すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

佐賀のがばいばぁちゃん

2007年08月23日 | 漫画・本
 島田洋七 著 徳間文庫


広島で生まれた昭広は、父の記憶がほとんど無い。父は疎開先で家がある広島に原爆が落とされたと聞き、家の様子を見に行ったが故に放射能に汚染され、昭弘が生まれて間もなく原爆症で亡くなったのだ。その後は母が1人で働いて昭弘たち兄弟を育ててくれたが、幼かった昭弘は或る日佐賀の祖母の家へ預けられることとなる。
祖母は1人で7人もの子供を育てたツワモノ。
そこではその「がばい(佐渡の方言で「とても」「非情に」の意)凄いばぁちゃん」とのとんでもなく貧乏な生活が待っていた・・・

なごいくさんからお借りしました。
私たち年代ではB&Bの洋七さんと言った方が馴染みが深いかもしれない、島田洋七さんが幼い頃の自分と祖母との生活を綴った自叙伝

戦後の傷跡がまだ残る日本、みんな貧乏の生活なのでしょうが、ばぁちゃん「貧乏度」は更に凄い。「貧乏」というと「昭和枯れすすき」というような暗ーいイメージが付きまといますが、でもばぁちゃんの貧乏はメチャメチャ明るいのです

「お金がないと何にも出来ない」と思いがちな現代人の目のウロコを取ってくれるようなそんな本。

明るい貧乏もいいんですが、私が惹かれるのは、ばぁちゃんが昭弘(洋七さん)に言う数々の言葉。なごいくさんが金言、名言てんこ盛りとおっしゃってましたが、まさにその通りなのです

スポーツは万能だけど、勉強がイマイチな昭弘くんとの会話

以下転載
 「1と2ばかりでごめんね」とばぁちゃんに言うと
 「大丈夫、大丈夫。足したら5になる」と笑った。
 「通知表って足していいの?」と聞くと、今度は真顔で
 「人間は総合力」と言い切った

ね~なんか素敵でしょ?(笑)


またばぁちゃんと昭弘くんを見守る人達の優しさもいいのです
学校の先生、やって来るお豆腐屋さん、そしてクラスメート・・・
お金では買えない沢山の想いが詰め込まれています

例えば貧乏で祖母と2人きりの生活をしていた昭弘くんは、運動会の時、皆が家族とごちそうをついばむ中、1人で教室でお弁当を食べていたそうです。しかも勿論貧乏ですから弁当の中身は白いご飯と梅干と生姜のみ。
そんな時、ガラっと扉を開けた先生が
「いや~先生、お腹を壊してしまって。。。お前の弁当に梅干と生姜が入っているだろう?交換してくれないか?」というのです。交換した先生のお弁当には昭弘が滅多に食べることが出来ない卵焼きやエビフライ、ウィンナーと言ったご馳走がはいっていたそうな。
そんな事が次の年も次の年も続く・・・

毎年運動会時期にお腹を壊すなんて・・・と思った昭弘くんにばぁちゃんは言います。

「昭弘の為に弁当を持ってきたよと言えば、昭弘もばぁちゃんも気を使うだろう。それが本当の優しさだよ」と・・・

本当の優しさとは他人に気づかれずにすること

これがさりげなく出来る人ってどれくらい居るんでしょう
よく「○○してあげた」と他人に言う人が居ますが、その時点でその中には多少なり「人から優しい人だと思われたい」「人から感謝されたい」という意識があるのかもしれないよね・・・。

お金が無いという事は不幸な訳ではない事、人間は一人で生きているのではなく色んな人に守られている事・・・当たり前なのに現代人が忘れかけていた、そんな事を思い出せてくれる1冊です


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21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お薦めですよん^^ (たれぞ~)
2007-08-29 12:21:57
富良野のお姉さん
お姉さんなら小説も結構読まれているし、ほんと1時間ほどで完読しちゃうかも~
それくらい楽しくてすいすい読めちゃう本です

なんか他の方によるとドラマにもなっているそうですよ~
う~ん、見たかったなぁ
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未読です~ (富良野の姉)
2007-08-28 23:38:35
どうも売れてる!と訊くと、つい避けてしまう天邪鬼な私…(苦笑)。
でも、こうして内容を訊くと、すごく良さそう。
今度、文庫で買ってこようっと。
返信する
いらっしゃいませ~kayoboさん (たれぞ~)
2007-08-28 12:51:48
kayoboさん
こちらにもいらしてくださってありがとうございます。

