1本目はご存知、ホリエモンこと堀江貴文さんの近畿大学卒業スピーチ15分ほど。
たぶん大学側は刺激的すぎる内容が飛び出さないとも限らずひやひやだったろう。
20数年レールのひかれた人生も終わりになりますといったことからスタート。
内容のほうは、成熟した日本と新興国の成長のすさまじさからの危機感から
至って大真面目で、台本も読んでいないので、緊張感もあり、刺激的。
2本目は中田さん(元サッカー日本代表)といとうせいこうさんとユースケサンタマリアさんの
オトナノで中田が元日本オラクルの代表の新宅さんを仲介に松岡正剛さんに会って、
日本の工芸などについて話をしたという興味深い話。中田さんからして松岡正剛さんは
本当に物知りでMr.googleといっていとうせいこうさんと盛り上がっていた。
面白い。世界100か国をサッカーやめてから周り、そこで感じたのが、「自分は日本人だが
海外で日本について聞かれた内容について満足できる回答ができなかったという。本当に知らなかったから。
そこから日本の伝統工芸、アート、酒蔵などなどを回っている。その流れの一つでイタリアや
ブラジルでのSAKENOMYという日本酒バー。プロデュース。これも面白い。日本は作るのは本当に素晴らしくて、
マニアックなのに売るのがヘタクソ。海外は逆という。そこで自分が海外に日本の職人の作る
物を提示できる場所を作りたい。そういうことだそうだ。面白い。
これって、プロデューサー的な話をしていたが、昔の画商とかコーディネーターのイメージだった。
松岡正剛さんから中田さんに日本のいいところとつまらないところは?をきかれ、
いいところは棚田のすばらしい風景、つまらないところは、自分で物事を考えない集団心理と答えたそう。」