友好都市の証しとして中国・寧波市から京都府長岡京市に贈られたハス「西湖紅蓮(さいここうれん)」が、同市天神2丁目の八条ケ池で見頃を迎えている。薄紅と白の花が風に揺れ、酷暑の中で涼を演出している。
紅蓮は1993年の友好都市締結10周年記念式典に出席した寧波市の当時の市長が提供を長岡京市に提案。96年に寧波市の専門家が訪れ、同池に約150株を定植した。現在約300株に増えた。
池では、外側の花びらが薄紅色、中側が純白の直径20センチ前後の大輪があちこちに咲いている。水上橋の通る市民らが足を止めて見入ったり、写真を撮ったりしている。同市商工観光課によると、例年に比べ開花は1週間ほど早い。7月末ごろまで楽しめそうという。
【 2018年07月15日 11時30分 】
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