GW、家族で楽しんで 京都・乙訓のスポット

2017-04-30 16:43:18 | イベント
 今年もゴールデンウイーク(GW)となった。連休中に家族で楽しめる京都府乙訓地域のスポットを紹介する。

 向日市文化資料館(同市寺戸町)では5月3~5日、1960年ごろの向日町駅の駅舎や周辺の街並みを再現したミニチュアセットに模型電車を走らせる「鉄道模型運転会」を開く。市民が制作した街並み模型に、NゲージやHOゲージの鉄道模型を組み合わせる。国鉄で助役を務めた市民が寄贈した制服や帽子を着用して記念撮影したり、改札ばさみを使って模擬切符を切ったりできるコーナーを設けるほか、沿線案内のパンフレットや記念切手を展示する。無料。同資料館TEL075(931)1182。

■競輪場のバンクを走行

 石塔寺(同市鶏冠井町)は3日、釈迦(しゃか)の生誕を祝う「花まつり」を営む。華やかな衣装に身を包んだ稚児行列が地域を練り歩き、屋台が並ぶ境内で来訪者をもてなす。午後1時半からは、府無形民俗文化財「鶏冠井題目踊り」を地元の保存会が奉納する。本番に備えて稽古を重ね、保存会世話人の木村作彦さん(64)は「先人からの伝統を絶やすまいと頑張ってきた成果を広く見てもらいたい」と話す。

 京都向日町競輪場(同市寺戸町)では4日午前9時から、日本競輪選手会京都支部が「向日町トラックチャレンジ」を開催。参加者のレベルに対応し、競輪選手が自転車運転の技術を指導する。子どもの部(参加無料)ではスラローム走行や急制動などの技術を学び、レベルに応じてバンクを走行できる。大人の部(4千円)では高速走行のテクニックなどについて助言を受け、バンクでタイムを計測する。各部とも20人(先着順)。同支部事務局TEL075(933)4148。

■満開の花もお茶も満喫

 長岡京市では、長岡天満宮(天神2丁目)や乙訓寺(今里3丁目)で、市観光協会主催の「春の観光まつり」が7日まで行われている。長岡天満宮には協会の臨時案内所が4月30日までできており、タケノコの加工品などを販売。5日まで、お茶席(500円、午前10時~午後3時)もある。樹齢150年のキリシマツツジも開花が始まり、GW中に満開を迎えそうだ。

 花の寺として名高い乙訓寺では、約2千株のボタンの花が開きつつある。昨年より開花が2週間ほど遅れたが、こちらも連休中が見頃になりそう。赤や白、淡いピンク色の大輪の花が、古刹(こさつ)の風情に彩りを添える。近くの竹井美佐子さん(65)は「今年は、まだ早かったみたい。連休中にもう一度来ます」と話していた。高校生以上500円。

 大山崎町では、茶道サークル「友あそび」が6日、同町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館の庭園で新緑茶会を催す。新緑がまぶしい美術館内の庭園で、メンバーが抹茶と季節の和菓子をふるまう。希望者は自分で茶をたてることもできる。午前10時~午後4時。500円。事前申し込みは不要。友あそび事務局TEL075(956)4585。

【 2017年04月29日 12時46分 】



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