子どもを対象にした天体望遠鏡の工作教室が17日、京都府向日市向日町の市天文館で開かれ、夏休み中の児童たちが夜空の観測に期待を膨らませた。
同館が春と夏の年2回実施している。今回は向日市などの小学4~6年生19人が参加した。
児童たちは、はさみや接着剤を使い、対物レンズと接眼レンズがついた筒をつなぎ合わせたり、天体のおよその位置をとらえるためのファインダーを取り付けたりして、望遠鏡の工作キットを組み立てた。職員から「絶対に太陽を見ない」などと注意を受けた後、完成した望遠鏡をのぞき込み、焦点を合わせる練習などをしていた。
月のクレーターなどのほか、条件がよければ土星の輪も観測できる本格的な望遠鏡で、児童たちは「レンズを筒にはめるのが難しかったけど、うまくできてよかった」「早く月の表面のでこぼこを見てみたい」と楽しそうだった。
【 2018年08月18日 10時30分 】
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