懐かしの昭和バー好評 京都・大山崎の老人センター

2017-10-31 20:02:58 | 護 help
 京都府大山崎町円明寺の町老人福祉センター長寿苑で4月から月に1回、ロビーにスクリーンを設置して懐かしの映画を鑑賞してもらう「昭和浪漫バー」が好評を博している。男性を対象に西部劇や時代劇を上映してきたが、女性も楽しめる作品を選んでほしいとの要望が出たため、ジャンルの幅を広げている。

 男性を中心に社交の機会を持ってもらおうと、毎月最終週の男湯開放日の午後1~3時に町社会福祉協議会が開いている。有料でコーヒーや菓子のサービスもあり、先月からはノンアルコールビールも用意している。ロビーにソファを並べ、毎回20人ほどがゆっくりくつろぎながら名作を楽しんでいる。

 8月までは男性向けの作品を上映してきたが、女性の利用客から「私たちも一緒に見られる映画にしてほしい」との声があった。そのため、先月はグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーン出演の「ローマの休日」(1953年)を流した。

 鑑賞した20人ほどの半数は女性で、坂口敏子さん(88)は「若い頃に『ヘプバーンカット』という短い髪形がはやった。映画を見て懐かしく感じ、感動した」と、興奮気味に振り返った。

【 2017年10月25日 10時29分 】


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