http://blog.goo.ne.jp/takae_1/e/1da57652478ffc2f386541d24a9cb66a
京都の真綿ふとんの長谷川さん、
長谷川さんは、冬が主力の商品、私どもは夏が主力の商品ですから、昨年から、私のところが、年末年始の職人展を出店しなく為ってしまった為、もうご一緒に為ることは無いのではないか・・・・・と、思っていたのですが、
今回、厚い夏にも、本物の真綿布団を紹介したいと、意気込みを持って長谷川さんが出店されていました。
1年半ぶりに、お会いした瞬間、昔からの旧友に合うような嬉しさが込み上げてきました。
前回同様、お時間を作って人生の深さをご教授頂きました。
今回は、健康にも気を使って頂き、
「お昼寝をするときにでも、使って下さい。」と、こんな素敵なプレゼントを頂きました。
蕎麦殻で作った枕です。
何か、良い夢が見れそうです。
ありがとうございました。
今回の松江での「手わざの道具展」で、お隣の売り場は、秋田の曲げわっぱの栗久さんこと、栗盛さんでした。
この人の作品は、色んな所に工夫がされており、グッドデザイン賞をとって居るほどだ。
作品のみ為らず、販売の仕方にも栗久さん独特の言い回しで、お客様の心を掴んでいる。
大きな声の秋田弁で栗久ワールドを作っていく。
もう一つ、栗久さんの特徴は・・・・・
業界一の愛妻家である。
私も自分では、愛妻家と思っているのだが、この人ほど、「かぁちゃんのお陰だ。」「かぁちゃんの・・・・」「かぁちゃんの・・・・」を連発する人は居ない!
私も何度か、奥さんにお目に掛かっていますが、栗久さんが、ベタ惚れするのがよく分かる秋田美人です。品があって、出しゃばらず、それでいて芯の強さが伺える方です。
その栗久さんから、曲げわっぱのお櫃を頂いてしまいました。
「高ちゃん、あんたに是非使って貰いたかったんだ!」と、
嬉しいですな~、そんなこと言ってもらえるなんて・・・・
早速、大事に使わせてもらいます。
ありがとうございました。
阪急に出店している業者の中に、手作り時計の秋友さんがいる。
彼は実に、匠にスマホを使いまくる、スマホの達人である。
昨日も、私の持っているiPhoneの写真を、彼の所に転送しようとしていると、
私は、写真を選んで、メールで送信するということをやっていたのだが、
彼が、
「高江さん、Air Drop で送ったら良いですやん。」と、
「Air Drop ???」
iPhoneには、Air Dropという機能が付いているそうだ。
今まで、1年間使っていたが、初めて知る機能である。
使い方は、アップルのこのページに書いてあるので参考にして下さい。
http://www.ipodwave.com/iphone/howto/airdrop.html
このAir Dropを使うと、メール等に添付しなくても、自分の近くにいるiPhoneに写真やビデオを簡単に送ること出来るのだ。
いつも、スマホをいじくって、何やらやっている。
インスタグラムと云う、サイトから、面白い画像を探してきては、コメントに使ったり、メールをしてくるのだが、
その画像の、幅広さ、可笑しさには、びっくりする。
私の家では、大分合同新聞を取っていないので、工房のスタッフが、合同新聞を持ってきて
「大内さんが新聞に載っていましたよ!」と、
5年ぶりに「別府竹細工」の伝統工芸士が認定されたのですが、
今までの歴史の中で、初めての女性伝統工芸士が誕生したのです。
記事を読んでいくと・・・・・
「宇佐市の竹工芸家の元で修行後」と、ある。
そうなんです、(ちょっと、鼻が高くなっています)
大内さんは、竹の学校を卒業後、私の所で8年間修行をした後、独立したのです。
女性らしい、精密で丁寧な仕事をする人です。
特に、仕上げの美しさには素晴らしい物があります。
工芸の世界で、伝統工芸士の称号は、大きな節目となります。
これからは、何処で個展や展示会をしても、伝統工芸士 大内良子として見られます。
頑張って下さい!
これで、工房オンセから、私、梶谷さん(5年前)、大内さんと、3人の伝統工芸士が認定されました。
次は、遠藤君が為ることを期待しているのですが・・・・
土曜日の夜「スゴ~イデスネ視察団 世界が驚いたニッポン」という番組を見ていたら、この回は、ニッポンのデパートの視察であった。
私も仕事柄、デパートに出店することが多いので、興味半分に見ていたら、何処かで見たような・・・・・デバ亀が。
「????」
拡大してみると・・・
何と、画面の端の鏡に映された、長崎のべっ甲屋「岳野」では無いか!
こんな所から、スケベそうな顔をして覗いて居た!(笑)
私は見た!
今回の宇都宮では、見苦しい細野君の写真が続いてしまったので、今日は、びしっと座り姿も決まっている、東京亀戸の包丁や「吉寛」さん、
毎日、お客から持ち込まれた包丁を研ぎ直ししています。
機械を使わず、すべて手で研ぎ上げています。
研いで居る時の姿が、実にカッコイイのです。
江戸っ子何でしょう、キレの良い話口が実に気持ちのよい吉寛さん、眼の奥には、鋭い眼光がひかっているのですが、一度、ニコッと笑うと、なんとも言えない人懐っこさが広がる人です。
包丁の刃先では無く、包丁の側面を何やら変わった物で磨いているではないか!
気になって、如何しているのか見ていると・・・・・
包丁の持ち手の木の部分に、金剛砂をつけて、側面を研いでいるではないか!
