たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

福生市郷土資料室

2017-06-06 15:01:02 | 羽村市 福生市
福生市郷土資料室で7月9日まで開催されている『近代の情景ー森田浩一の日記・絵画・写真からー』を見に行きました。


森田浩一は、福生市熊川にあった「森田製糸場」の経営者夫婦の長男でしたが、留学先のアメリカでスペイン風邪にかかり20代で亡くなったそうです。
留学前の熊川近辺の様子が、たくさんの水彩画や日記として残されていて、十分満足できる展示会でした。
つるべ井戸、はねつるべ、土蔵、水車小屋の絵など、今では見ることが難しくなったけれど、戦前の多摩では当たり前だった風景を見ることが出来ます。
玉川上水にかかる牛浜橋、木で作られている青梅橋、煉瓦で作られている日光橋、羽村の堰、秋川上流山田村の水車、拝島停車場付近など、よく書き残してくださったと思う絵ばかりです。
また日記の文章も細かく、二俣尾(ふたまたお)へ観桃に行ったこと、日露戦争時の熊川の様子などが書かれているのですが、私の心にとまったのは次の文章です。
「津雲君ハ汽車ニテ行キ、余ハ立川村谷書店ニテspectaclesヲ購イテ」
ここに書かれている津雲君は青梅の津雲國利氏だろうか、府立二中に汽車で通っていたというならそうかもしれない・・・
立川村の谷書店では眼鏡も売っていたのだろうか・・・
などと悩んでしまったのです。


JR青梅線『牛浜駅』では福生市のマスコットキャラクターたっけーちゃんが出迎えてくれます。


駅の近くの焼き鳥のお店です。
何が気になったかっていうと、ベンチを支えているのが象の鼻・・・ってところ。  辛そう・・・





コメント
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