郷土料理をヘルシーに 「ご当地タニタごはん」予選、7日京都で

2018-07-16 11:09:18 | イベント

 郷土料理を現代風にアレンジしたヘルシーレシピの出来栄えを競う「ご当地タニタごはんコンテスト」の近畿・北陸・中部ブロック予選大会が7日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館である。地元長岡京市からも書類選考を通過した2チームが出場。特産のタケノコや名所、歴史にちなんだメニューで全国への切符を目指す。

 コンテストは、食文化の継承や地域活性化を目的に健康計測機器メーカー「タニタ」などでつくる実行委員会が開催。レシピには食塩やカロリー、栄養バランスの目安が設定されている。10月には、予選通過した15チームによる全国大会がある。

 同市から予選に出場するのは「乙訓地域生活研究グループ」のメンバーらのチーム。「長岡京ご膳」を考案した。「筍の長岡京焼き」は、白みそで味付けしたミンチ肉をタケノコに詰め、かみ応えのある食感で満腹感につなげる。「きりしまごはん」は、キリシマツツジの赤をイメージ。古代米をブレンドしてタケノコを混ぜ込む。紅しょうがで味を引き締めて薄味でも満足できる工夫を凝らした。

 チームの代表湯川美栄子さん(74)=同市金ケ原=は「レシピを通じ、ロマンあるまちだと全国へアピールしたい」と意気込む。

 もう一つは、同市開田2丁目でお好み焼き「ふじおか」を経営する藤岡良樹さん(58)たちのチーム。「ガラシャ冷そば」と題し、竹炭を練り込んだ麺に塩分控えめの豆乳と白みそのスープをかけ、タケノコなど大切りの野菜をトッピングして食感や彩りを楽しんでもらう。藤岡さんは「勝負できる逸品だと誇れる。これを機に市内外へレシピが広まれば」と期待を込める。

 予選大会には計10チームが出場。3チームが全国大会へ進む。入場無料。問い合わせは実行委事務局03(6450)5845。当日は、バンビオ広場公園で手作り市「ママ・キッズまるごとマルシェ」も同時開催する。

【 2018年07月06日 11時37分 】

 



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