すずめ休憩室

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歌手・坂本九さんの偉大さ

2011年10月25日 | 日々つれづれ
ラジオで聞いた話
とある日本人がイラクへ赴いた時、当時イラクでは政情不安で国内が荒れていた。
そんなイラクの人に「明日がある」を教えたところ、とても気に入って心の励みとして歌ってくれたそう。
月日は流れ、日本で起きた未曾有の大災害
そのイラク人の彼は日本に来日し、被災地での放射能除去作業に従事しながら、「明日があるさ」を歌っているそう。
そんな彼の歌声に被災地の日本人たちが励まされているという話。


震災後、各方面で自粛ムードが高まり、それはTVCMも例外ではなかったですよね。
そんな時TVから静かに流れた「見上げてごらん、夜の星を」のメロディのCM
覚えている人も多いんじゃないでしょうか?

その二つの歌に共通するのが坂本九さんという歌手。

不慮の事故で亡くなられてからかなり経ちますが、彼の歌はどれも人々を勇気付けるものばかり・・・
坂本九という人を知らない若い人でも歌は知っている人はきっと多いはず

ざっとあげただけでも
・見上げてごらん夜の星を
・上を向いて歩こう
・ 明日があるさ
・幸せなら手をたたこう
・涙くんさよなら
・ レットキス(ジェンカ)
・素敵なタイミング
などなど

毎年、数多くの歌が流れ、ヒット曲も生まれているけど、数十年たっても、そして歌った本人が亡くなっても歌い継がれ、人々のエネルギーの源となれる曲はそんなに多くは無いはず。
そういう曲を「名曲」とというんでしょうね。

作詞家、作曲家の素晴らしさもあるけど、やっぱりあの坂本さんの明るい歌声があってこその歌。
歌手としてそういう歌にめぐり合える人はほんの一握りだと思うけど、そういう歌を何曲も歌っていた坂本九さんって凄いなぁ。。。と改めて思ったりしました。