高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

日本橋三越 2

2008年12月31日 09時38分54秒 | 出張

1230_0021 いよいよ、昨日から三越での職人展が始まった。3ヶ月ぶりの接客で、最初は旨く言葉が出てこない。ある程度、接客していると少しずつペースが戻ってきた。

嬉しい事に、葉書で出店をお知らせしていたため、多くの常連さんが、年末のこの忙しい中わざわざ顔を出してくれた事だ。皆さん、私の状況をブログで知っていて、「お正月を一人でこちらで過ごすんですね!」と正月の過ごし方まで心配して頂き、ワインを頂いたり、いろいろ食べ物の差し入れを頂いた

「皆さん、本当にありがとうございます。」

1230_0041 初日を一日終わってみて、さすが三越本店だ。会場全体でも前年以上の売り上げがあった様だ。地方の催事1週間分くらいの売り上げを一日で上げてしまうのはさすがである。

テレビの報道を見ていると、今回の催事も閑散とした状況に成りはしないか?と心配していたが、ぜんぜんそんなことは無い。

マスコミが「不況だ!危機だ!世界恐慌だ!」などと、あまりにもあおりすぎである。あなたたちのお陰で、どんどん不安感ばかりが煽られ、ますます財布の紐が硬くなっている様な気がする。

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日本橋三越 「巧の技展」

2008年12月30日 08時02分18秒 | 出張

年末の大掃除、お餅つきを終え、今日は朝の飛行機で東京にやって来た。日本橋三越で始まる「巧の技展」の準備日である。全国から95の業者が一同に集まる一大イベントである。

大分発10時30分。羽田からモノレールで浜松町まで、山手線に乗り換え神田で下車。丁度、同じ頃福岡から出発した、伊万里焼の福ちゃんと合流。神田からホテルまで、荷物を転がしながら歩く。今日の東京は天気も良く、温かい。ホテルに荷物を置いて、三越へ。

1229_0011 我々が三越に付いた時には、もう沢山の業者が飾り付けを始めていた。懐かしい顔があちら、こちらに。夏の職人展で一緒になる、しな織の石田さん、銅器の島倉君、靴の杉浦君、籃胎漆器の井上さんとみんな揃っている。今年は厳しい近況報告になるだろうが、良い仲間に会って、元気を貰って、また頑張る。ブログの帝王 大川さん、ブロ爺ー 小峰さん……。

ある程度飾り付けが終わった時、5時から全員が事前研修だ。社員食堂に150人以上集まり、デパートでの規則や約束事、社員研修担当の女性社員が、これ以上出来ないというほどの笑顔で話しかける。「口角を2度上げて笑顔で接客してください!」と、すると、「への字」に結ばれたオジサン、オバサンが一生懸命笑顔を作るのだが、半分引きつっている。生まれつき、「ドナルドダック口」の福ちゃんはお手の物である。

何はともあれ、明日からの本番に向けて飾りつけが終わった。

沢山のお客様が来て下さいます様に!

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お餅つき!

2008年12月29日 19時28分04秒 | 家族

毎年恒例の「お餅つき」。今年ほど、温かく天候に恵まれた餅つき日は久しぶりである。昨年は雨で、屋外では餅つきが出来ず、工房の軒下で餅をつき、丸めるのは工房の中でしたものだ。一昨年は、雪が降り積もる中、手を震わせながら、缶ビールを雪の中に冷やし、凍えそうな中でやった。

2008_61今年は本当に温かく、メンバーも1家族増え、賑やかになった。我が家も、二人の息子が大きくなり、搗き手には事欠かなくなってきた。

この餅つきの中心メンバーは、長男クルムの小学校の時のPTAメンバーが集まっている。それに、仲の良い工芸仲間である、由布院の陶芸家「肥後さん」夫婦が参加している。何年たっても、気を使うことなく、子供の成長話を中心に何時までも盛り上がる。いろんな学年でPTA関係が出来るのだが、このメンバーと集まるのが、一番楽しく、疲れない。もう、最近では、当の子供たちは集まる事は無いのだが、相変わらず親だけが集まって飲んでいる。

今年の餅は伸びも良く、美しく搗けた。やはり、杵つき餅は美味しい。九州では、搗きたての餅を小さくちぎり、大根おろしにカボスと醤油で和え、さっと生のまま食べる「酢餅」が美味しい。

最近は、餅を食べる量が減ってきて、一家族、二臼か三臼なので、大体10臼ほどで搗き終わってしまう。私が子供の頃は、大家族という事もあって、親戚中が集まって20臼くらい搗いていたものだが。年末の大掃除と餅つきが一年の中でも一大行事であった。

来年も全員が変わりなく、元気に餅つきに集まることを願って!

