「われに五月を」
もう6月に入ってしまったけれど、
kimiさんの「懐かしい歌・山羊に引かれて…」の記事で寺山修司を思い出した。彼は5月に生まれて5月に死んだ。
北国の地方都市の高校生だった私はその頃高3コースを読んでいた。
(ライバル誌は蛍雪時代)
巻末の文芸欄を読むのが楽しみだった。
担当は確か石堂淑朗と寺山修司だったと思う。
石堂の過激な評論!そして、その頃初期の俳句や短歌から抜け出して
前衛詩に向かっていた寺山修司のわけのわからない詩にあこがれていた。
でも私が本当に好きなのはこの第一作品集に入っている
センチメンタルな青春の叙情です。
私が大事に持っているこの本は彼が早稲田の学生だった
1957年の初版のものではなく、三回忌の1987年に新装再販されたものです。
故郷の訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし
もう6月に入ってしまったけれど、
kimiさんの「懐かしい歌・山羊に引かれて…」の記事で寺山修司を思い出した。彼は5月に生まれて5月に死んだ。
北国の地方都市の高校生だった私はその頃高3コースを読んでいた。
(ライバル誌は蛍雪時代)
巻末の文芸欄を読むのが楽しみだった。
担当は確か石堂淑朗と寺山修司だったと思う。
石堂の過激な評論!そして、その頃初期の俳句や短歌から抜け出して
前衛詩に向かっていた寺山修司のわけのわからない詩にあこがれていた。
でも私が本当に好きなのはこの第一作品集に入っている
センチメンタルな青春の叙情です。
私が大事に持っているこの本は彼が早稲田の学生だった
1957年の初版のものではなく、三回忌の1987年に新装再販されたものです。
故郷の訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし
「プアマンズひれ酒」とは!!20年ほど前のアメリカ出張で道路を長い箒で掃いているポーランド?系の白人(ホワイト)を見て、本で読んだ「プアホワイト」という言葉が頭に浮かんだのを思い出しました。現役でも現在でもプアマンであるわが身に染む話です。
ところで,今年の寒い時期の私の「お気に入り」は,「たたみいわし酒」でした。ご存じかもしれませんが,レシピは次の通りです。
1.たたみいわしをあぶる。
2.湯飲みにそれを入れて,熱めに燗をした日本酒を注ぐ。
「プアマンズ・ひれ酒」と名付けて,結構楽しみました。
料理好きな私も最近はあっさりしたものが好みになりました。先日の記事にあったホヤも東北・北海道では好まれますが、そんなにお好きだったの?私は酢の物にしてワサビを添えて食べます。それから、お酒は大好きなんです。何でも飲みます。酔っ払いですよ~。毎日晩酌です。
いい歌ですね。寺山は好きな歌人の1人ですが,私の貧困な心に残っている寺山の歌は次の有名な歌だけです。
マッチ擦るつかの間海に霧深し
我が身捨つる祖国はありや
(記憶は不確かです)
それにしても,tamaさんの先日の「今日の夕食」は心にしみました。いろいろな意味で。