アメリカの水道会社に転職した男性とその家族(妻と二人の娘)は、タイに赴任することになった。ところが、タイ国内では、水道会社で働いていた人々を中心にクーデターが勃発。首都バンコクをその反乱軍が掌握し、首相等政府要人を殺害し、外国人たちを大量虐殺し始めた。主人公家族は、封鎖された首都から脱出できるのか。内容は緊張があり、興味深かった。
アメリカの水道会社に転職した男性とその家族(妻と二人の娘)は、タイに赴任することになった。ところが、タイ国内では、水道会社で働いていた人々を中心にクーデターが勃発。首都バンコクをその反乱軍が掌握し、首相等政府要人を殺害し、外国人たちを大量虐殺し始めた。主人公家族は、封鎖された首都から脱出できるのか。内容は緊張があり、興味深かった。
千夜千冊ような前人未踏の書評お化けサイトや編集工学や編集術で知られる人。
とても感動しました。
この著者が、編集に興味をもった強烈な動機が掲題に記載。p61~63
知人の大変美しい女性が、あるとき植物状態になってしまったという。
医者も見放していた中、
1年以上眠ったままだったが、その方のお母さんの信念に満ちた壮絶な努力により、
目を醒ました。
ところが、目を醒ますも今度は記憶を失っており、さらに目を動かすことも指を曲げることも
できない状態だった。周囲は、あのまま眠っていたほうが・・・とささやいていたという。
ここでもお母さんは想像を絶する努力により、どのように手や指が動くのか、ということから
はじめ、どのように言葉をつかうのか、さらに誰が誰で、その誰がどんな人物で、
彼女とどんな関係があるのかまで一つ一つ丹念に教えることになったそうだ。
そのプログラミング・プロセスに著者が関わったそうだ。
幸い素晴らしい回復力で、いったん何かがわかるとすぐに記憶の中の情報連鎖が
作動するらしく、うまく道筋を追って記憶を回復させれば、その一連の道筋には、
光があたることが分かったという。例えば小学校の事を教える場合、先生のこと、
最初に小学校に行った場面をつくる、次に小学校という記憶のネットワークの中心的な
軸をつくっていくという方法、しかし残念ながらその隣の道筋の記憶は全く抜けている。
そこでまた抜けている道筋を補う、ということを繰り返す。そうするといくつかのみちすじが
回復したところ、今度は突如として両社をつなぐバイパスに劇的な光があたる。
「この体験が私にとって決定的だったとのである。私が「編集」という方法に
熱中する最初の強烈な動機になっているといってもよい」
よくある潜入捜査だがストーリーの練り方がいい。
潜入捜査官の心情=緊張感は凄まじい。しかしなぜ兄貴はブラザーを片付けなかったのだろうか。ヒントは最後のシーン、ブラザーとの出来事か。
https://eiga.com/movie/89763/gallery/8/
『ハンナ』や『ボーンアイデンティティ』に似ているが諜報機関とは無関係か。少年少女の脳に手術を施して、超人的な能力(身体能力や知能を超えた中には超能力めいた能力)をも備える、その半面、脳への負担が大きいからか短命という宿命。魔女は自分を作った科学者を探し出そうとする。その短命を治すために。
・上場企業の決算で赤字が3割
これはたぶん偽の数字で、社員旅行とか、リモートで通勤費(簡単に言えば定期代がなくなりリモートに)になったことが関連するなど原価低減をしただけで、このまま続くと来期は絶望で飲食店・旅行や移動輸送等は絶望的。スーツも着る機会が減るとなると紳士服系の衣料品もかなり絶望的。いくつかの代表的な企業の決算説明会資料や今月8月に出る業界地図を見て、具体的にマクロ情報をとらえたいところ。
米航空大手・ユナイテッド航空は、全従業員の約4割に相当する3万6000人を10月以降削減する可能性があることを社内に通知等(大前研一『ニュースの視点』より)。
一方で、リモート関連提供ベンダーはおそらく好調、また自宅にいる機会が多いゆえに家具や家電、スーパーは好調の可能性大。
今後おそらく規模縮小、リストラ、赤字決算、倒産などのすさまじい量のワードが連日メディアに出ると思われる。