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2008_691

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背中を流そうか?

2008年12月28日 09時15分45秒 | 家族

年末年始の催事に出張する為、家族4人が揃っているのは、五日間しかなかった。

私がお風呂に入っていると、新潟から帰ってきている長男クルムが入ってきた。「お父さん、背中流そうか?」 嬉しい一言だ。背中を洗って貰いながら、取り留めの無い学校の事や、友達の事を話す。なんか、こんな一時が一番幸せである。 力任せにこするので、ちょっと背中がヒリヒリするが、これも「あの小さかったコイツがこんなに逞しくなった。」と嬉しいのである。

家族4人で揃っての夕食。男3人が次から次へと食べていくので、悦子は次から次へと料理を作ったり運んだりで、本人は一向に食べることが出来ない。それでも悦子は「掃除機に吸い込まれていくみたい、冷蔵庫の物がどんどん無くなっていく。嬉しい!」と、妙な表現をする。最近は妻と二人きりで食事をするだけで、「豆腐に納豆にお魚」等のダイエット食が多いので、食べ盛りの子供たちが帰って来て、料理を作ることに追われている事が嬉しいのだ。

私は私なりに、妻は妻なりに、子供との関係を肌で感じながら、この五日間を精一杯楽しんでいる。

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大掃除と忘年会

2008年12月27日 06時49分58秒 | 工房

年末は慌しい気がするが、工房も全員で大掃除。棚の道具や荷物を引っ張り出し雑巾がけ。いろんな材料が出てくる。「また、何時か使えるかな?」と思って取っておくのだが、結局1年間使うことも無く、翌年に持ち越される。今年は、目を瞑って、「エーい!」と処分することにした。1年間使うことが無かったら、恐らく、これからも使うことは無いであろう。

1222_0031 作業場が綺麗になり、窓ガラスもピカピカになった。軽トラック一台分、大きなゴミも処理した。

大掃除が終わって、一年間の報告と反省会、「来年からの大不況に備えて、気を引き締めて行かないと生き残っていけない!」と。

1222_0061 最後にささやかな忘年会。今までは、近くの料亭で(近くと言っても6キロほど離れている)で、忘年会をするのだが、毎年毎年同じ所ですることへのマンネリ化もあり、今年は工房で、豚汁とから揚げ、お寿司などで簡単に行う事にした。残念な事に、私の工房のメンバーは飲めない人が多く、今回は特に時間も早くから、という事もあり、3人ほどが軽くビールを飲んだだけだ。

「来年は本当にどんな年になるのだろう?」まったく予想がつかない!それでも、竹細工しか無いのだから、「この仕事の中で足を踏ん張って、足元をしっかり見て一生懸命やるしかない!」

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玉やー!

2008年12月26日 05時26分34秒 | 家族

1225_0191 クリスマス恒例の「別府花火大会」。花火は夏だけの風物詩では無いのですね。

12月24日、新潟から長男のクルムが帰ってくる日だ。飛行機で新潟から福岡へ、福岡からは高速バスに乗り、別府湾サービスエリアまで帰ってくる。バスが付くのが夜の10時30分だ。丁度、クリスマスイブのイベントで、花火大会が開催されている。妻と次男坊シンラと3人で見に行ってきた。花火大会の帰りに長男を迎える事にした。

1225_0051_2 今の花火は、巨大なスピーカーから、音楽がガンガン流れ、その曲に合わせて花火も演出されている。リズムに合わせて、花火の「ドン」「ドン」という音もドラムの音の様に計算されている。ケミストリーだったり、宇多田ヒカルだったり、最後はパイレーツ・オブ・カリビアンにあわせて最高潮に達した。

昔の様に「玉やー!」とのんびりしているのでは無いのだ。

花火を私のデジカメで綺麗に取るのは難しい!

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携帯電話?有線電話?

