すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

危機意識の欠如?それとも・・・

2007年10月31日 | トホホな私&家族
捨てられない男」こと、たれぞ~パパ
勿体無いオバケと仲良しな彼は「あげるよ」と言われたモノは何でも貰ってきます。

ただ今回はちとビックリ・・・

たれぞ~パパは田舎住まいには珍しく自動車の免許を持っていません。
この間、実家のある十勝地方へ行っていたんですが、交通手段はもちろんJR。

帰って来た彼が「貰ってきたぞ~」とバックを開けて取り出したのは、

なんと出刃包丁!!

何でも年老いた祖母がもう使わないと言ったものを貰ってきたそうな。


確かに以前、私が魚を卸すのに「出刃包丁ほしいな」とは言ったけど・・・

アンタそれ持ってJR乗って帰ってきたのかい!!


昨今、物騒な事件が世の中を賑わしているというのに、このオッサンは・・・

一歩間違えたら、警察沙汰だよ
飛行機と違い、手荷物検査がないとはいえ、公共交通機関に凶器となりうるものを持ち込むんじゃねーよ

宅配を使うとか、持ち込むんなら頑丈に梱包するとか、もっと考えないと・・・
仮にも現役時代は会社でKY(危険予知)とか、HHK(ヒヤリハット気がかり)活動とかしていただろうに・・・

お気楽な父の行動にちょっとビックリした私でした。

今はKYというと「空気・読めない」という意味らしいけど、お願いだから時勢だけは読んでね、父よ。

超神ネイガー

2007年10月29日 | 好きなモノ・面白いモノ
まちるださんから教えてもらった、秋田が生んだヒーロー「超神ネイガー

もうコレ見た時、いっぺんにツボに入ってしまいました。
主題歌があの水○一郎さんというのも本格派でイイ!!




ヒーローにつきもののマシンの燃料がショッツルというトコロもエコで好き

ブリコガン、私も欲しいです(爆)
コレ持って、マシン・ショッツラーに乗って我がままな事をいうヤツを退治したいわ~!!

※ブリコとは「鰰(ハタハタ)」と言われる魚の卵。独特の粘りがある(爆)


そういや北海道のご当地ヒーローって北国戦隊・ホッカイダーくらいか?
 悪役・アバシリン

   


※以下、ネット通販からのコピペ
【北海道限定 北国戦隊ホッカイダー】
北の大地北海道に日本征服をたくらむ
アバシリンが突如現れた。
北の大自然を守るため北海道各地から
勇者が立ち上がった。
人は彼らをホッカイダーと呼んだ。


アバシリン
日本を征服するため、
網走からやってきた。

マリモグリーン
湖の戦いが得意。
動きは地味!だが・・・長生き。

クリオネピンク
海での戦いが得意
特に流氷の下での動きは激しい(笑

ヒグマブラック
怪力の持ち主。
地上、おもに山での戦いを得意とする。

誰か、是非動くヤツ作ってください(笑)


仙台オフ(エピローグ)

2007年10月27日 | お出かけ(道外)
こうしてめでたく幕を閉じた仙台オフですが、戴いたモノを少し

まずは満天さんより、可愛い足袋型の靴下と紅葉のペタル


さすが、センスの良さの光りますね~
紅葉のペタルは飾っても可愛いけど、お手紙に何枚か忍ばせても素敵よね
ありがとう~!!満天さん

そしてせっちゃんからは娘さんが作ってくれたと言うビーズのネックレス


うふふ、私実は茶系モスグリーンの服が大好きなの
とっても映えそうだわ~!!
ありがとう~!せっちゃん

そしてせっちゃんに「お父さんと食べて~」と美味しいとお勧めの白謙の笹かまと喜久水庵のずんだ餅を戴きました


お勧めだけあって美味しいかったです~!!
ずんだ餅ってイマイチと思っていた価値観がこれで一変しました。
蒲鉾もふんわりしてて美味しい~!

