「ひまわりっ 健一レジェンド」 東村アキコ 講談社
美大を卒業した、林アキコ。だが世間の風は冷たかった・・・就職が決まらなかったアキコは父・健一が勤める宮崎の南九州テレホンへ電話オペレーターとして勤めることとなった。職場では「出来る上司」として認識されている健一だか、家族にとっては先が読めなく、突拍子のない健一の行動に振り回され続けたきただけあって、アキコは一抹の不安を抱えながらの仕事となるのだが・・・・
東村アキコさんが漫画家としてデビューする前のことを題材にした漫画。
弟で漫画家の森繁拓真さんも工業大学在学の弟「タクマ」としてしっかり出ています。tooruさんトコロで漫画大賞のことが話題になっていて、ノミネートされている漫画で未読だったので買ってみました。さすが、取り上げられるだけあって面白かった~宮崎が舞台と言うのもこれまた旬だし(笑)
それにしても・・・個性が強くて、爆笑モノの父・健一の伝説と言える行動が殆ど事実だというのも恐ろしい
当の東村さんのあとがき曰く「忘れたいのに忘れられない実話」なんだそうですが
考えても見てください・・・
子供たちが楽しみにしているXmassケーキを自転車の前のカゴに横にして突っ込んで(当然ケーキが偏りグチャグチャ)帰ってくる父を・・・
トロピカルフルーツを愛するあまり左遷じゃないと行かないような営業成績が悪い沖縄支店へ転勤希望を出してしまう父を・・・。
そして接木したドラゴンフルーツの生育状況が心配だからと言って、娘に毎日スケッチをさせ、それをFAXで自分へ送るように強要する父を・・・
父・健一の行動言動も面白いんですが、脇を固めるキャラたちもこれまたユニーク。
野球しかしらない男・興梠(こおろぎ)健一(通称「健一2号」)、何故かお笑いを目指す副主任、アキコを師とあおぐ漫研の2人・・・そして何より健一2号にホの字のブリっ子&二重人格、ある意味女の敵ともいえる節子。特にこの何かにつけてアキコを目の敵にする節子が入ったことにより、お笑いに走りがちな内容のこの作品にピリリとしたアクセントとなり、作品が引き締まった感じがします。
それにしても東村さんって確かIKKANさんの奥様なんだよな~
IKKANさんといえば新井祥さんの元旦那さんで、なんか濃ゆい人たちに囲まれて暮らした人って惹かれあうのかしら??とふと思ってしまったのでした。
あっ・・・実在の出来事を漫画にしているってことは健一2号との事は・・・いやいやこれは内緒
そーいや、何処の家庭でも親に関わるレジェンド(伝説)ってありませんか?
ウチの父の場合、「ご飯だよー」と言われ、テーブルについたのにテーブルの上にオカズがない・・・子供心に不思議に思っていたら、炊き上がったばかりの炊飯ジャーの中から丸○ハンバーグのレトルトパックが出てきたことが!!
本人曰く、光熱費節約のアイデアらしいのですが、熱でビニールがヘロヘロになってましたがな
そして何故か「封を切っていない羊羹は腐らない」と根拠の無い絶対的自信をもっている(爆)
ウチにもうとっくの昔に賞味期限が切れた練羊羹があるんですが、捨てようとすると怒られます(汗)以前にも捨てようとしたのが見つかり「羊羹は封さえ切っていなければ腐らないんだから」と言われ、それからまた数年経過・・・でもいつ食うんだ?その羊羹(ビンテージワインじゃないんだから・・・爆)
あと、夜勤のとき、自転車に乗って出勤したと思ったら、ものの10分もしないうちに頭から足の先までずぶ濡れで帰ってきたことがあったな・・・なんでもチャリこいでいてバランスを崩し、横の川(幅2Mほどの排水溝みたいなトコ)に自転車ごと落ちたそうなんだけど・・・(爆)
それでもシャワー浴びて着替えて、ちゃんと間に合うように職場へ行ったのには感心しましたけど
こんな親ってウチだけかしら・・・
気になってます。
そっか~
実話マンガだったんですね。
そして、IKKANさんの奥さんだったんですね~
そちらのほうは読んだのに、忘れてました(笑)
>東村さん
初期の短編読んだのだけど、
キュンって感じの話も描いてました。
それとは真逆ですね~(笑)
>レジェンド
たれさんのお父さんもレジェンドいろいろあるんですね~
たれさんの面白トークは血筋かしら?