2008年12月25日 09時19分22秒 | デジタル・インターネット

いつも書いていますが、私の住んでいる所は、大変な過疎地で殆んど人が住んでいない。その分、インターネット環境にしても、光通信なんて、夢の夢、ADSL回線も無い、未だに電話回線のISDN回線である。同じように、携帯電話も繫がりにくく、「家に居る時は携帯に掛けても繫がらないから固定電話に!」と友人には言っている。

携帯電話はdocomoを使っているのだが、先日らいの宣伝で、ムーバの携帯をフォーマに切り替えると15000円サービスがあるキャンペーンを知った。尚且つ、フォーマ通しなら、家族間無料だそうだ。しかし、家に居る時は、携帯が繫がらない!妻と二人で外出している時は、二人で一緒に出ているのだから使う必要が無い!   それでは、家族間が無料になっても意味が無い! と思っていた。

ところが、ある耳寄りな情報を聞いてきた。

1224_0021 窓ガラスに特殊なアンテナを貼り付け、そのアンテナに携帯電話を繋ぐ事で、電波状況が改善されるのだ。早速、妻のムーバの携帯をフォーマの最新機種に交換し、家族割引の手続きをし、アンテナの申し込みをした。それと、最近近くにドコモのアンテナが増設されたのか?以前よりは電波状況が強くなっている。

ドコモの人が調査に来て、屋外では問題なくファーマが繫がるようになっているのだが、室内はやはり場所によって繫がりにくい、ということで、アンテナを2本無料で置いていってくれた。早速、窓に吸盤でアンテナを取り付け電波状況を調べてみると、これならば問題なく通話が出来るようになった。

ただ、携帯電話なのだが、アンテナから出ているコード(5メートル)に繋いでいないといけない。これだと、携帯電話なのか?有線電話なのか?判らない!でも、でも、これから、私が出張に出た時も携帯通しで無料で話が出来るようになった事は非常に大きいことだ!

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こんなんできましたー! 2

2008年12月24日 08時37分49秒 | 作品紹介

12月30日からの「日本橋三越」での「巧の技展」でお披露目する革小物たち。

Photo 携帯入れ、

Photo_2 長財布、

Photo_3折財布、

この写真は黒っぽいものばかりになりましたが、今の所、色は黒・こげ茶・薄茶の3色ですが、赤や緑や黄 も作って行こうと思ってます。この他、名刺入れ・眼鏡ケースなども作りました。まだまだ、いろんな革小物が作れますね!

先日、この作品を同じ竹業界の人に見せたら、「この網代編みを自分の所で作れるのが凄いね!」「輸入の編地では無くて、自社生産できるのが強みだね!」本当にそう思います。値段の追求だけで、産地を誤魔化し、輸入生地で作った品物をよく見ますが、私のところでは、少し高くなっても本物を正直に作っていくしか出来ない!

「理由あってこの値段なんです!」と言いたい!

是非、関東方面の方、12月30日から1月12日まで日本橋三越へ見に来て下さい。お待ちしています。

竹工房オンセ

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佐志生工芸村 来福堂 2

2008年12月23日 10時55分16秒 | 職人仲間

1221_0311今回「来福堂」に遊びに来たのは、「仲間内の音楽会を楽しんで貰いたい!」という事で企画されたパーティーである。毛利さん意外は、セミプロ級の人達だが、ご本人は決して旨くは無い、というより、音痴である。でも、この半年、素人ながら一生懸命練習し、持てる力を精一杯表そうと思っていることは充分伝わってくる。

経営者として、こんな立派な功績を作りつつ、音楽まで旨かったら、出来すぎですよ!

そういえば、私の所でも、以前「優しい男のピアノコンサート」と銘打って、素人ばかりの父ちゃん8人が、弾いたことの無いピアノを毎日毎日練習して発表会をした事もありました。何とその時私が弾いたのはプレスリーの「好きにならずにいられない 」であった。1221_0221また、機会を作って再挑戦しようかな?

音楽を聴きながら、あちらこちらで話が弾む。

しこたまワインを飲んで、良い気分!

1221_0361我らが竹細工の重鎮「油布」さん と、この別嬪さんは毛利さんの奥さんの「ムッちゃん」だ。ホームパーティーをすると、一番大変なのは、奥さんである。旦那は、お客さんを迎えて気分良く盛り上がるが、準備から、料理や片付け、その他こまごました事すべての事が奥さんに圧し掛かってくる。しかし、ムッちゃんはそれを楽しみながら、愛情を込めて旦那を家族を見ている。やはり、良い女房が旦那を育てるんだね!

