すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

倉敷・岡山旅行-美観&阿知地区

2006年03月07日 | お出かけ(道外)
2日目、眠い目をこすり念願の美観地区をたっぷり観光。まずは入って程近い大原美術館へ。


ここは倉敷紡績(現・クラレ)の設立した大原家の2代目・孫三郎氏が開いた美術館だそうで、美術オンチの私でも知っている画家がゾロゾロとありました。

私のお目当てはエル・グレコの「受胎告知」
漫画好きの私は「これが『サラディナーサ』を描いた画家かぁ・・・」と思ってみたり(←漫画オタクのネタです・爆)

そしてモネの「睡蓮」も素敵でした。以前別な個人所蔵の美術展に行ったとき、別のモネの「睡蓮」も見ましたが(モネの「睡蓮」は何作もあるのです)、また違った雰囲気・・・どちらかといえば大原美術館の方が好きです。

本館で西洋画とブロンズ像などを見た後、日本画を収蔵している分館へ。
こちらでは岸田劉生の「童女舞姿」や梅原龍三郎などの日本画家を堪能・・・特に梅原さんのは凄いパワーを感じました。
工芸館・東洋館では棟方志功や古代中国美術をたっぷり堪能・・・出た頃にはすでに2時間経過してました。

お次はアイビースクエア

ここも先ほどの大原さんが設立した倉敷紡績の工場跡をホテルやミュージアムとして公開しているところ。
私たちのお目当ては児島虎次郎美術館とオリエント美術館。
児島さんの作品は大原美術館にも収蔵されていますが、ここは彼が描いた作品のみを公開している美術館です。初めて見ましたが、ほんと良い絵を描かれる方ですね。デッサン力がきちんとあるので写実的な絵はもちろんの事、彼独自のタッチの絵も味わいがあり、その魅力に付かれた私は美術書を買おうかとかなり悩みました。でも重いので諦めましたが・・・(苦笑)
オリエント美術館の方は児島さんが個人的に集めた作品のようで、こじんまりとした展示室でしたがエジプト好きの私はたっぷり鑑賞(笑)

お昼もかなり過ぎたので美観地区へ戻り、カモ井というところでお昼ご飯に・・・せっかくなので岡山名物を食べようと思い、ママカリ定食を注文

左上からママカリ酢漬け、右上ママカリお造り、左下ママカリ甘露煮、右下ママカリ天ぷら

ママカリとは「隣からママ(まんま→ご飯)を借りてきても食べたい位」が由来となつているご当地ならではのお魚で、私も以前に酢漬けは食べたことはあるけど他は初めて。美味しかったです

さてお腹も膨れたので阿智神社を目指し。レッツゴー

こんな風情のある道を進んでいくと


米寿坂、還暦坂、厄除坂を登ると小高い山の上にありました、阿智神社


ふー疲れた。。。でもいい景色でした。88+61+33段を登った甲斐がある位、良い景色。

そしてるーさんお奨めの「はしまや」向かう。ちょっと迷いましたが、地元の人に教えてもらい無事到着。
落ち着いた感じの素敵な喫茶店でした。

ここで美味しいコーヒーと共にるーさんのお友達である木鳩屋さんの手作りケーキを戴くことに・・・この日はオレンジケーキと抹茶ケーキがあり、それぞれを頼みましたがとても美味しかったです。

本通商店街、えびす商店街を通り、夜は駅前の竹波(たけなみ)というところで瀬戸内海の美味しいお魚料理を堪能。(こちらは後日HPに載せますね)

そして2晩連続で「たこまる」で葱たこやきをお買い上げ。
明らかに食べすぎ・・・こんなに食べて大丈夫か?(爆)

そうそう夜の美観地区も綺麗でしたよ