すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

節分は落花生で

2009年02月02日 | どさんこ・ご当地ネタ
北海道の節分で、撒く豆は殻つきの落花生だったりする
いや、はっきり言って大豆で撒く事はしたことがない

子供の頃からこれが当たり前だったので、よくTVで大豆を撒くのをみていると、「なんで落花生じゃないんだろう??あれだと拾って食べることが出来なくて勿体無い」「それより大豆って美味いのか??」と思ったもんだ


落花生は玄関のタタキの上に撒いたって、へっちゃらだ
1つのサヤに2つや3つの豆が入って居るモノもあるから、年の数だけ食べる事もお得感があるし
たまーに回収し忘れたのを後日見つけるとなんだか嬉しい気分にもなるし


ネット生活を始めて、落花生で撒くのが北海道をはじめ、一部の地域であることを知った

なんで~??と思い調べると

開拓文化で物事を合理的に考える道産子は、「雪の中でも落花生なら拾いやすい」「食べ物が粗末にならない」「大豆は夏の豆だが、落花生は秋冬の豆。カロリーも高いので寒い地域で好まれる」などの理由から落花生を撒くようになり、それが雪の多い東北や信越地方にも広がっていったようです

との表記を発見

なるほどな~
開拓当時は冬の食料も不足しがちだし、貴重な大豆を撒いて、食べられなくするって事はとっても勿体無いことだったんだろうな


北海道民の中にある合理性には開拓時代の精神が宿っている

そして家計をはじめ、何事にも大風呂敷でおおざっぱなのも相互扶助が生活基盤だった名残・・・だと信じたい(笑)