息災願い的射矢 長岡京の走田神社

2012-01-15 12:53:41 | 式 celemony
的をめがけて神矢を放つ「弓講」の2人(長岡京市・走田神社) 京都府長岡京市奥海印寺の走田神社で13日、新春恒例のお千度祭が営まれた。参拝者が境内を巡ったり、「的射矢(まといや)」神事で神矢を放った。今年は東日本大震災の復興を支援するため、新たに「募金竹」が設けられた。

 数百人の参拝者は本殿や拝殿を周回して、無病息災を祈願した。的射矢では、「弓講」と呼ばれる旧家の2人が羽織り姿で、約15メートル離れた的を狙って12本の矢を放った。見事に命中するたび、見守る人たちから歓声が上がった。

 氏子が本殿前に設けた「募金竹」は、竹林から切り出した高さ2・5メートルの青竹に「絆」の文字を記し、貯金箱のような穴を開けた。氏子総代の安井等代表(71)は「地元ですくすくと成長する竹のように、被災地の復興に弾みがついてほしい、との願いを込めた」と話した。

【 2012年01月14日 11時43分 】

弓矢セット
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千の彩り


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