高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

こんな可愛い子が

2006年11月01日 10時00分17秒 | お客様

上野松坂屋での催事も無事終了。昨年までは「流星展」という花展と一緒に開催されていたので関東一円から、その花展を見に沢山のお客様が来られていた。私たちの会場まで賑わいの恩恵にあり付いていたのであるが、今年はその花展がない分ずいぶん寂しいお客様の入りであった。

上野松坂屋は地域的なことから、アメ横などを控えた下町感覚のお店である。ビックリするのは男のお客の多いことだ。おじさん、おじいさんが多いのだ。普通のデパートは奥様や若い女の子が買い物をするのがほとんどであるが、ここは本当におっさんが多い。話しかけても返事をするのでもなく、ただ、じーっと見ている。そして何も言わずに去っていく。実にやりにくい。私も買い物に行ったときは逆にそんな風に見られているのかなー?

_043そんな中、こんな可愛い子が竹のバッグに興味を持ってくれました。 さわやかなお嬢さんだ。こんな娘にうちのバッグを持ってもらいたい。うちの作品に興味を持ってくださるお客様は大体雰囲気がある。あまり派手なギンギラギンの人は見向きもしない。少し、控えめで落ち着きのある人が多いのだ。このお嬢さんも若いのに手作りの物が好きでよく工芸展などを覗いているそうだ。話すことにも知性が漂う、賢そうな人だ。是非、うちのファンになってね!

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新婚時代を思い出して

2006年07月12日 22時21分00秒 | お客様

_117 日本橋三越での職人展最終日、カルフォルニアから来ているという若いカップルが私のバッグを買ってくれた。片言の英語で話を聞いてみると、カルフォルニアから来ていて彼女がとっても私の作品を気に入ってくれて、ご主人もニコニコしながら彼女にプレゼントされたのだ。写真でもわかるように、本当に性格の良いお嬢さんだ。私も彼らたちとの遣り取りが大変印象深く、楽しい時間を過ごさせて頂いた。私のバッグが西海岸の燦燦と輝く太陽の下で笑顔の美しい彼女が持ってくれると思うと楽しくなる。

この若い夫婦を見ていたら、私たちの新婚旅行時代を思い出してしまった。私たちは中南米を3ヶ月ほどゆっくりゆっくり旅をしていた。将来に対する希望と不安を持って。この若いカップルにもきっと素敵な人生が開けていくことを願ってます。

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先客万来

2006年05月28日 19時24分00秒 | お客様

このお客様は2年前に私のバッグを買ってくださったお嬢さんです。若いのにモノを見る目があり、しっかりした人です。こんな年頃の子はブランド物とかに目が行ってしまって、なかなか手作りのモノに目が行かないようだが、本物を見る感性を持ったお嬢さんで、嬉しくなります。

今日は20年間、会っていなかった友人が訪ねてくれた。お互い20年の歳月で少し見た目は変わっているのだが、少し話しているうちに昔に戻ってきた。ずっと、音信が途絶えていたのだが、私のブログから私が大阪に来ることを知って来てくれたのだ。インターネットの広がりは凄いね。また、全然知らない長男の高校のPTAからブログに書き込みがあったり、今日は思いがけない出会いがあった日である。千客万来、感謝感謝である。

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