そうですね~
今の時代、世知辛いと言うか、ほんと物騒な部分があるので極力、人と人の関わりを避けてしまっている部分ってありますよね~
親切も出来なくなっている部分もあったりね

私も一度迷子になった子を連れて、家を探したことがあったのですが、はたから見れば幼児誘拐とか不審者に思われるのかな?と後から思ったことがありました(苦笑)

>関西のおばちゃん
あはは~(爆)
そっか~関西に住んでいる方にしたら「ちょっと~」ですよね。
なんとなーく関西弁つて言い方が柔らかく聞こえるから使われやすいのかも??
「バカだなー」と言われるより「あほちゃうの?」と言われるほうが言われた本人も笑いやすいし(笑)

それにしても「ぼけられると突っ込まないといけないという強迫観念」があるんですか~
関西の方のあのセンスは日々の修行の賜物なのね(笑)

長々となりましたが、今後とも是非よろしくお願いいたしますね~

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こんばんは。 (kayobo)
2007-08-27 22:55:46
お邪魔します。
私も読みましたよ~~。
とっても分かりやすくて、すんなり入ってきますね。
コレくらいおおらかな気持ちを持った人って、昔はもっと居たのかもしれないのかもと思いました。
今の世知辛い世の中に、清涼剤のような一冊ですね。

のメール。
う~~ん。
生粋の関西人の私としては、こういうオバチャンに持ってるイメージが関西弁というのが、若干悲しい・・・。
確かに、ぼけられると突っ込まないといけないという強迫観念にかられるし、もう少し上の年代の方は確かにみなさん飴を持ってますけど・・・。
返信する
皆知っているのね~ (たれぞ~)
2007-08-27 13:05:39
夜さん
読了、お疲れ様です~
ね、ほんとすぐに読めたでしょ?(笑)
易しい文章なので、子供にも読ませてあげたい本ですよね~

>美しい国
うんうん、ほんと!!
こういうことが当たり前に行われることが「美しい」ことだと思うわ。
今の世の中は弱者が切り捨てられる時代だもの・・・。
生活保護を打ち切られて、餓死している人がいる国なんて「美しい」とは思えません

>がばいばあちゃん語録集
私も思った~!!
ほんといいことばかり書いてましたよね
ウチも先祖代々の貧乏だけど、あれを家訓にしたい気持ちでしたわ~(笑)


なみださん
便利な世の中になったけど、その分人と人との関係って希薄になったのかなぁ??
きっとそれだけじゃないんだろうね~

皆が貧乏だったから当たり前に出来たことが、格差が出たことで出来なくなった??いやそういうのとも違うんだろうな~

>日本人の良さ
うんうん、それはなんか判ります
全員がそういう訳ではないんでしょうけど、なんとなーく相互扶助的な気持ちは薄れていていますよね
ご近所でも知らない人が多いし、善意を逆手に取られて被害にあってしまう場合もある。
悲しいけど・・・自衛をするために希薄にせざせるを得ないトコつてあるのかも

親切という言葉が死語にならないといいな・・・と心配になっちゃいますよね


Ahさん
おかえり~!!
1年ぶりの里帰りで心と体にエネルギー充電できた?

Ahさんもドラマを見られたていたんですね~
私もこの本を読んでから、ドラマがあったことを知り、見ておけば良かった~と後悔。。。
甲子園でも佐賀旋風があったことだし、またやってくれないかしらね?


アヤネさん
アヤネさんも既読なんですね~
結構みんな昔っから知っているのね~
私はなごいくさんに教わるまでしりませんだした(汗汗)

>川に流れてくる食材でおかず

そうそう!!あれにはびっくりよね~今はこんなことがあったら、すぐに役場へ通報が行きそう~
不法投棄されています~!って(苦笑)

モノを大切にすることや色んなことを教えてくれる本ですよね

アヤネさん、お笑いも見に行っていたの~
まぁ~羨ましい!!
私は田舎住まいなのであまりライブとか講演とか縁の無い生活をしているのよ。
一度でいいからああいう生でしか味わえない雰囲気を感じてみたいわ~
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私も読んだんだけど・・ (アヤネ)
2007-08-25 23:10:03
昨年、人気あったときに読んだので、
大分忘れていました。
面白かった~すぐ読めた~とだけしか
覚えてなくて、たれさんのおかげで、
そうだった、こんな内容だったと思い出しました。
印象的だったのは、川に流れてくる食材で
おかずを作っていたことです。
それにしても、ほんとに素敵なおばあちゃんでしたね。
この30日に岡山市民会館で、「佐賀のがばい
ばあちゃん」島田洋七トークショーがあるので、
近くなら絶対行ってました。1500円だし。
でも次の日は、劇団四季のミュージカルなので、
悩むところ。
いや、もうお笑いに行ったので、
どちらにしてもひんしゅく買いそうなので
行きませんが。。

