『立ち別れ 因幡の山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰りこむ』
中納言行平
これは在原行平(業平の兄)が因幡の国に赴任する送別に際しての歌と
いわれ、百人一首にも取り上げられています。
一首の意味は「因幡の山に生えている松ではないが、私の事を待つと
いってくれるならば、今すぐにでも飛んで帰ってこよう」というほどの意味です。
「いなば」を「因幡」と行くという意味の「いぬ」、
「まつ」を「松」と「あなたを待つ」という具合に掛けているのですね。
私はこの歌が特に好きだというわけではなかったが、今回ミーコが5日間
いなくなってしまい、友達に聞いた『おまじない』として毎日唱えていました。
私は全く知りませんでしたが、随分昔から猫探しのおまじないとして
知られていたようです。
保健所に連絡し、交通事故を想定して道路の管理者へも問い合わせ、
毎日近所を捜索していました。
あきらめかけていた6日目の朝、玄関で大きな声で鳴いているのを発見。
どこにも怪我も汚れもなく、ただ痩せこけていた・・・
私もこの5日間で2・5kgも体重減。辛かったです・・・
「おまじない」が効いたようなので、この一首を好きな短歌に加えました^^
『ごめんなさい、もう絶対オンモへ行きません』
帰ってきてホントに良かった。
ウチに俵万智が解説した
『百人一首』の本があるよ。
ゆっくり遊びに来てください^^
無事戻ってきてくれてよかったです(泣)
おまじないが効いたかどうかはわかりませんが・・(効いたと思う方がドラマチック?)
私は、百人一首、学校でなんとなくやったきりなので、今、ちゃんと読んでみたい気がする。
誰が作者で、こんな意味だというのを理解した上で、かるたとりしてみたい!!