1221_0411最後にノウテンキなオヤジが 3人で記念撮影。パチリ!

9時過ぎまで、飲んで騒いで楽しませて貰いました。また、来年も参加できると良いですね。

竹工房オンセ

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佐志生工芸村 来福堂 1

2008年12月22日 11時41分05秒 | 職人仲間

大分県臼杵市の佐志生工芸村 「来福堂」に行ってきた。先日のミラノメンバーの一人、毛利達男氏が経営する会社である。今年の5月に新社屋を建てて、オープンしたばかりだ。オープニングレセプションには、私は出張中で参加できなかったため、初めての訪問である。

1221_0021別府市から 車で1時間、大分市内を抜けて、坂ノ市、佐賀関、そして臼杵市内に入る。県道を走っていると佐志生の家並みが見える所に、突如、プラネタリュウムの様な建物が目に入ってくる。驚くほど大きな建物である。

1221_0051 古民家から移築した格子戸の玄関。「にじり戸」を意識しているのか?小さな入り口を跨ぐようにして入っていく。外から見るとコンクリートの打ちっぱなしの、現代建築だが、中に入ると古民家を思わせる落ち着いた雰囲気になる。

広々とした空間を贅沢に使った作業場だ。この日は音楽会の為、スポットや照明がまぶしく、「何処かのクラブだ。」と言っても可笑しくない雰囲気になっている。

建坪70坪、10台ほどのパソコンがあちらこちらに置かれ、デザインから製作、発送と全体が一つの大きな部屋で簡潔するように出来ている。20台の若いスタッフばかりで、活気がある素晴らしい作業場だ。

1221_0241 印象的だったのは、あちらこちらにぶら下がっている洗濯挟みだ。商品の原画が乾くまで、ぶら下げる為なのだろうが?それが、全体の中のアクセントとして、とても目を引いた。

展示室や作業場、発送場など何処を見ても「凄い!」唸るばかりである。              つづく

竹工房オンセ

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こんなん出来ましたー!

2008年12月21日 10時53分53秒 | 作品紹介

Photoキーホルダー」

網代編みと革を組み合わせた小物シリーズです。やっと、やっと、ここまでこぎ着けました。

Photo_2 こんなんのも、出来ました。「印鑑入れ」。この編地のハリがとっても良くて、竹だけが持つ張りが特徴です。

まだまだ、あるよ。

Photo_3 「小銭入れ」

試作に試作を重ねて、やっとここまで出来ました。

特に、こんな景気になった時は、高額な品物より、少し買い易い品物も必要ですよね。それと、最近写真を切り抜くことを覚えました。

竹工房オンセ

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決別!

2008年12月20日 08時07分34秒 | ログハウス

ついに!ついに!今年一年悩まされ続けた「水難の相」と決別することが出来た!

先日、音波を使って何処から水漏れがあるのか?調べてもらったが、判らないまま、順番に配管を掘りかえす事になった。本日、水道工事屋さんと私と二人で掘り返した。まず、最初にお風呂の側の所を掘り返し、水源からお風呂までとお風呂の先からを分けて、水圧を掛けて調べてみる。結果はお風呂より先の部分で水漏れをしていることが判った。水圧を掛ける機械は至ってシンプルで、手押しのポンプで水を送るだけである。

Cimg88791手前に見えるのが、水圧を掛ける機械だ。受け皿に水を入れ、右に付いているハンドルを上下させると、水が送り出されていく。左についている圧力メーターを見ていると、漏れがあるのか?無いのか? すぐ判るのだ。

次に、私の家と工房の間を掘ってみる。ここで、ほぼどの配管が漏れているのか?が判った。我が家から、工房の台所方面に伸びている管に問題がある。どれだけ圧力をかけても、一向にメーターが上がらない。この時点で、「どれほど嬉しかった事か!」最悪の場合は、家の下の基礎を壊して、床下に潜り込んで工事をしなくてはならないか?と考えていたからだ。とりあえず、最悪の家の下の配管に問題は無い事が判った。

工房の台所方面に向かう配管は、最初に配管してから後に、他の所の工事をするとき、重たいショベルカーやトラックが上を通っている内に、配管にひびが入ったのだろう。今はその上をコンクリート舗装してしまっている。コンクリートを20メートルも剥がして工事するのは大変なので、台所の部分へ、他の配管から新しくつなぎ直す事にした。距離にして5メートルほど、新しく配管すれば、水漏れする部分を使わなくて、台所も水を使える様になる。

Cimg88821これが新しく施設した所だ。普段やらない土堀りはなかなかキツイ!

