5メートルほど、新しく配管すれば、水漏れする部分を使わなくて、台所も水を使える様になる。
これが新しく施設した所だ。普段やらない土堀りはなかなかキツイ!
新しい配管を繋いで見ると、もちろん台所は以前の様に使えるし、水漏れがピタリと止まった。
「ヤッター!」
今まで、いつも喉の奥に引っかかっていた 魚の骨が、やっと取れたような感じだ。
最近、リストラや経済危機など、暗いニュースばかり聞かされている中で、これほど、明るい兆しが、この水の一件で開けていくようだ。
「工房オンセは来年も頑張りますぞ!万歳!」
竹工房オンセ