帰ってから、父と話したのですが、実はウチって元々宮城の出身なんです
それも今回行った松島のほど近く、黒川郡大松沢村(現:大郷町大松沢地区)なんだそうです。

高祖母(祖父の祖母)が明治の頃、家族と共に十勝地方に集団で入植したとのこと。
今もその土地は十勝清水町松沢地区として名を残しているそうです。

なんか自分のご先祖も同じ海岸を見たかもしれないと想像し、自分のルーツがあの土地だったんだな~と思い返すと、なんとも言えない気持ちになりましたね。初めて行った土地なのに不思議なもんです


さてさて、ここまで読んでくださった皆様、気になっているでしょ?例の悲劇(いや喜劇)
それはね・・・神戸に引き続き、縁結び観音もある円通院のおみくじですら、結果がこんなんでました~!!

 証拠写真①

またもや縁談に「しばし待て」

一応大吉なんですけどね~!!
 証拠写真②

これで神戸から4連チャン「しばし待て」ですがな・・・

しかも門を出て、「私、これで4連続『しばし待て』なんだけど、年明けたらもう39なんだけど、いつまで待てばいいんだろう~!!」と言ったら、目の前を歩いていたおじさんが突然大笑いを始めた。



しかも・・・


歩いている間、ずーっと大きな声で笑い続け小路で私たちと別れるまで笑っていた(汗)

あれって間違いなく私の事だよね?

旅の恥はかき捨てというけれど、いらぬ恥までかいてしまった私でした

仙台オフ2日目

2007年10月26日 | お出かけ(道外)
夜2時近くまで起きていたのに、何故か早起き(笑)
仲居さんが「窓から見える朝日が綺麗ですよ~」とおっしゃってたのを思い出し、カーテンを開けるととても綺麗な朝日が見られました
 今日も良いお天気

朝食を食べてチェックアウトをした後、雄島へ向かいます
しばし歩いた後、現れた朱塗りの橋を渡るとそこが雄島です



「松島」の名のとおり、松が沢山の生い茂るこの雄島は現在は50程度しか残っていませんが、かつては108の岩窟があったといわれています。 内部の壁面には卒塔婆や仏像、法名を彫った跡が数多くありました。

散策路に沿って歩くと、かの松尾芭蕉と弟子の曽良が読んだとされる場所にたどり着きます
 読めん・・・(苦笑)
 
小船で雄島に上陸した芭蕉だが、あまり絶景に言葉が出てこなかったそうな・・・
有名な「松島や、あぁ松島や松島や」は後の狂言師・田原坊が作った「松島やさてまつしまや松島や」がもとで、「さて」が「ああ」となって伝わったらしいとのこと。

 確かに絶景です(笑)

弟子の曽良はちゃんと「松嶋や鶴に身をかれほととぎす」という句を「奥の細道」の中にに残しているんだって~!

海岸ふちを歩きながら、お次は五大堂へ向かいます。


大同2年(807年)、坂上田村麻呂が東征のおり、毘沙門堂を建立したのが最初だそう。その後、慈覚大師円仁が円福禅寺(瑞巌寺の前身)を開いた際に「大聖不動明王」を中央に、「東方降三世」、「西方大威徳」、 「南方軍荼利」、「北方金剛夜叉」の五大明王像を安置したことから、五大堂と呼ばれているそうです

渡るには「透かし橋」になっているので、ちと怖い(苦笑)




伊達政宗公が慶長9年(1604年)に再建した時、桃山式建築手法の粋をつくしたそうで、彫りの細かい美しさに目を奪われます

お次は観瀾亭
階段を登っていくと小高い丘の上にありました


「観瀾」とは、さざ波を観るという意味だそう。
もともと豊臣秀吉の伏見桃山城にあった茶室を政宗公がもらい受けて江戸の藩邸に移してあったものを二代目忠宗公が納涼観月の亭にと 海路松島へ一木一石変えずに移築したんだそうです



中ではお抹茶も戴けるそうなんですが、この時間は団体さんが入っていたので、私たちはご遠慮し、併設されていた松島博物館の方を見学することにしました。
伊達家ゆかりの品々や江戸時代の松島の様子が書かれた絵もありましたよ~

この後、は再び漫画列車に乗って仙台駅へと向かい、第1回仙台オフは幕を閉じるのでした~~!

