スタンフォード大学特別講義
あなたのなかに全世界がある
「自分自身の中に全世界がある」
重要なのは、誰かについていくことではなく、自分自身を理解することです。
あなたが努力も恐怖もなく、いかなる意味での制約もなく自分の中に入っていき、本当に奥深くまで調べていけば、驚くべきものを見出すでしょう。おまけに一冊の本も読む必要がありません。講演者は、これらに関する本、たとえば、哲学書や心理学の本や聖典を一冊も読んだことがありません。
自分自身の中に世界全体があるのです。そして、それをどう見るのか。どう学び取るのかを知れば、扉はそこにあり、その鍵はあなたの手の中にあります。この世の誰一人としてあなたにその鍵や開けるための扉を与えてくれる人はいません。あなた自身を除いては。。。。
ちなみに私は特定宗教や特定の人に心酔するといったことはありません。このクリシュナムルティという方は指導者だったようですが、組織的活動、民族意識といったものがあっては真理にはたどりつけないと解散して、著名人との対話や各地を講演してまわったかなり変わった方のようです。