高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

名古屋にて

2012年09月20日 11時10分51秒 | 家族

竹細工の忙しいシーズンは。春から夏である。
私の出張シーズンも、4月から始まり、今回の9月中旬で終わります。
今年最後の相模原からの帰りに、母親の居る愛知県に寄って来た。母親は現在84歳、10年ほど前までは、すこぶる元気が良く、近くの山登りに行ったり、本当に、元気な母親であった。
ところが、2~3年前から、少し惚けた事を云うようになり、同居をする姉と、いろいろとトラブルが起きるようになってきた。
この時が、認知症の始まりだった。

色々な病院で検査してもらうが、なかなか異常が見つからない・・・・
しかし、どう考えてもオカシイ???
それで、認知症の専門医で診察してもらった結果、「アルツハイマー症」になっている事が判った。
それまで、家族内だけで問題を解決しようと、くたくたになっている所だったので、この診断で、介護認定が下り、ケアマネージャーが相談に乗って下さり、専門的に、第三者的にアドバイスをしてくれることは、非常にありがたかった。
姉と二人きりで、一日中、顔を突き合わせていたのだが、お互いが、目いっぱいの状態になっていた。
現在は、施設に入り、距離が出来た事で、姉との人間関係も、随分楽になっている。

私は、全国に出張した時の帰りに時間を作り、なるべく、お袋に逢いに行くことにしている。普段、面倒を見ている姉の苦労からすると、何にも出来ないのであるが・・・・
2か月に1回くらいの割合で、帰っているが、母にとっては、私が顔を出してくれることが、一番の楽しみなのだ。
私の子供の頃の事や、昔の事は本当によく覚えている。
取りとめの無い、昔話をしながら、半日、楽しんできました。

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