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がばい!! (Ah)
2007-08-25 10:49:17
本はまだ読んでないのですが、
TVドラマで見ました。

涙腺がもろい私は、笑っては泣き
泣いては笑ってました。

こんど、本を読もうと思ってるのだ。
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こんばんわ! (なみだ)
2007-08-24 20:30:40
ヨカ本ですよねぇ・・・
映画でもあってたけど
お金がすべての世の中じゃなくって
貧乏な人もそうでない人もみんな一生懸命に生きてた昭和の時代ですよね
あのころの気持ちってどこにいってしまったんでしょう
日本人の良さがだんだんなくなっていってる
今度「3丁目の夕日」の続編がありますよね!
きっとみんな何かを、あのときの時代・がばいばあちゃん時代に求めてるんじゃないのかなと思ってしまいました
返信する
読んだ~~! ()
2007-08-24 14:02:53
ほんとに、夕べ1~2時間くらいで読んじゃいました
サクサク読めて、笑えて、じ~~ん。。。
短いけど、すごく良い本でしたね~~

笑いのツボも良いけど(そりゃ、書き手がコメディアンだからね!)
やっぱり、ほろりとする場面が心に残る~!

お弁当の話、お豆腐やさんの話、クリーニング屋の話。。。
どれも人情に溢れてて。。。
修学旅行の旅費の話も、まるで一昔前のドラマのようで。。。
みんな貧乏だったけど助け合いながら生きていたんですよね~~
これが“本当の美しい国”なんだけど。。。どこかの首相は、これが政治の力で何とかなると思ってる。。。勘違いだよなぁ~

>高校野球
うんうん、私もそう思った!
広島生まれ、佐賀育ち、ついでに広陵高校卒で
洋七さんもどっちを応援していいか迷ったんじゃないかな~

最後に“がばいばあちゃん語録集”が載ってて
あれが良かった~!
紙に書いて、人生訓にしたいくらいよ!

本当は私も記事にしようかと思ったけど
ここにいっぱいコメ書いちゃったから
これで済ませます~~
返信する
とっても読みやすいですよ~ (たれぞ~)
2007-08-24 12:54:45
ひぃさん
うん!これは面白かったです~
いい話って泣けたり、重かったりするけど、さず漫才師の方が書いただけあって、コミカルに読みやすくいい話を載せている感じがします。
滅多に漫画以外の本は読まない私でもほんと寝る前のちょっとの時間でぐいぐいと読めてしまった(笑)

やっぱり評判になる本は面白いです


ぶっくさん

>武田鉄也さんの本とか、ビートたけしさんの本とか
水木さんの子供の頃の話の本とかを連想しちゃいました

そうそう!そんなテイストです。

元々この本って酒の席で、ビートたけしさんと洋七さんが貧乏自慢をしていた話がことの発端みたいです。
母自慢をするたけしさんに洋七さんが祖母自慢で対抗したら、たけしさんが大笑いして「お前、その話を本でだせよ」って言われたのがきっかけらしい

ほんと、たけしさんが大笑いしただけあるお話ですよ~

本当の優しさ・・・うんうん、私も憧れます
この本の中で「おせっかい」と「優しさ」について考える部分がありました。
似て非なるこの二つですが、ほんとこういう「優しさ」を行える自分になりたいですよね


ぴーすけろさん
私も全く知らなくて、ブログを通して教えてもらったんです。
今回お借りできて読んで、本当に貸して下さってありがとうと思いました。それほど良い本です。
文庫の割には字も大きめで、しかも優しい言葉で書いてあるので、小学生から老人まで楽しめる本だと思います。

ぴーすけろさんも機会があれば是非!目を通してくださいませ


夜さん
あはは~(笑)
夜さんも狙っていたのね~
図書館でそんなに待ちなんだ~すごい人気だな「かばいばぁちゃん」

今回、甲子園での決勝が洋七さんの母校である広陵と「がばいぱぁちゃん」の舞台の佐賀とあって「がばい決勝」なんて言われたそうですが、内容もこれまた「がばい」ですね(笑)

これでまた文庫の売り上げが伸びるかも~


なごいくさん
本当に入れてくれてありがとう~!!
とっても面白かったです

ほんと「ファイブスター」12冊を読みきるの3~4日かかりましたが、この「がばいばぁちゃん」寝る前のほんの1時間ほどで完読(爆)