「へ~~~~、」
「包丁の側面は、砥石をかけては良くないのよ。この金剛砂を付けて研ぐのよ!」と、江戸弁で教えてくれました。
また、一つ勉強になりました。m(_ _)m
太っちょ仲間の細野くんが、激痩せしていた、
彼はもともと大口を叩く男で、
「私は、その気になれば何時でも痩せることが出来ますから」などと、言っていたが、昨年の夏まで、ブクブクと見るたびに太っていた。私も内心では、「こいつ、何時もこんなこと言っているが、どんどん太って行きよる。プププ」と、思っていた。
半年前の細野君。
ところが、今回まるで別人の様になって、現れたではないか!(>_
信じられないくらい痩せていた。
きっと、私達には言えない、重い病に侵されて居るのだろう・・・と、考えた我々太っちょ仲間は、沢山栄養を与えて、元に戻してあげたく為った。
先週、テレビ未来遺産 「世界が驚く日本の職人」という番組をやって居た。
私も、職人の端くれなので、どんな人が出ているのだろう?と、興味を持ち見て見ると・・・・・
調理人であったり、鍛冶屋さん、ガラス、家具・・・・いろいろな職人が紹介されていた。
その中で、私の知り合いが二人も出ていた。
一人は、新潟の鎚起銅器の島倉さんのお父さんだ。
鎚起銅器とは、読んで字のごとく、木槌や金槌で、銅板を叩いて器を作って行くのだ!
平たい銅板を、木槌や金槌でまんべんなく、手加減しながら叩き続けることで、ヤカンの形にして行ってしまうではないか!
まさに、驚くべき職人技である。
テレビ画面に映っていた、お父さんの腕は、78歳だというのに、血管が浮き出た力強い腕であった。
素晴らしい職人技に見惚れて、続きを見ていると、今度は、南部箒の高倉さんが出て来た。
この南部箒の特徴は、縮れた穂先に在るようだ。高倉さんの所では、南部箒の材料となる、ホウキモロコシの栽培から行っているのだ。
私は、この写真に写っている高倉さんと友人ですが、本当に真面目で誠実な方です。
我が家にも、このお二人が作った作品があった。
どちらも、我が家では欠かせない道具として活躍しています。
モノポリーの歴史
世界凶況の吹き荒れる 1930 年アメリカの一労働者チャールズ・ B ・ダロウによって製作され、 1935 年よりパーカーブラザーズ社から発売され、以来全世界で 5 億人といわれるプレイヤーを抱えるゲームとなりました。
と、ある
私が小学校の頃から、嵌ったゲームで、今でも全世界でモノポリーゲームは楽しまれている。
実際の実業の世界をゲーム版の上で楽しむ事が出来るゲームだ。
何故、急にこんな古い事を思い出したか?というと、今回の札幌東急での催事で、隣の売り場の「アートフォルム」の橋野さんが、このモノポリーゲームのマスコット、「モノポリーおじさん」にそっくりなのだ!
橋野さんは、こう見えても、木工作家として世界的に活躍している人で、アメリカの美術館で、橋野さんの作品が扱われて居たりする。
私が、橋野さんに「モノポリーのキャラクターにそっくりですね」というと、
「アメリカに行っているときに、帽子を被ると、えらく喜ばれるが、この事だったのか!」と、驚いていた。
しかし、実に人懐っこい、愛らしいキャラクターの方ですな!
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ワンクリックありがとうございました。
昨日の朝、突然の竹組合からのメールで、「訃報、渡邊昭雄先生がお亡くなりになりました。」と、連絡が入った。
「え~~~~~~、」あまりの事に、言葉が出て来ない!
夜になり、妻からお通夜の様子を聞かせて貰うと、一昨日まで元気にしていたのに、突然の心筋梗塞でお亡くなりになったそうだ。
生涯現役を貫いた生きざまであった。
考えてみると、理想的な生き方であるでは無いか!生涯現役、73年間の職人生活。
亡くなる間際まで、仕事をして、ボケる事も無く、竹の中で生まれ、竹の中で死んで行かれた一生であった。
4年ほど前の私のブログの記事に「生涯現役、68年!」と、書かせて頂いた。15歳から、竹の職人として88歳まで、現役生活73年とは・・・・・!
http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20100427
網代編みの第一人者として、特に、角物と呼ばれる、箱物を作らせたら、歴史的にも最高の技術の持ち主であられた。
私などは、昭雄先生から、どれほど竹篭の技術を教えて頂いた事か!
本当に、職人として理想的な生き方をされた先生です。
ご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。合掌!
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今回の相模原伊勢丹の催事でお隣さんは、福島県から来ている桐下駄の黒澤君だ。
がっしりとした体格で、俳優の坂口憲二似のイケメンである。
初日の朝、「一週間、隣で宜しくお願いします。」と、礼儀正しい青年で好感が持てる。
ちゃんと、挨拶の出来る事は、当たり前のことであるが、清々しい気持ちにさせてくれますね。
「いろいろ、難しい事は覚えなくても良い!最低限、「ハイ!」と返事が出来る事と、気持ちよく挨拶できる事」それだけ出来れば充分だと言っています。
少し、話を聞いてみると、プロ野球選手を目指して、頑張っていたが、肩を壊して夢をあきらめ、家業の桐下駄の世界に入って来たそうだ。
現在はご両親と3人で、全国の催事を回っているそうだ。
あまりにも、気持ちが良い青年なので、彼の名前を彫ったお箸を作ってあげた。
すると、代わりに、こんな下駄が帰って来た・・・・。
まさに、海老で鯛を釣るとはこの事ではないか・・・・・(;^_^A
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