リモートについてだが、一番の疑問は、自宅に仕事を持ち込むことを公式とする、公に認める箏。公と私の混在。役員以上の経営者やベンチャー企業で皆役員のようなもの・・・・というならわかるのだが。。。これについて、新型コロナウィルスという感染リスクを避けるにはどうしようもないという理由があるという意味で外圧がゆえにあまり議論されていない。自分としては、これまでも仕方なく土日に仕事をせざるを得ないことが多々あったが、あくまで自分の判断で行った。が、自宅で通常勤務を行うというのはどうだろうか。すべて私物?BYODもおかしいと考えている。となると電話の問題がある、水道光熱費の問題がある。子供がいる父親・母親は子供が同じ建物にいて集中できる?共働きの場合、機密性が高い場合の問題、普通に考えてかなり厳しいだろう。コピーや印刷はどうするのだろうか?一応私はプリンターを持っているが・・・。
上場企業、例えば、富士通は7月6日に小規模サテライトオフィスを増やし、本社を含め、既存オフィスを23年3月末までに半減することを発表。通勤定期支給も7月下旬に廃止、出社を前提にしない体制にした(『2021年版日経業界地図』)。上場企業がオフィスをなくす=不動産業は大きな影響を受ける。
<参考図書>
書名:リモートワークの達人
著者:ジェイソン・フリード&ディヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
出版:ハヤカワ文庫
価格:800円プラス税
発行:2020年7月、単行本は2014年1月
量:解説含め、270ページ
何かにかかわるなら、徹底して周辺を熟知してからかかりなさい、と。ピアニストがピアノを弾くのなら、ピアノがどういう成り立ちなのか、どういう木を使っていて、鍵盤はどういう素材によっているのか、ピアノの弦はどういう金属を使っているのか等々を研究すべきだ。そこまでかかわってやらないといけない。スヴァトスラフ・リヒテルはそういうピアニストだったんだから。グラフィックも単に表面のデザインだけではダメだ、と。なるほどと納得しました。大変な影響を松岡さんから受けましたね。p.138
臼田捷治『工作舎物語』(左右社)2200円プラス税
以前同じような言葉を聴いた気がするが、
真実は人の数だけ存在するが事実は一つ。
検察も弁護士もこの考えで働いてるんだろうか。
12の疫病と1つの誤った治療法(ロボトミー)を扱う。
例えば、
【線ペスト1347年(西ヨーロッパで大流行)】
またの名を黒死病。
症状:リンゴから卵大の大きさの腫れが脇下・生殖器や首にでき、ひどく熱を持つ。
当時は下記のようなデマが治療法として信じられていたそうだ。
感染拡大経路:特にノミ→ネズミ→都会(人間社会)と感染拡大ということのようだ。
大予言で知られるノストラダムス(ミシェル・ド・ノートルダム)がこの疫病と闘った一人というのは知らなかった。
1503年生まれ。人類において疫病(165年ローマで発生したアントニヌスの疫病=12の疫病の一つ)
のことを最初に記録したガレノスの本を翻訳しており、
非常に読書家で科学の進歩や過去の医療技術に関心を持っていた。
モンペリエ大学の医学部出身で、薬剤師だったそうだ。この感染症=腺ペストと闘った動機は、
最初の奥さんと二人の娘さんを腺ペストで亡くしたことも関係しているとのこと。
公衆衛生の基礎(下記)を広めたようだ。
①通りから死体を除去
②汚れたリネン(衣類や布団・シーツ)を始末
③煮沸した水を飲む
④入浴(ちなみに前述のガレノスが最初に入浴だけでなく石鹸で体を洗うことを推奨したそうだ)
⑤新鮮な空気を吸う
外に出て運動をすることは特に環境の良い、田舎では免疫系の強化を期待できる。
疫病から回復した10%の人は頑健な免疫系を有していた。とのこと。
⑥ビタミンC(バラの植物を基にした薬をつくった)
著者名 :ジェニファー・ライト
訳者名 :鈴木涼子
書籍名 :世界史を変えた13の病
→正しくは12の病と誤った一つの治療法
ちなみにエイズは入っていない
出版社 :原書房
発刊日 :2018年9月25日311ページ。
価 格 :2500円プラス税
わかっていることは下記。昨日実家にて、NHKでCOVID-19の対策に従事している厚生労働省の方が
出演する特集番組が放映されており、見入ってしまいました。数理の専門家なども関わっており、
自らSNSなどで訴えておりました。感染者が発生した保健所へいく専門家なども2日徹夜といった
形で対応されているようです。
クラスター対策班
