人に物を贈るとき、贈られる人が、どんな人で、その贈り物の箱を開けた時、相手がどんなに喜ぶだろうか?と、想像しながら贈る。
荷造りするときも、細かいところまで配慮して、自分の思いを込めて行くものである。
昨日、佐渡島から贈り物が届いた。
随分と、前評判を煽られて、
「何時来るか?何時来るか?」と、心待ちにしていたのです。
まず、荷札が洒落ています。
贈ってくれたのは、佐渡島の「細野」さんと云う、陶芸家なのですが、肥え太った体型を意識して、差出人の名前が「太野」になっていました。
中身には、「サザエ」と書いてあります。
大きな箱を開けてみると、
大量のサザエの上に、こんな金の延べ棒が入っていました。
熨斗には「賄賂 佐渡国主 細野」と印刷されています。
これは、金の延べ棒を意識した、チョコレートです。
佐渡島は金山で有名ですから、その金山をイメージさせるために、恐らくネットでワザワザこのチョコレートを取り寄せ、熨斗にこんなシャレを考えてくれたのです。
もう一つ、
「袖の下 越後屋 細野」と云うのが入っています。
明けてみると、中には小判が入っていました。
これはきっと、佐渡の観光土産でしょう。
その一つ一つに、ユーモアを込めて、こんな熨斗を作って、相手の事を考える。気持ちが伝わってきます。
メインのサザエには、上下を水で濡らした新聞紙で包まれていました。
新鮮なサザエが一杯です。
私達夫婦だけで頂くのは、もったい無いので、近くの親友宅で、一緒に頂きました。
ありがとうございました。
本当に、贈る側も贈られる側も、相手を想像し、楽しくなる贈り物です。
人に物を贈るときの、原点の様なプレゼントでした。
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