*ネタバレなしの感想日記は、こちらから。
注意事項:
ここでは、ドラマの結末を書いています。
まだ、鑑賞してない方はお止め下さい。
すでに鑑賞している方、またはネタバレが別にかまわないと思われる方だけ読んでください。
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2003年にドイツで放送された作品。
第7シリーズ TVスペシャル「ワイルド・ランナーX2 炎の洗礼」(日本語吹き替え・日本語字幕)
(2007年 5月3日 DVD発売)
翻訳 岡桜子
声優 エルドゥアン・アタライ=ゼミル・ゲーカーン(大塚明夫) クリスチャン・オリバー=ヤン・リヒター(奥田啓人)
勝手な結末(自分の解釈の上でのストーリー)
造幣局の火事により黒幕が分かった。フォルテックス銀行の頭取だったのだ。証拠を不法侵入で入手したゼミルとヤンは、監査局に連絡しようとする。だが、その前に犯人一味の一人、チェルネから、亡くなったパイロットの娘リリィを誘拐したとヤンへ連絡が入る。監査が終わるまで手を出すなと脅されるヤン。
彼は隊長の制止も聞かずに飛び出して行ってしまう。ゼミルはヤンを庇うべく一緒に現場へ。チェルネの手から見事にリリィを救い出したヤン。そして、黒幕の頭取は壊れた消防車ごと、谷へ落ちて爆発した。
事件解決後、ヤンはゼミルの相棒として高速警察隊へ迎えられるのだった。
ネタバレ全開、勝手な感想(自分の思い込み多々)
簡単に書こうと四苦八苦したが、ならないので、久々に長文です。(^^ゞ
吹き替えではあまり見たことがなかったこの回。
そんな事を言っていたのか~と確認が出来て楽しかった。
スペシャルだけ追ってみていくと、やっぱり突然の相棒交代劇で戸惑う。
オープニング。いきなりヤンとゼミルが登場するのに、本編だとハルトムート君と車に乗っているゼミル。
もうそこで謎が生じてしまう。
まあ、その後に相棒を捜しているという説明があるので、分かるちゃ~分かるが。
何気にハルトムート君が初登場だったりするが、シリーズが変わらないと登場しないので、ちょっと忘れられてしまうような存在。
それに、死体を見てぶっ倒れていたので、やっぱり彼は、KTUで良かったようだ。(爆)
さて、ヤンとの出会いの回。
吹き替えで分かった事は、ヤンはキックボクシングが得意という事だった。
あ~だから回し蹴りが綺麗なのか~と納得。
ヤン演じるオリバー君の特技のようだ。(演じた役柄でトレーニングを積んだらしい)
なので、
役柄を決めてから俳優を決めるのか、俳優を決めてから役柄を決めるのかは定かでないが、ある程度演じる俳優の特技をいかす演出をしていると確信した。
アタライはダイビングと乗馬が得意だし、現相棒のベン役、ベック君は歌が得意だからね。(ギターシーンとか歌うシーンが目立つ)
さっきも言ったが、そんな事を言っていたのか~というシーンが銀行へ不法侵入する場面にあるのだ。
自動支払機を壊したヤンが
「キャプテン、クック。警戒レベルが~」と物まね付きで話し、それを受けてゼミルが
「いいぞ、チェコフ。(転送してくれ)スコッティ」
というのだ。
字幕では簡単なやりとりになっているので今まで気がつかなかったのだが、往年の映画ファンや海外ドラマファンでは分かるだろう。
これは、「スタートレック」を意識しているのだ。
たまたま自分は最新作のこの映画を鑑賞したばかりだったので、気がついたが、皆さんは気がつかれたのかな?
こういう、ちょっとした映画ネタを入れてくれる演出がこれまた好きだったりするのだ。
造幣局からの脱出シーンのスタント。
カット事にスタントマンと役者本人とのシーンが入っているが、どうも高い場所からは、スタントマンで、低い位置から役者が飛んでいるようなのだ。
そうやって安全を確保して撮影していると分かると、ちょっと嬉しかったりする。
でも、低いとはいえ、普通よりも高いのだろう。
ずっと続けてるアタライってマジですごいよなあ。(改めていうのもなんですが)
という事で、新しい相棒を自分で発見したゼミルはと言いますと。
よく見ると何気にアンドレアといちゃいちゃしている。
「最高だよ」とキスするシーンは、素敵だった。
さらに、火事だと知って飛び出す時もアンドレアの手を握っていくし。
アンドレアもゼミルの様子に敏感で、
夫婦になるべくしてなった二人だなあなんて改めて思ったりしたのだった。
今ではあまり見なくなったが、足払いの身体ごとの肘鉄アクションは惚れ惚れするほどかっこよかったゼミル。
ヤンに思いっきり倒される彼も可愛くって、個人的には好きなんだけどね。(^_-)