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-04-11&ch=21&eid=08383&f=46
また、志村けんさんが亡くなったことは、それまで感染者の
顔が見えなかっただけに影響が大きい、悪い予感がするといっていました。
このままいくと本当に、若者が憧れを持っていた企業の多くが倒産し、希望が無くなり、絶望し、
社会や経済他、併せて精神も崩壊していくということをはっきりとおっしゃっていました。
歌手のGACKTさんもまっとうなことを発言し、取り上げられていましたね。
現状の日本では、呼吸器は10万人当たり10台しかないそうです。1万人に1台、厳しいです。
◆コロナウィルスには人に感染するのが現状7種
動物から人へ感染する厄介なウィルスだ。特に、コウモリはウィルスの運び屋としてすさまじく、100種以上のウィルスを媒介すると知られているそうです。
軽い症状は4種、重篤な症状を伴うのが3種
①SARS(重症急性呼吸器症候群)
②MARS(中東呼吸器症候群)
③COVID19の新型コロナウィルス感染症
多くが、肺炎のような呼吸器系に症状が現れる。
一方で、症状が現れない場合も(専門家はこのウィルスCOVID-19が厄介な理由と述べる。)
症状をあらわさない人を媒介者として利用し、増加させていく。
飛沫(くしゃみ、咳、会話)や直接接触でも感染する。さらには物をも媒介する。
物の表面に付着し、死滅までに4時間から48時間ぐらいがかかり、感染要因になる。
※タブレットなどの端末機器を介して医療従事者の方々も感染してしまったケースもある。
◆これまでの経過
2019年12月末中国にて発症者確認。
2020年1月日本にて発症者確認。
2020年4月11日時点で
各国感染:約169万人
各国そのうちの死亡者:約10万2000人
各国回復者:31万6800人
2020年4月27日更新
各国感染:約297万人
各国そのうちの死亡者:約20万人
4月11日時点の倍になっている。
日本の増加推移、4月の”東京の日次ベース”で、
4月8日に144人、9日に178人、10日に189人と日々、更新されている状態。
日本全体で、
4月11日時点、国内感染者は6,616名(患者4,257名、無症状病原体保有者420名、陽性確定例(症状有無確認中)1,939名)。
日本公表数値の新規感染者推移
以下東洋経済(原資料:厚生労働省)より。https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
4/10=579
4/11=656
4/12=714
4/13=507
4/14=386
4/15=455
4/16=478
4/17=585
4/18=627
4/19(12:00時点)=565
4/19日12時の時点で累計1万219名となっている。
4/20=389
4/21=366
4/22=376
4/23=422
4/24=468
4/25=441
4/26=350
4/27(12:00時点)=201
4/27日12時の時点で累計1万3232名となっている。
2020-05-15
5月14日、日本政府は新型コロナウィルス感染症対策専門会議で
39都道府県の非常事態を解除。残る8都道府県は継続という判断。
残る8都道府県は21日に再度会議を開き議論するという。
NHKニュース国際、ジョンズホプキンス大学発表
440万人超える 死亡者30万人超えた
急増しているのがロシアやブラジル。
感染者アメリカ140万、ロシア25万、イギリス23万、スペイン22万、イタリア22万。
2020-12-27
世界ではCOVID-19感染者は、8000万人を超えた(米ジョンズ・ホプキンス大の集計)。
最多はアメリカで1900万人。インド1000万人超、ブラジル16日に700万人を超えた。約300万人のロシアに続き、フランス、英国、トルコ、イタリアが200万人を超えている。26日には、新たにスペイン、スウェーデン、カナダで変異種への感染例が確認されたことが判明した。
世界の死者数は約176万人。10日間ほどで10万人増えている。最多は30万人を超えた米国で、約19万人のブラジルが続く。インドが約15万人、メキシコが約12万人、イタリアと英国は約7万人だ。
◆ポイントは医療崩壊はまずい!!また、差別的言動・行動は控えること!!