満天さん、せっちゃん、どうもありがとうございました
また機会がありましたらお会いしましょうね~


トップ写真はちょっと喉が渇いたので飲んでみた「ずんだシェイク」
いつもはコーヒー派の私ですが、せっかくの仙台なので名物「ずんだ」を使ったコレを飲んでみました
う~ん、ずんだ生クリーム餅と同じ味(そりゃそーだ・爆)

仙台オフ1日目

2007年10月24日 | お出かけ(道外)
待ちに待った仙台オフ。
だが、たれぞ~さんには1人で飛行機に乗って、仙台駅に行くと言う試練が待ち構えていた。スキップサービスの為、搭乗15分前に保安検査をすればいいのに、不安なたれぞ~さんは1時間前に空港に着くように家を出たのでした。

土産屋をウロウロしつつ、様子を伺い、人が少なさそうな時に検査場へ行き、ネットで調べたとおりに入り口にカードをかざす・・・これでトラブルがあれば飛行機に乗れないと思い、ドキドキしていたのに、何なく通過(笑)
搭乗も同じくカードをかざして、心の動揺を出さないようにさっそうと機内へ・・・・良かったよ、チケット間違いなかったよ

仙台空港に着いた後も空港から仙台駅直通の列車が出ているので迷うことなく到着~
空港=駅のアクセスは神戸に似ていますね。観光客(特に方向音痴)には嬉しい。

仙台駅にはもうすでにせっちゃんが来ていて、待っていてくれました。
せっちゃんは小柄だけど、和服が似合う、シャキシャキとした女将さんって感じ。
今までも電話では話したことはあったけど、実物はそれ以上にパワフルでした~

そして満天さん到着~!!
皆のアイドル満天さんはトレードマークのあの「がははは~」から受けるイメージとはちと違い、素敵で優しそうな女性。でもなんか懐かしい感じがして初めてという感じじゃないんですね~
せっちゃんが「姐さん」なら、満天さんは「憧れのお姉さま」という感じ

無事出会えた3人は日本三景の1つである名所・松島を目指して仙石線に乗り込みます~
そこでは見たものは・・・漫画好きにはたまらない漫画列車~!!

仮面ライダーから、009、ロボコンまで宮城出身の巨匠・石森章太郎さんが生み出した数々のキャラが沢山書かれていました~
室内にも他の漫画家が寄贈したサイン色紙なども貼られていて、時間が許すのなら石巻の萬画館にも行きたかったよ~!

松島ではまずは腹ごしらえ。向かったところは洗心庵というところ
食いしん坊の私はやはり牛タンを頼んでしまった~
 牛タン定食 1575円
ミディアムレアに焼き上げたタンはコリコリしつつ、柔らかでとっても美味しかった。

満腹になったところで、お隣にある松島でも最も有名なお寺の1つ、瑞巌寺へと向かいます。

天長5年(828年)、慈覚大師円仁によって開創された奥州随一の禅寺で、伊達政宗公の菩提寺とのコトで、禅寺らしく、重厚な雰囲気に加え、当時の伊達家の隆盛を思わせる金箔をふんだんに使った豪華絢爛な室内となっていました~
室内は写真は撮れませんので、外観です~

 本堂

 庫裏(くり)

そしてお次は二代目藩主忠宗の次男光宗の廟所でもある円通院へ・・・

 一歩、中に入るとこんな感じ

ここは夜になるとライトアップもされるそうです~
 石庭も見事

広い庭内を歩くと、光宗公の霊廟三慧殿(重要文化財)が見えてきました



面白いのは、霊廟を彩る色とりどりの絵
伊達藩がヨーロッパに使節団を送ったのは有名な話ですが、その時に支倉常長が持ち帰ったとされバラが描かれているのです~ここが別名「バラ寺」と呼ばれるのはそんな云われがあるそうなんです
勿論、庭内にはその時のバラの子孫が咲いていましたよ~

ここは「縁結び」にご利益のあるお寺らしいのですが、ここでたれぞ~さんはある悲劇(いや喜劇?)の洗礼を受けることとなります(苦笑)まぁそれは後に書きますね

その後はホテルに戻り、一緒にお風呂に入り、裸の付き合いをした後、夕食をはさみ、怒涛のおしゃべりタイムと突入するのでした~!

