しるべせよ跡なき浪に漕ぐ舟の
行方も知らぬ八重の潮風
(しるべせよ あとなきなみに こぐふねの ゆくえもしらぬ やえのしおかぜ)
この歌は大好きな式子内親王。新古今和歌集です。
萩原朔太郎は友人の話として、この歌を朗吟すると心が誘惑され、
月光の海に人と情死がしたくなる・と言っている。
確かに声に出して読むと鮮やかにイメージが浮かび、
浪の音が聞こえるような気がする。
しるべせよ跡なき浪に漕ぐ舟の
行方も知らぬ八重の潮風
(しるべせよ あとなきなみに こぐふねの ゆくえもしらぬ やえのしおかぜ)
この歌は大好きな式子内親王。新古今和歌集です。
萩原朔太郎は友人の話として、この歌を朗吟すると心が誘惑され、
月光の海に人と情死がしたくなる・と言っている。
確かに声に出して読むと鮮やかにイメージが浮かび、
浪の音が聞こえるような気がする。