しかし、マスメディアはかかった場合にあるいは発熱などの症状が出た場合にどうするかを報道しないが、
このニュースは役に立つのではないか。サッカー協会の田嶋さんご夫婦。
奥様が医者だ。そのプロの方が、旦那さんが感染の疑いがわかってから、
どういう風に行動をとったか。
罹った場合、あるいは怪しいと思った場合には参考になるのではないか。
まさにプロの行動、教科書(模範)的な行動と思われる。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202004090004-spnavi
◆連絡先と方法
まずは、お住いの都道府県(つまり自治体)ごとに分かれている帰国者・接触者相談センターへご連絡。
他の方への感染リスクがあるため、いきなり病院へ行くのはNGなんです。
また、公共交通機関も使えません。つらい状況な方もまずは下記連絡を。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
※1石 弘之 著 『感染症の歴史』角川ソフィア文庫から、
感染症というのは非常に興味深い世界ということがわかる。
書店に行っても売り切れでありませんでした。(アマゾンも4月12日現在在庫無し!!)
https://kadobun.jp/feature/interview/9yhcdzonav40.html
(↑「どこまで感染は拡がるのか」の中の今後の流行をどう見ているか?の回答が恐ろしい)
※2松岡正剛 千夜千冊1655夜、書籍では松岡 正剛著『理科の教室』(角川ソフィア文庫)
https://1000ya.isis.ne.jp/1655.html
に※(1石 弘之 著 『感染症の歴史』角川ソフィア文庫)の作品が登場。
この中の、通常の遺伝子は、親から子へと縦の上下の垂直型受け継がれていくが、
ウィルスは、水平型に横展開していくという。まさにそういう状況になっている。
さらに最新の1737夜、1738夜でも世界中に蔓延したウィルスの書籍を取り上げている。
関連し、
※3ジェニファー・ライト『世界史を変えた13の病』(原書房)
感染症の歴史は、差別の歴史でもあったようですね。
※4ダニエル・M・デイヴィス『美しき免疫の力』(NHK出版)
※5ドナルド・R・キルシュ、オギ・オーガス『新訳の狩人たち』(早川書房)
※6トーマス・ヘイガー『歴史を変えた10の薬』(すばる舎リンケージ)
をMIXして、①ウィルス感染②免疫・抗体③医薬品化の概要をつかみ中。
因みに※2松岡正剛 千夜千冊1655夜、書籍では松岡 正剛著『理科の教室』(角川ソフィア文庫)
に記載されていたが、これまでに発見した微生物は、ウィルスは5400種、細胞(バクテリア)は、6800種。
なんと、コロンビア大学のスティーブ・モースという人によると未発見ウィルスの存在予想は360万種という。
この360万種の数は、上記リンク※1、石弘之氏の角川文庫ウェブマガジンの中の数値とも一致。
2020年6月29日
世界では感染者が1000万人を突破。アメリカとブラジルが急増。
アメリカは1日で4万5000人の新規感染者を出している状況。
ブラジルも4万人前後。インドは6月24日以降1万5000人を上回る。
2020年8月6日
日本では連日都道府県単位で非常事態宣言が出されている
(感染症に都道府県の意味はないと思うが保険所の数値を集計しているからと
都道府県単位での感染者数ということにせざるを得ない?)。一日で約1600人の感染者。
8月5日18時時点で
世界では1854万人の感染者、亡くなった方も70万人を超えたそうだ。(NHK)
深層学習、教師あり学習と教師なし学習、強化学習、分散深層強化学習。きっとこの分類はわかりやすいのだろう。飴(報酬)とムチ(罰)で学習するモデルがもう構築されているのか。生成モデル。人間の脳は抽象化が得意・脳に学べ!!