トップ写真はホテルの窓辺から見た松島の様子。
明日はここを散策するのじゃ~!

ってコトで2日目に続く

仙台オフ(プロローグ)

2007年10月22日 | お出かけ(道外)
実は週末はこっそり北海道脱出をしていました~

行き先は仙台・・・・
目的はもちろんオフ会~!
道産子の満天さんと、これまた道産子のせっちゃんに会うために4ヶ月も前から計画していたのでした~

だが、たれぞ~さんは今まで1人で飛行機に乗ったことはない(←大イバリ)

だって今まで旅行の時は友達が購入からチェックイン、座席指定までしてくれていたんですもん
ただ友達の後ろを付いていけば飛行機に乗れたので、搭乗手続きってよく判っていないのです

しかも自分で自分が信じられない人なのに、ネットで飛行機を予約したもんだから、不安で仕方がない・・・だってチケットレスで手元に何もないんですもの(涙)
何度もマイレージクラブへアクセスし、搭乗手続きを確認し、その日を迎えたのでした~

はたしてたれぞ~さんは無事に飛行機に乗れたのか?
方向音痴のたれぞ~さんは無事に仙台駅で皆と会うことが出来たのか?


乞うご期待
(いや、そんな大したものではないけどね・・・



片付けられない女vs捨てられない男

2007年10月18日 | トホホな私&家族
たれぞ~さんは自称「片付けられない女」ですが、たれぞ~パパは「捨てられない男」
そんな2人が暮らす家は一軒屋なのにモノが溢れています

たま~に「これじゃイカン!!」と思い、たれぞ~さんがせっせと片付けようとすると、難敵がこの「捨てられない男」なのです。

何故か彼の寝室にはたれぞ~さんが10年以上前に捨てたはずの雪だるま型のライトがあり、
そしてこれまた1年前に捨てたはずのCDコンポまであります
しかも中が錆びて捨てたはずの電気ポットまでありました。
(勿論、使ってはいない、なのに何故??
もう着ないと思われ捨てた時代遅れの彼の服もちゃんとタンスに戻っていたこともあります

彼はたれぞ~さんが意を決して捨てたものをまたゴミ袋から出してしまうのです。

何年も前の領収書や町内広報、昔使っていたTVの台(しかも3つも!)、ダイレクトメール、お菓子の空き箱や空き缶の他、インスタントコーヒーの空き瓶、4リットルの焼酎ペットボトルとか、挙句の果てにはダシ入り味噌が入っていた容器まで・・・資源ごみに出そうとすると「お前が採って来た竹の子を漬けるのに使う」とか「タッパの代わりになる」とまで言うのです

年1回採りに行くか、行かないか程度なのに、そんなことの為に4つも5つも取って置くな~!!

もちろん、タッパもふんだんにありますよ、ウチには・・・

ちょっと彼が泊りがけで留守をしたので、少し捨てさせてもらいましたが、一番謎だったのが、郵送されてくるカタログなどが入っていたビニール袋がとってあった事・・・

何にするんでしょう??

えぇ勿論、捨てさせていただきました
こんなもの資源ごみにもなりゃしねぇ・・・

とりあえず、仕事が終ったら、鍋底の剥げた電気釜とゴムパッキンがボロボロになった電気ポットを買い替えに家電量販店へ走るつもりです

こっそり替えた時のヤツの行動が見ものだわ
・・・またゴミ袋から出さないと良いけど(苦笑)

相関図ジェネレーター

2007年10月16日 | 好きなモノ・面白いモノ
今流行の相関図ジェネレーターなるものをやってみました。
勿論、私のことですから、漫画のうるわしの殿方で・・・(爆)
まぁマゾなんで「麗しく」ない方もいますが、その辺はご容赦の程を(苦笑)

