会社で仕事をしている(つもりになっている)と、
いつの間にか、そこに満足してしまいそうで怖い。
会社の、組織の論理について、最初は違和感を持っていても、
だんだん飼いならされていってしまうのだ。
少ないが、毎日のやりくりできるだけの給料で、
食べるのにも困らず平坦な毎日。松岡正剛氏の書評を読んで、
注意しなければと思った。まさに自分のことを言われているようだったから。
ブーツストラッピングがない、と表現している。つまり、普段の考え方、心構えが
ゆるすぎ、甘すぎだと。変化が乏しいためにチャンスとオケージョンの違いがわからなくなっているのではないか。何もあせろ、と言っているのではなく、実はその真逆だ。