「向日市障がい者の日」(11月1日)を前に、京都府向日市森本町の市民体育館で22日、障害のある人や支援者らが一堂に楽しむ「スポーツのつどい」があった。玉入れ競争など7種目で熱戦が繰り広げられ、会場から大きな歓声が沸いた。
市内の当事者団体などでつくる実行委員会が、障害の有無にかかわらず一緒に汗を流して支援の輪を広げようと毎年企画。今回は約250人が参加した。
パン食い競争では、車いすを使う人らが伴走者と一緒に出場。必死の形相でパンに食らいつき、ゴールテープを駆け抜けた。
脳出血で体にまひが残り、電動車いすでスプーン競争など3種目に出た同市寺戸町の兼井静子さん(66)は「楽しく参加できた。仲間とのおしゃべりのネタになります」と笑った。
【 2016年10月23日 11時28分 】
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