・しょうさ=エーベルバッハ少佐「エロイカより愛をこめて」by青池保子
・ジェームズ=ジェームズ・ブライアン「パーム」by獣木野生
・エスター=エスター・ギーディング・ギティングス王子「花冠の竜の国」by中山星香
・せいのすけ=秋月青之介「幽霊宿の主人」by波津彬子


私と少佐が友達なのはともかく、青之介さんと少佐が肉体関係だなんて~~!
勿論少佐が「攻」よね?(ドキドキ)
そしてエスターと青之介さんが無関心というのはなんとなく判るが、私とエスターって攻同士?!ただ単にいじめっ子同士ってことかしら?(汗)


漫画ネタだとわかる人が限られるのでお次はウチに来てくださっている方のワンコでやってみました

・ダイスケ(ミニチュア・シュナウザー) 飼い主・なみださん
・マサコ(ビーグル) 飼い主・せっちゃん
・もーたん(アメリカン・コッカースパニエル)飼い主・pe-さん
・もりし(シーズー×チワワ) 飼い主・こっちゃん
・ケンちゃん(ポメラニアン) 飼い主・ひぃさん

結果

年上のマサ子ちゃんが(18才)がもーたんの弟子になっているのにも驚いたが、ダイスケがお金目的だとは・・これって有閑マダム(マサ子)と若いツバメ(ダイスケ)の図なんでしょうか??(爆)

もりしとケンちゃんが同志なのはなんとなく納得ですが、ケンちゃんとマサ子ちゃんは一体何を見せ合っているの~!!


そしてちなみにケンちゃんのの代わりに
・ぴーすけ(セキセイインコ)飼い主・ぴーすけろさん
を入れてみると・・・



ぴーすけちゃんともーたんがコスプレ仲間・・・
あれっ確かもーたんぴーすけちゃんもカエル大好き仲間だったわ・・・侮れません、ジェネレーター(爆)



イキガミ

2007年10月11日 | 漫画・本
   
「イキガミ」 間瀬元朗 小学館 1~4巻(以下続刊)

「生きることの大切さ」を認識させるため、全ての国民に小学校入学時「国繁予防接種」が義務付けられた。だが、その予防接種の注射器の中には命を奪うナノカプセルが混入され、それにより1000人中1人の若者が、18歳から24歳までの、あらかじめ設定された日時に命を奪われることとなっていた。
しかもその運命を知らせる死亡予告通知書(イキガミ)が彼らの元に届くのは、死のわずか24時間前・・・今まで健康で何事も無く生きてた若者にある日突然届く1枚の非情なる宣告書
「明日の今頃は君は死ぬんだ」と告知された人々は残る24時間をいったいどう生きるのか?!


アヤネさんが教えてくれ、興味があったのでさっそく購入したところ、偶然にもその翌日にまちるださんも読んだと知ってなんか不思議な感覚。人を惹きつける漫画というのは何かあるんですね。

さて、国家繁栄の為に公的殺人が行われていくというストーリーのこの漫画。読んで、ふと思い出したのが星新一さんの「生活維持省」(「ボッコちゃん」所収)という、ショートショート。
あれもまた平和で秩序ある国民生活を維持するため、コンピューターが公平に選んだ人間を生活維持省という国家公務員が間引いていく(殺していく)話なんですが、あれは選ばれた人間が苦痛を感じないように知らされる間もなく、殺人が行われるのに対し、こちらは死までのタイムリミットが教えられ、その当人達が死と言う恐怖と向き合い迎える24時間と、薄々この体制は間違っていると認識しながらも、自らの命を守るためにはその思いを表に出してはならないと葛藤し続ける「逝き紙」配達人である主人公の心の揺れが一層のドラマを生み出しています。

自分の命があと24時間だと宣告されたら、人はどう生きるか・・・
そして人は何の為に「生きる」のか・・・

そんなことを問いかけしている様に思えてなりません。
まちるださんと同じく、私も誰しも「自分が生きた証」を残したいと思うのではないかとチラリと思ったり。
それがとんでもなく立派なことじゃなくても、そして形に残らないものでも誰かの記憶の片隅に残っていたい、そんな風にも思うけど、日々をぼーっと生きている自分にはそれはそれで難しいのかなとも思ったり
まぁ私ならヘタレなので、オロオロしている間にタイムリミットを迎えそうな気がしますが(苦笑)

