流れ橋、8日から通行再開 京都、台風で橋板流出

2018-06-17 06:34:03 | 水 water

 京都府八幡市上津屋と久御山町佐山を結ぶ木津川の流れ橋(上津屋橋)が復旧し、8日午後1時に通行止めが解除される。昨年10月22日の台風21号の豪雨で橋板や橋桁が外れ、府が復旧工事を進めてきた。木造橋の風情が戻ることになる。

 流れ橋は長さ356・5メートル、幅3・3メートル。橋板や橋桁は橋脚とワイヤでつながり、川の水位が上がると流れる仕組み。歩行者専用橋で、自転車やバイクは降りて押すことで通行できる。

 1953年の架設以降21回流れており、うち2011年から4年続けて流れたため、府は16年に橋全体を高くするなど流れにくい構造にしたが、昨年の台風で上流の飯岡水位観測所(京田辺市)の水位が平成以降で最大を観測する出水となり、流された。

 復旧工事はクレーンで板などを元に戻し、傷んだ一部の部材を交換した。工費は未確定。

【 2018年06月07日 09時20分 】



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