コシヒカリの起源・旭米を収穫 発祥の地、京都・向日で児童ら

2015-10-13 17:30:01 | 賞 prize
 コシヒカリなどの起源で、京都府向日市物集女町で誕生した「旭米」の稲刈り体験が7日、同町の田んぼで行われた。地元の第2向陽小の児童109人が農家からアドバイスを受けながら、「秋の味覚」を収穫した。

 旭米は明治期に物集女町で生まれ、大正期には全国に普及した。同小は2012年から2年間、旭米を復活させるプロジェクトを実施。以後、5年生が稲刈りや脱穀、しめ縄作りを体験している。

 この日は、地元農家の柴田光貢さん(73)の田んぼ(1・3アール)で作業した。柴田さんら4人の手ほどきを受け、最初は手間取っていた子どもたちも次第に慣れていき、刈り終えるころには速さを競い合うまでになっていた。作業後は柴田さんらに「稲刈りの大変さが分かった」「ごはんを大切にしたい」と感想を述べた。

【 2015年10月08日 10時30分 】


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