ちなみに星さんの「生活維持省」でのラストはその公的殺人を行っていた役人本人がコンピューターに選ばれ、その国を揚げてのシステムになんら疑問すら思わず「争いの無い時代に、こんなにも生きられて良かったな」という言葉を残し終わっています。
読んでいる側はその言葉に疑問すら持たない憐憫さと洗脳される事の恐怖を感じる終り方となっていますが、はたしてこの「イキガミ」はどのようなラストを迎えるんでしょう??

いつの時代も「国民全てが公平に責務を負う」となってても、必ず例外はいるんですよね(例えば国の中枢にいる方とか、要人とか)また暗部に気づく登場人物も出てくることでしょう。そしていつの世にも必ず「間違い」に気づく人もいるはず。
4巻ではようやくこの「国繁法」に異議を唱える人が出てきましたが、そういう部分が今後どのような形となって出てくるのか、そして「逝き紙」を配達し続ける主人公の心の葛藤がどのような形になって表に現れるか、これからの構成によって「ありがち」になるか「傑作」になるか分かれ目のような気もします。今後の続刊に注目です

そして最新刊の帯を見たところ2008年秋に映画化がされるとの事。
どういう話を持ってくるのか、そして現行ではまだ連載中のこの話をどうまとめるのかも楽しみですね


憂鬱な客

2007年10月10日 | 健康
腹が痛てぇ・・・いえいえ、キノコのせいではありません(笑)
アレですアレ、毎月来るお客さん。

私の場合、婦人科疾患を持っていて、その進行を抑える為にピルを飲んでいるので予約客みたいなもんなのですが、それでも憂鬱・・・人より痛みが強いのです。
ただ痛いだけで、命にはまったく関わらない病気なんですけどね(苦笑)
なので始まると同時に連日鎮痛剤のお世話になります。
出血が収まっても痛みだけが残る日もあるので、様子を見ながら鎮痛剤と付き合っています

たまに鎮痛剤でぼーっとする頭で思います。

子供を産む予定も無いし、こんなポンコツ子宮とってしまおうかな・・・
そうすればもっと楽になるのに・・・
こいつがある限り保険の切り替えも出来やしねぇ・・・と

でもいざ医師からそのような提示をされたら、きっと拒否するでしょう。
これが無くなけば開放されると判ってはいても、失ってからの喪失感はきっと耐え難いものだとも思うから。
何より取ったことを後悔しても、元に戻ることはないんですよね

思い返せば、海に行ったり山に行ったりするようになったのもこの病気が判明した30才を過ぎてからでした。
皆に「元気だねぇ」とか「よくやるね、タフだわ~」と言われますが、実のところは自分が生理日以外は健康なんだと意識したいだけなのかもしれません

少子化が叫ばれつつも、各地からはどんどんと産婦人科医師がいなくなっている現実。
ガンとは違い、なかなかこういう病は治療法も開発されません。
そういう専門医も少ないんでしょうね

長く付き合っても10年ほど・・・あとちょっと頑張ろう

キノコ採り初体験

2007年10月07日 | お出かけ(道内)
とうとう禁断の領域に踏み入れてしまいました。
おっちょこちょいでアバウトな自分が絶対にしてはいけないこと
・・・それが「キノコ採り」(爆)

いつも釣りでお世話になっているTさんがボリボリ採りに行くというので連れて行ってもらいました。一応「私、すんごいど素人なんだけど、間違わない?」と確認したんですが、「ボリボリは大丈夫」との事だったので(苦笑)

ボリボリとは本州で言う「ナラタケ」の事みたいで、食感がナメコにちょっと似ていて、味噌汁に入れて食べるのが美味しいキノコなんです

天気は快晴。こんな山の中を少し歩きます

登山とか、ハイキングは面倒臭くって嫌いな私ですが、食材を探しに山に入るのは大好きだったりします。
何より食欲が優先する私(苦笑)・・・

Tさんが見つけたポイントを探します。
伐採された木の切り株の根元なんかがポイントらしいのですが・・・ありましたありました。


一ヶ所見つけると、キノコ類の特製として、辺りに群生している場合が多いので、その場所を中心に探します。木の切り株の他、草の影とかにも結構生えているので地べたに這い蹲るようにして探します。

