佐藤九段、女流初段と目隠し対局 京都、20回の記念企画

2018-06-24 10:10:41 | イベント

   京都府八幡市出身で日本将棋連盟会長の佐藤康光九段を招いた記念対局が23日、八幡市八幡の市文化センターで行われた。同市で開かれている「佐藤康光杯争奪将棋大会」の20回記念企画で、宇治市出身の北村桂香女流初段と目隠しで対局した。

   佐藤九段は、角落ちで対局し、市民約160人がプロの一手に見入った。勝利は譲ったが「攻守にバランスよく指されました」と笑顔で相手をたたえた。

 北村女流初段は「力の出しやすい展開にしていただいた。詰めが見えたときはうれしかった」とはにかんだ。

 佐藤九段に代わって指した男山第二中1年の青山直弘さん(12)は「すごく緊張したけど、近くでプロの対局を見られていろいろ学べた。とてもいい経験になった」と笑顔で話した。

 大会は佐藤九段が1998年に名人位を獲得したのを記念し、翌年から八幡市などが開催している。今年は24日午前9時半から市文化センターであり、佐藤九段らの指導も行われる。観覧無料。

【 2018年06月24日 09時30分 】



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