私の父はそんな話はないわ~
いかにも田舎のおじさんなんだもの。
新井祥さんも実生活切り売り漫画だけど…IKKANさんてそういう方がお好みなのかしらん?(爆)
実はちょびっとIKKANさんのファンだったりして(汗)。「性別がない!」の彼が好き♪(ほれ、メガネ掛けてるし・爆)
家庭内レジェンドか…家庭内ギャグならあるけどな。うちって兄妹3人ともおバカなのよねぇ。一番レジェンドがあるのはある意味兄かも知れないな。でもぶちょーの書いてた例のようなレジェンドじゃなくて、なんつーか…怖い(ぶるぶる)。
この作品、面白そうだね♪もし次回便をお借りする時に旅に出てなかったらお貸しください♪(なんかそんなのばっか増えて来すぎて、自分でも覚えられん…)
何だか、日本に帰省したら本屋ばっかりに行っていそうです。
そして、帰りのスーツケースは大きな岩のように重くなって追加料金取られちゃうかも。
あ、そうそう。実家にある漫画。たれサマに進呈しまうからね~。(好みが全然違うのも会ったりするかも。そうなると、押し付け???)
その中には、ビンテージモノのJUNEもあるし…。お楽しみに。へっへっへ。
そしてこのコメント欄もいつもと変わりましたぁ。
我が家で伝説と言えば雨が降っても鉢に水をやる父(爆)。誰か止めて下さい(汗)。「軒下は水をやらないかん」というのが口癖です。
几帳面!?な父です。
気候の変わり目、たれぞ~さん、体調を崩さないように。。。
絵柄も可愛い感じで読みやすそうですね。そこはかと昭和の匂いがする…。
うちの父は大正生まれで真面目一方で面白い話はないなあ~。
うちの弟が兄弟5人の最後に45歳で結婚した時、当時80過ぎの父は
「やっと人生の責任を降ろしたよ」
と言って皆を笑わせたけれど、これ、冗談にならないもんね~
そうなの、IKKANさんの奥様なのよ~
私も「なんか聞いたことのある名前だなー」とは思っていたけど、それらが頭の中で繋がった時にはびっくりしちゃったわ
うんうん、作中の中でアキコは「徳永アキコ」というPNで漫画家デビューするんですが、おなじく胸キュンものの作品でした。
なんかどこまで実話なのか判らないですが、そういう事実と重ね合わせて読むとかなり楽しいです(笑)
それにしてもアガサさん、東村さんまで読んでいるのね~
凄いわ、カバー率
>レジェンド
そう??アガサさんのおしゃべりって楽しいから、家族もみんなそうなのなと思っていたよ~
隠れた伝説持っていないかい?(爆)
なごいくさん
そうなのよ~
前妻も現妻も過去を切り売りしてます(爆)
なんかこういうバイタリティー溢れる人がお好みなのかね??
それとも強烈すぎる人たちと付き合ってきた人同士だから判る「共感」が2人を結びつけたのでしょうか?(爆)
IKKANさんって私、新井さんの漫画を読むまでは知らなかったけど、コメティアンの「鉄拳」さんや桜塚やっくんの「スケバン恭子」をプロデュースした人なんですね~
「性別がない!」でも鉄拳さんが出ていたけど、「なるほど~そういう繋がりか~」と判ったわ
>レジェンド
いやいや、怖いレジェンドも他人が見たら「笑い」なのかもしれんよ
古田似のニィちゃんが何をしでかしてくれたのか気になるわ~
>箱
らじゃ~
なごいく箱を返却する時にリクを聞くから、アガサさんと相談して選んで~
完結していないけど、これも入れるから廻してあげてくださいな
KE007さん
これはコメディの部類かしら~??
