新年の無病息災を祈願 京都・乙訓地域の社寺で初詣

2018-01-09 10:06:45 | 式 celemony
 新しい年を迎え、京都府乙訓地域の社寺には、1日から2日にかけて多くの参拝者が訪れた。帰省した家族や友人と、無病息災や家内安全を願った。

 今年鎮座1300年を迎える向日市向日町の向日神社では、「奉祝 御鎮座壱千参百年」と記した看板が出された。本殿では参拝者が力強く鈴を鳴らし、手を合わせて祈願した。毎年夫婦で訪れるという同市寺戸町の松橋善次さん(73)は「今年も元気で平穏無事でいられるよう祈りました」と話していた。

 長岡京市天神2丁目の長岡天満宮には、2日の午前中、お参りを待つ約50メートルの行列ができた。神楽殿では、巫女(みこ)が笛や太鼓の音色に合わせて舞を披露し、訪れた人が見入っていた。本殿前の石段横に飾られた今年の干支(えと)「戌(いぬ)」の大絵馬と一緒に写真を撮る人もいた。

 昨年から本殿の改修工事が行われている小倉神社(大山崎町円明寺)では、訪れた人が仮本殿を前に参拝した。大山崎中1年で吹奏楽部の近藤紬さん(13)=同町円明寺=は「夏のコンクールで金賞を取りたい。勉強も頑張ります」と抱負を語った。

【 2018年01月03日 11時27分 】


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