500年企業を目指してか。いいね!!
中央集権・分散、らせん、パッチを当ててのアップデイト、脳という全体をコントロールしている細胞と、末端神経組織の細胞。もっともっと人間の神経系統(分子生物学分野・ガイヤとか自己複製機能とか)を、バーチャルネットワークを進化させるための参照情報にしてもよいのかもしれないってもうやっているか!!既存の情報を混ぜ合わせて(編集工学的に)ちょっと新しい分野を作り上げるというテーマで松岡正剛とディスカッションしたらおもろいだろうな。
クレイジーで行こうぐらいに感動した、おもろい!!
★さらに無視できないのが、この本の出版元はどこかである。なんとKADOKAWAである。東洋経済でもダイヤモンド社でも日経系(日本経済新聞社や日経PB)でもない。話題のNews Picksでもない。ビジネス書の売れ行きとま~関連しているのだろう。
共に面白い。
北北西4巻
アイスランドツアーを組んでいるようですね。漫画の絵を中心としたチラシが混入。
オーロラを一度は見たいと思っていたがゆえに、ちょっと興味ある。
アルテ12巻
中世イタリアのフィレンツェで、当時男性社会の中で、女性画家が活躍していく生き様を描く。
https://consult.nikkeibp.co.jp/shunenjigyo-labo/
GQJAPAN 2011年12月号
日本経済新聞社編『200年企業』
日本経済新聞社編『200年企業Ⅱ』
日本経済新聞社編『200年企業Ⅲ』
日経MOOK『100年企業強さの秘密』
作間信司『一倉定の社長学』(プレジデント社)
ジェームズ・C・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー』
名和高司『成長企業の法則』Discover
エノキアン協会
野村進『千年、働いてきました』(新潮文庫)
監修 後藤俊夫『百年企業100選』(東方通信社)
グロービス経営大学院・田久保義彦『創業三〇〇年企業はなぜ栄え続けるのか』(東洋経済)
後藤俊夫『三代、100年潰れない会社のルール』(プレジデント社)
金剛利隆『創業1400年』(ダイヤモンド社)
監修 後藤俊夫『ファミリービジネス白書 2018年版』(白桃書房)
監修 後藤俊夫『長寿企業のリスクマネジメント』(第一法規)
1考察テーマ 倒産企業と永続企業(超継続企業)
①倒産企業と②永続企業
ビジョナリーカンパニー1で取り上げられた会社も結構吸収合併されたり、消滅(清算)したりと多い。
①は基本的に、荒木博行『世界倒産企業』(日経BP)、25社を取り扱っている。
②は、ジェームズ・コリンズ『ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則』(こちらも日経BPです)
も前述の事から永続条件(時の経過とともに環境が変化する中でも、何よりも基本理念とそれを守り抜くことの重要性を説く)。
②株主資本主義の前提において、そもそも②が可能なのかという部分を突き詰めて考えるべきだろう。そこから日本の会社の超存在期間が長い、継続企業にもフォーカスしてみる。アメリカの会社制度を必死で日本に転写させること自体を目的に、盲目的に必死になっているのではないか。
おそらく日経BP編集陣もここを突き詰めたいのではなかろうか?日本には素晴らしい超継続企業がたくさんあるが、そんな中、アメリカをまねていいの?(とはいえ、アメリカ以外の諸国もグローバリゼーションの名のもとにアメリカナイズされている可能性は否めないが。。。=ディファクトスタンダード)