それにしても何冊の漫画をお持ち帰られる予定なの?(苦笑)
まだね完結していないので、漫画喫茶とかで試し読みするのもいいかも~
あと少しで帰郷ですね~
いよいよ来週にはPGで番外編も発売されるので、間に合うといいですね^^
帰る頃になったら教えてくださいな~
>実家の漫画
うわ~どれほどの量があるんでしょうか・・・(爆)
見るのが怖い
(そして内容も・爆)
ひぃさん
そうですね~
平日はお天気がよいこちらですが、何故か週末にお天気が悪くて困っちゃいます
だって2週続けて釣りが中止になっちゃったんだもん
「雨女」になった気分です~
新しいテンプレ
便利なようで不便です
前の小さい小窓機能の方が良かったな~
gooはいろいろ可愛いテンプレが出るんですが、一長一短ですね
ひぃさトコロのお父様もなかなかユニークね(笑)
でもあれだけの見事な庭を作られるお父様ですから、それにはちゃんと意味があるのかも・・・
根腐れしない事を影ながら祈ってます(爆)
私も今初めて東村さんの漫画を読みましたが、なかなか面白かったです
やっぱり漫画大賞とかにノミネートされるのは魅力がありますね。
今回私も珍しく新刊で一気に揃えちゃいました
比較的、マイナー漫画の紹介ばかりする人なんで、新しい分野の開拓の参考にしてもらえると嬉しいです^^
いやいやお父様のその言葉、深いぞ(爆)
それは冗談ではなく、本音だとみた!!
やっぱりさ、親っていつまでも親だから、自分がいなくなつた後のことまでも心配なんだろうね~
そういう点ではウチの父はまだまだ降ろせませんな
だって、2人とも独身だから・・・
可愛そうな父
(おまけにブログで色々とバラされているし・爆)
たれさんのお父さんもレジェント持ちなんですな。
健一レジェンドは、最初の頃の巻の方が健一父さんが激おもしろかったな。
あっ「東村アキコ」さんは、コンプリートしてますよ。「きせかえユカちゃん」もおもしろいよ。アガサさんの言ってた初期の胸キュン短編集(私は「白い約束」が超お気に入り)もおすすめです。
「きせかえユカちゃん」も笑えて、ちょっぴりせつなくて、続きを楽しみにしているマンガなんですよ。東村さんの旦那さんのことは、どこかで聞いたわ。確か息子さん「ごっちん」の子育てマンガをコーラスで描いてて、これも超絶笑えるよ
レジェンド…我家で何かあるかな~?
長男が中1までサンタを信じてたとか?(苦笑)
義姉のお義父さん(ややこしいな~・笑)は、冷蔵庫に好物の瓶詰めをたくさん入れてて、賞味期限切れのモノも多数。それを食べようとするので止めたら、「好きなモノで腹は壊さない!」と言い切ったそうです(モノによっちゃ危険なような?・爆)。
すごーい!!東村さん、コンプリートされているのね!!
今度お借りしようっと!
でもその前にこの未読箱を片付けなければ・・・
「きせかえユカちゃん」はまだ連載中なのね~
結構連載持っているのね
ウチの父はすこし変わりモノなんでね~
でも笑いに繋がるかどうかが、微妙だが(苦笑)
でもさ、東村さんの健一パパもはたから見れば「笑い」だけど、身内からすれば「変人」なのかもね~
ただいま、甘いといわれる宮崎の鳥南蛮が食べてみたくって仕方がありませんわ~
どんだけ甘いんだろう???
ふら姉さん
それ、いいかも(爆)
だが、あの羊羹、何処かからの頂き物らしく同じのがないのよ~
(だから勿体がって食べんのか??)
もしたれぞ~家にお越しの際は羊羹には手を出さないほうが懸命だと思います(オイオイ)
>好きなモノで腹は壊さない!
私も似たようなとこはあるけど、やはり過ぎるのも限度があるな(苦笑)
怖いが先にたつもの