『獣の奏者 Ⅱ 闘蛇編』(講談社文庫)
久々にかなり面白い読書。人間と獣の生き方、共生の仕方が物語として描かれている。
Production IGによって映像化された『精霊の守り人』の原作者。
著者はアボリジニの研究者で教授。こういう物語を描ける大学教授というのもすごいですね。
やはり、原住民の研究というのも役になっているのでしょうか。
児童文芸作品もいくつかでていますが、物語の中では、指導者が主人公の才能を開花させるように守るように助けるように接している姿が描かれていて感動しました。
この方の講義は、人気がありそうですが、実際のところ、どうなのでしょうか。