新しい配管を繋いで見ると、もちろん台所は以前の様に使えるし、水漏れがピタリと止まった。

「ヤッター!」

今まで、いつも喉の奥に引っかかっていた 魚の骨が、やっと取れたような感じだ。

最近、リストラや経済危機など、暗いニュースばかり聞かされている中で、これほど、明るい兆しが、この水の一件で開けていくようだ。

「工房オンセは来年も頑張りますぞ!万歳!」

竹工房オンセ

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忘年会 2

2008年12月19日 08時06分27秒 | ブログ

昨日の続きで、

本当に食べきれない食材が提供されている。人件費などに経費を掛けない分、その分を食材の仕入れにまわし、「あそこの料理は凄い!」という口コミを産んでいる。今回参加したメンバーも「これは凄い!凄い!」同じ飲食店を経営する仲間が見ても「自分の所では、この値段で絶対にこんなに出せない!」と脱帽するくらいである。

1211_0561_2 新鮮な食材を前に、子供の様にはしゃぐ「K島」さん。

さすがにこれだけの量はおっさん9人でも食べきれることは出来ない。

最後は〆にうどんが出るのだ。

みんなで、食後に記念撮影。でも、おっさんばっかりで色気がないなー。

1211_0631 来年は綺麗どころも参加させてやりましょう。

私は残った蟹を頂いて、我が家でこれになりました。チャンチャン。

竹工房オンセ

1211_0681

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忘年会 1

2008年12月18日 11時10分58秒 | ブログ

昨日は民商の忘年会、この先行き不安な社会情勢に対して、仲間内で美味しいものを食べて元気をつけよう! という事で、今回は安心院町にある会員さんのお店で忘年会をした。

「見返り山荘」というお店で、めったに人は入ってこない山の中腹にある。回りはうっそうとした森に囲まれた山の中、鹿や猪、狸、狐が隣人である。変わったお店で、商売気はあんまり無い。完全予約制で一日に二組までしか予約を取らない。炭火の囲炉裏を囲んで、新鮮な食材を出す。調理はバーベキュータイプなのでお客さんが自分で焼く。料金は一人5000円、最低6人から、お酒は持ち込み自由……。という商売である。

これで商売が成り立つのだろうか?と思われるのだが、考え方を代えれば、完全予約制なので、無駄な仕入れはしなくても良い。調理も下ごしらえだけなので、予約の時間までに行えば良いので、調理の人員が店主一人で良い。予約の無いときは、他の仕事が出来る。無駄な、人件費や仕入れが要らないので、新鮮な良い食材が提供できる。などなど…メリットも沢山あるのだ。

それで、出てきた食材がこれである。

1211_0461_2 1211_0501

海の幸、山の幸がテンコ盛り。最初に牛刺を鷲摑みにして口にほおり込む、肉の甘さが口中に広がる。炭火で牛肉・サザエ・ホタテ・蟹・鮎……と乗せても乗せても、まだまだ出てくる。

イセエビも蟹もまだ生きているので、焼くのはもったいないと生で踊り食いである。

1211_0601_2 伊勢海老にかぶりつく「T花」さん。堪えられません!

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水難の相?

2008年12月17日 07時21分06秒 | 安心院

ちまたでは、今年の一年を表す漢字は「変」と発表されているが、我家のこの一年を現す漢字は「水」かな?

今年は1月に、本当にバカなうっかりミスで、ボーリングした井戸水が枯れてしまったと勘違いに始まり、大掛かりな補助タンクつけたり、その時、水圧の強いポンプを据え付けた為、何処かの配管から水漏れが出る様になってしまった。時間が経つにつれ、少しずつ漏れが大きくなって来ているようだ。その為、毎晩、寝る前になると、ポンプの電気を切って眠る事にしているのだが、何時までもそんな事をしているわけにはいかない。

知り合いの電気・配管をする友人に来てもらい、何処から漏れているのか?音波で探してもらうのだが、なかなか見つからない。結局、日を改めて、ポンプに近い元の方から掘り返しながら探すことになった。何分、地面の中のことなので、思うように見つからないのが歯がゆい!でも、ここで、今年の「水難の相」とは決着を付け、さよならしたいものだ。

竹工房オンセ

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