ポイントを探しつつ、山の中を3時間ほど歩き回りました。
なんか凄くいい運動なんですけど(苦笑)

そして採ったキノコがこちら

この倍は採っているんですが、連れて行ってくれたTさんに上げてしまいました。
だって食べきれないし、キノコは他の人にあげる勇気はまだない(爆)

 

石づきを取って、綺麗に汚れを洗い流し、軽く茹でて下処理をするとこんな感じになります


茹でることで独特のヌメリが出て、ナメコの様なツルっとした舌触りになるんです。
こちらではジャガイモと一緒に味噌汁にするのが一般的なんですが、今回はTさんお奨めの大根おろしを入れたミゾレ味噌汁にして見ました


奥に見えるのはピーマンの一夜漬け
短冊に切ったピーマンをさっと湯通ししたあと、容器に入れ、麺つゆとゴマ油少々をかけ、冷蔵庫で一晩漬けたもの。さっぱりしててパクパク食べられます。
ピーマンが沢山ある時にお奨めな食べ方です

さて、初めてのキノコ採り。
自分が採ってきたキノコを食べ、一晩経ちましたが、なんともありません(爆)
とりあえず成功のようです。

でもまだ人にあげれる自信はないな・・・
だって一番信用できないのが自分の腹だから(爆)

それにしても60代のオヤジに遊んでもらう私って・・・
いい加減同年代の遊び友達を作らないと皆年取って遊んでくれなくなりそうだわ(爆)

千葉より愛をこめて

2007年10月04日 | どさんこ・ご当地ネタ
或る日届いた1つの小包
あれれ?暫くは何処からも届く予定は無いのに?と不思議に思って差出人をみるとなみださんではありませんか!!

開けてみて、嬉しさでビックリ!!そして思わず笑い(笑)

こちらではまず手に入らない「茹で落花生」とあの銚子電鉄の「ぬれ煎餅」
どちらも食べた人が美味しいと言っていた千葉の名物です。

殻を割るとこんな感じ

今まで落花生の薄皮って全てエンジ色かと思ってましたが、茹でたのだとこういう色なんですね~
味もほんのり塩味なんですが枝豆とまた違う食感と豆の風味・・・
乾燥ピーナッツより少し甘さが感じられ、ピーナッツ独特のえぐみが少しあり、いいアクセントになったお味です


そして、釣り好きと漫画好きの私の為にこんなものまで・・・

 「釣りバカ日誌」のおでん缶

そして
 「こち亀」のサブレ

も~見た瞬間、なみださんが私の為にわざわざこれを選んでくれたのが判って嬉しいやら、おかしいやら・・・

久しぶりになみださんのお声も聞けて嬉しかったわ~
慣れない土地で一生懸命頑張っているのに、相変わらず優しくて楽しくて、こちらまで元気をもらえました

いつもどうもありがとうございます

いつか絶対逢いに行くから、待っててね~!!

青池保子コレクション

2007年10月03日 | 漫画・本
復刊ドットコムというサイトがあるのはご存知でしょうか?
読みたくても読めない絶版本や重版予定のない本を出版社に掛け合って再出版してくれるサイトです。
もちろんどの本も出来る訳ではなく、ユーザーのリクエストが沢山あること、そして作者、出版社側の協力が必要となっているんですが、昔の漫画を読みたい場合とても頼りになるサイトです

この復刊ドットコムさんのお陰で昨年の1月から「青池保子コレクション」なるものが5冊刊行されました。今でこそ「エロイカより愛をこめて」など男性が主人公を数多く書かれていますが、昔は女の子が主人公の漫画を数多くかかれていたんです。

この「青池保子コレクション」は青池先生が1960~1970年代に書かれていた短編少女マンガを中心に復刊したもの。表紙は今の絵なんですが、中身をみたらきっと懐かしいと感じる人も多いのでは??