そこで、これも同じく日経BPビジネス人文庫からの新原浩朗『日本の優秀企業研究企業経営の原点6つの条件』を読書対象とする(この著者は経産省役人=課長職)。さらに、日経で連載されていた、これも日経ビジネス人文庫『200年企業Ⅰ』~『200年企業Ⅲ』やグロービス著『創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄えるのか』(東洋経済新報社)も取り上げられるとよい。
2一兆ドルコーチ(アメリカ)と社長の教祖(日本)
ビル・キャンベル(ジョブスやシュミットやベゾスに影響を与えたアメフトコーチからセールス業界に転身)
一倉 定(いちくらさだむ)社長の教祖(以下Amazonドットコム 新装版第一巻『経営戦略』一倉定の社長学書籍ぺページより引用)
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事業経営の成否は社長次第で決まるという信念から、社長だけを対象に情熱的に指導。
空理空論を嫌い、徹底して実践現場主義と顧客第一主義を標榜。社長を小学生のように叱りつけ、時には手にしたチョークを投げつける厳しさの反面、誰でも敬遠したがる倒産寸前の会社を建て直すために、社長とともに幾夜にもわたって眠れない血の出るような苦労をし、金策に走り、業績急伸策を練って、売上利益を上げる信念の人。
その人柄に多くの経営者が親しみ、生涯の師と仰ぎ、「社長の教祖」と呼ばれる。指導した会社は大中小5000社に及ぶ。一九九九年逝去。
門下生に、
ユニチャーム創業者・高原慶一朗氏
ドトールコーヒー創業者・鳥羽博道氏
トステム創業者・潮田健次郎氏
エフピコ創業者・小松安弘氏
など、錚々たる経営者が名を連ねる。
社長学シリーズは、一倉氏がまさに人生を賭して社長に訴えかけた「血のかよった経営学の集大成」である。
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これらをより客観的に考察する目的から松岡正剛『感ビジネス』(角川ソフィア文庫)ものぞく。
例えば、コンサルタントのカラン・フェラン『申し訳ない、御社を潰したの私です。』等の書評は、興味深い。
松岡さんは三枝匡『V字回復の経営』(これも日経ビジネス人文庫ですな)さんにボスコンのPPMや経験曲線などのフレームワークを教わったらしいですね。三枝さん社長就任3年目ぐらいに新オフィスのデザインを編集工学の事務所に依頼されて引き受けたとのこと。
さらにさらに、ブッシュネル&ストーン『ぼくがジョブズに教えたこと』ジョブスが、ノーランブッシュネルというアタリの創業者で40人目の社員として入社。ブッシュネルがジョブスから頻繁に求められてアドバイスした内容が記載されていてこちらも興味深い。
・逸材にはメンターが必要、
・組織は、統制された無秩序が良い、などなど。
個人(個別思考)⇔集団化=組織⇒方針・指針の下での集団の効率的な役割と行動(軍事)軍事目標を達成するための実現方法=戦略⇒過去や横の情報収集(統計が事実と呼べるか超微妙だが)から分析して行動(コンサル方式)
これでもかってぐらい、芸大受験は厳しそうですな。
ストレス発疹とか普通といったところか。傍からみた蛮行が実は戦略的で、
結果まで見るとわかるというのは恐ろしい。完成すると自分にしか完成前の
真っ白だったキャンバスに向かって想像により形が伴っていくわけで面白い。
母が試験へ送り出すときに自分を描いてくれた絵を
抱きしめていたのにはグッとくるっすな。