どれだけ難しいんじゃい!!ファイブスター!!(爆)


「菊次郎とさき」もたまに見てます~
そうそう、この本を出すきっかけがたけしさんと洋七さんの貧乏自慢が発端らしいですよ
母自慢のたけしさんに対して、「うちのばぁちゃんなんて・・」と対抗して話したところ、たけしさんが大笑いして本で出すことを薦めたって

ただ今れいくさんお薦めの「ハゲタカ」を見てますが、こちらはお金に翻弄される人々を扱っているので、なんか色々かんがえちゃいますわ~

でも「ハゲタカ」めちゃくちゃ面白いけどね


トミーさん
そうそう!優勝したことであちこちのTVが佐賀北を取り上げていますが、ここって進学校なんですね~
試合前日も皆で2時間も勉強していたそうで・・・文武両道を地でいつている学校みたいです

特待生問題で揺れた高野連にとって、ここが優勝したというのは、ある意味で「やった~」状態なのかも(笑)

それにしてもグランドはサッカー部と共用。ベンチはコンクリートの側溝を再利用、機械に頼らない地道な筋トレ。。。
なんか高校生らしいトコだなへと思いました
それが本来ある高校野球の姿なのかな?(苦笑)

>「がばいばぁちゃん」の漫画
ほかとだ~調べてみたら、石川サブロウさんが数冊書かれていますね~
どんな仕上がりなんでしょう?
でも文庫も読みやすいのですよ、両方どうですか?(笑)
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おりしも。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2007-08-24 11:19:16
 佐賀北高校が がばいこと してますね。校庭狭い、サッカー部と共有、部室貧弱、県立の文武両道の高校でも がばい(奇蹟) は起きるのね。
 おばあちゃんとのいい話じゃ~とは聞いてましたが、先生とのこんなエピソードもあるんですね。読みたくなりました。あっでも確か石川 サブロウ氏のマンガも出てなかったっけ。そっちを読もうかしら。最近何でもまんがで読んでます。(笑)
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喜んでいただけて何より♪ (なごいく)
2007-08-24 06:10:19
良かった、勝手にマンガ箱に詰めちゃったからちょっと心配でした(笑)。でもホント、すぐ読めたでしょ♪ええ、ファイブスターよりも早かった筈(爆)。

本は読んでないんだけど再放送で「菊次郎とさき」を見ました。あれも同時代ですよね~。そういやビートたけしがこの「がばいばあちゃん」の本を出すように洋七さんに勧めたのだそうで。

我が実家…時代もあるかもだけど、あまりこういう暮らしを知らずに育ちました(苦笑)。で、今になって考えて…やはり、金なんてあっても幸せではないな、とつくづく思います。借金もない方がいいけど、金もあんまりあるよりない方がいいかもしんない。

うちのばあはこんな時代を生き抜きまして(北海道の奥地というのはみんなそんなもん)、話を聞いてると(経験したワケじゃないのに)どこか懐かしい気持ちがします。
返信する
先を越された^^; ()
2007-08-23 22:05:29
私もなごいくさんの記事読んで、読みたくて図書館に予約したんだけど
なかなか順番が来なくて。。。
や~~~っと、2~3日前に順番が来て借りてきたところです

しかし!
つい、未読のマンガの方に興味が行っちゃって。。。

期限があるんだから、早く読まなくっちゃ!
返信する
読んでみたくなりますね。 (ぴーすけろ)
2007-08-23 20:40:39
あれだけ話題になったのに、なだ読んでいませんでした。
こちらで紹介されている部分を読んだだけでも
いいなぁ~と心がやさしくなれる感じですね!!
どうしてあんなに取り上げられるんだろう??と
思っていたけど、訳があったんですね
私もさりげなく人に優しく出来る人に憧れます~
返信する
面白そうです (ブック)
2007-08-23 19:36:49
本屋さんに行くと、平台に乗っかってるんで、人気のほどが
わかります・・・武田鉄也さんの本とか、ビートたけしさんの本とか
水木さんの子供の頃の話の本とかを連想しちゃいました(笑)

若かりし頃(笑)若い人ばかりのサークルで「本当の優しさとは・・・」
というお題でディスカッションしたことがあるんですけど
何を話したかもう覚えてないんですけど・・・
さりげなく人にやさしくできる人にはあこがれます

