乗降客数は想定の7割、バスは好調 阪急西山天王山駅

2014-03-06 18:51:58 | 商 trading
 長岡京市は、昨年12月に開業した阪急西山天王山駅(京都府長岡京市友岡)や周辺施設の利用状況をまとめた。駅乗降客数は平日で想定の7割にとどまるが、京都市伏見区と結ぶ路線バスやパーク・アンド・ライド駐車場は好調に推移している。市は「駅の周知や定期券の切り替えが進めば、乗降客も増える」と今後の伸びを期待している。

 同駅の1日乗降客数は当初の想定で7900人を見込んだが、1月末時点では平日約5500人、休日約4500人だった。

 市交通対策課は「新駅の周知が十分でないことや定期券の更新時期とずれがあるのが要因ではないか」と分析する。

 今秋には駅近くの同市調子に立命館中・高が開校を予定し、駅周辺の住宅開発も見込めるため、同課は「利用が伸びていくことは間違いない」と見る。

 一方、同駅経由で京阪淀駅(伏見区)とJR長岡京駅を結ぶ新規路線バスは平日で1便当たり12・4人、休日で同15人となり、当初予想の同7人を上回る実績を挙げている。

 同駅真上の京都縦貫自動車道に設けた高速バスの停留所は、1日平均14人が利用しており、方面別では長野県が4割を占めて最多だった。今後も他の高速バス会社の乗り入れ計画があり、さらなる利用増が見込まれる。

 駅前広場に整備したパーク・アンド・ライド駐車場は、40台分のスペースに対して1日平均40台の利用があり、同課は「予想よりも好調だ」と評価している。

【 2014年03月05日 11時00分 】


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