収録作品と発表年
『アクアマリン』
 「アクアマリン」    1976年
 「エピタフ-墓碑銘」 1975年

『ロマン組曲』
 「ロマン組曲」    1976年
 「フランソワの部屋」 1974年

『オールマンものがたり』
 オールマンものがたり「ドラキュラ館は大騒動!」 1975年
             「混戦!オールマン大学」  1976年
 「拝啓おやじ殿」   1974年
 「さよならジュリアン」 1972年
 「黄昏にかえれ」   1976年
 「ローラのほほえみ」 1964年

『ハムレットを殺せ!』
 「ハムレットを殺せ!」 1974年
 「ジェシカの秘密」   1975年
 「呪われた谷」     1975年
 「死の谷」        1965年
 「恋の不時着」     1974年
 「かあさんの休診日」  1974年

『水の中の赤い家』
 「水の中の赤い家」 1973年
 「呪いのスペードエース」 1974年
 「蝶になったモニカ」  1971年
 「吸血鬼」        1969年
 「竹の花がよぶ」    1971年
 「ミラ」          1965年
 「月まつり」       1965年

何百何千といる漫画家さんの中で全集や選集を出してもらえる漫画家さんはどれほどいるでしょう・・・まして40年近く前の初期の頃の作品が再出版される人ってそうそういないのでは?
これもひとえに青池さんが長年頑張ってこられた成果なんでしょうね~

「イブの息子たち」や「エロイカ」などから読み始めた人には物足りない作品もあるかもしれませんが、これが青池先生の原点かと思うと感慨深いです。
特に「オールマンものがたり」は後の「イブの息子たち」の源流ですからね。

元々同じ山口県下関出身の水野英子先生に憧れ、水野先生の元へ原稿を持っていったという青池先生。初期の作品をみると敬愛していた水野先生の影響が確かにかい間みえます。
懐かしい漫画をお探しの方、是非手にとって見てください


秋の味

2007年10月02日 | どさんこ・ご当地ネタ
午前2時から行動した釣りから帰って来た後、あまりの眠さに爆睡していた夕方、携帯が鳴る。

出てみると、この間ちょこっと漁協の手伝いをしたんですが、そのお礼に漁師さんからホッキ貝を預かっているとの連絡。

眠い目をこすりつつ、受け取りに行くことに・・・
するとホッキの他に生筋子まで戴いてしまいました。
今年は海水温が高くて、例年より鮭が獲れないので、スーパーでもまだまだお高くて、自分ではなかなか買う踏ん切りが付かなかった筋子ですが、こんなに戴いてしまいました



そしてホッキ。数えたら22個もありました
 
たぶん両方合わせたらスーパーでは1万近くするんじゃないかしら?

なんで第一次産業に携わる人ってこんなに豪快なんでしょう?(苦笑)

とりあえず、半分ほど余所へお裾分けして、疲れた体に鞭打ってイクラの醤油漬けを作りました。
ほんと簡単そうで、まだまだ納得する味が出来ません
でも最初の頃は何も判らなくて、真水で洗ってしまい、口の中でスーパーボールのように飛び回るイクラを作っていたので、あの頃から比べればずいぶんとマシになったんですけどね・・・(あはは)

ウチは日持ちさせるのに昆布醤油だけで漬けるんですが、今回はちょっと醤油が多かった感じ・・・しょっぱかったかな。
まぁご飯のオカズにはいいか・・・
アバウトな性格なもんで毎回味が違い、なかなか上達しません(苦笑)

本当はお酒とかもいれると風味も色もいいんですけどね~
美味しいのを作る人は本当にメチャメチャ美味しいから・・・
まだまだ勉強しなければ!!

つーか、このアバウトさをまず直さないとその道は遠いな・・・(滝汗)

やっばりスーパーに柿とか葡萄にサンマなど、秋の味覚と言われるものが並び始めましたが、道産子はイクラの醤油漬けを食べると「秋だなぁ」と感じます。

皆さんのお住まいのところの秋を感じさせるものは何でしょうね??