私も読んでみたくなりました
返信する
感動!!! (ひぃ)
2007-08-23 16:19:18
たれぞ~さんのこのブログを読んだだけで涙ぐみそうです。ばぁちゃんがいいです。成績表は総合力で見るだなんて・・・そういう発想なかなかできないですよね。学校の先生の「腹痛いから弁当変えてくれ」の優しさも心に染み入ります。
本の名前ばかりが有名で手にとったことがなかったですが、機会があったら読んでみたいと思いました。
たれぞ~さんありがとう。なんかそう言いたくなったひぃであった。
返信する
お薦めです~! (たれぞ~)
2007-08-23 15:24:20
せっちゃん
うんうん、これはせっちゃんの年代の方にはすんごく共感が持てる本かもしれません
皆が貧乏だったけど、やはり「貧乏度」はそれぞれで、がばいばぁちゃんのトコはそれの群を抜いているんだけど、でも、使うトコはしっかり使っているんです。

学校の先生も今とはだいぶ違ってます
昔は各家庭の事情さえ精通していたのが当たり前でしたから、こんなエピソードもあったんでしょうね~

さすが漫才師さんというんでしょうか、文体もとても楽しくて読みやすいので、活字苦手の私でも寝る前のひと時で一気読みしてしまいましたよん

心が温まるお話なので是非お薦めします


くまさん
へぇ~これってドラマにもなっているんですか!
泉ピン子さんがばぁちゃん役だなんて。。。。それはほんと「がばい」ばぁちゃんですよね~(笑)

そうそう、昭弘君は佐賀から広島へ行くんですよね

今回の夏の甲子園の決勝の広陵は、洋七さんの母校だそうで、佐賀北といい、「がばい決勝」とよばれているそうな。

これでますます「がばいばぁちゃん」の知名度があがりそう(笑)
くまさんも是非原作にも挑戦してくださいな。

活字好きのくまさんならもしかしたら物足りなくなるくらいの優しい文章ですから(笑)
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ドラマを観ました (くま)
2007-08-23 14:37:46
私はまだ未読なんですけど、ドラマを観ました。
泉ピン子さんが、ばあちゃん役をやっておられましたが、先生のお弁当の意味を昭弘に話すシーンとか、昭弘が巣立つ日の朝のシーンとか、他にも沢山、自然にいっぱい泣けてきて、ホントにあったかいいいお話ですよね~…

ばあちゃんが昭弘に教えてくれる、色んな言葉も、とてもとんちがきいてて的確で、笑うことで気持ちを明るくさせてくれると同時に大事なことも教えてくれる、素敵な言葉ばかりで。

本も早く読まなくては!です。
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私も読みたいと思ってた・・・ (せっちゃん)
2007-08-23 13:58:25
昔、貧乏って大変なものでしたよ・・・

私の家の前にハモニカ長屋があり、それは、それは酷い暮らしでしたよ・・・
運動会にお弁当持って来れないなんてクラスでも結構いましたし、普段でも持って来れないのです・・・

私の家だって電気屋なんて商売してましたが内情は大変だったようです・・・中学出たばかりの子を預かって(親が死んで引き取りてがない)電気屋の仕事を教えるのですから・・・(貧乏話したら切がない・・・笑)

でも、あの時代、義理も人情もいっぱい有ったような・・・今でも懐かしく思い出します・・・

私も一度読んで見たいと思っていました・・・
貧しい事=辛い事ではなかったように思うのは私だけではないようでした・・・
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あったあった!!(笑) (たれぞ~)
2007-08-23 13:38:58
ぶ~ば~さん
ぶ~ば~ちゃんも既読だったのね~
ほんといいよね!!
読んでて明るい気持ちになれるし~

>ばあちゃんが答案用紙に「私は日本人です。」って書いとけ・・・って件がなかったっけ??

あったあった!!
そして歴史の時は「過去にこだわりません」って書いとけって言うのよね~(爆)

今じゃこんなことを言ってくれる人もこういう生活もないんだろうけど、心がホッコリ温まる感じがするよね

ほんと読んで良かったわ~!
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これは・・・ (ぶ~ば~)
2007-08-23 13:17:40
傑作だよねーー!!
去年のブログで(ぶ~ば~cafe)で・・書いてたんだけど
確か英語のテストが分らなかった時・・・
ばあちゃんが答案用紙に「私は日本人です。」って書いと
け・・・って件がなかったっけ??

通知表の件も・・素晴らしいしーー!!
川が・・スーパーマーケットってのも・・最高よね。
(いろいろ・・果物や野菜が流れてくるから。。)
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