巨大ツリー、長岡京の老人ホームに 大阪成蹊大生

2011-12-15 19:53:24 | 式 celemony
寒風が吹くなか、日暮れまでクリスマスツリーの設置作業をする大阪成蹊大芸術学部の学生(長岡京市・天神の杜) 京都府長岡京市天神2丁目の特別養護老人ホーム「天神の杜(もり)」に、大阪成蹊大芸術学部(同市調子1丁目)の学生が手作りで巨大なクリスマスツリーを設置した。お年寄りへの冬の贈り物として定着していたが、大学が移転するため、学生はこれまでの交流への感謝の気持ちを込めて、寒風が吹く野外で熱心に作業に打ち込んだ。

 大阪成蹊大芸術学部は、成安造形短大が前身で2002年に大阪成蹊学園に経営が移り、03年から四年制になった。来春に大阪市東淀川区にキャンパスを移転する。跡地には立命館中高校が開校することが決まっている。

 天神の杜がオープンした翌年の04年から、芸術学部の学生は「芸術療法」の一環として毎年クリスマスツリーを設置してきた。

 今年も2階の中庭に、学生や卒業生ら十数人が作業に集まった。二等辺三角形に組んだ木製フレームと竹材を組み合わせたり、ヒノキの葉で覆って手作りのサンタクロースやトナカイの装飾品で華やかに飾り付けた。最後に四つのフレームを立体的に組み合わせると、高さ4メートルのツリーに仕上がった。昼すぎから始めた作業は終了時には日が暮れようとしていた。

 芸術療法を指導した元講師の四方博子さん(67)は「学生にとって、お年寄りと交流して豊かな経験談を聞いたり人生について学んだことが、芸術表現の大きな糧になりました」と話す。

 「気持ちが華やぐなあ」「寒い中でありがたい」などと話しながらガラス越しに施設の利用者や家族、職員らが見守った。「移転しても、また来てほしい」と願う声も上がった。

【 2011年12月15日 11時38分 】

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