ニイハオ!
博物館中国語担当のフィフィです♪
前回のブログに引き続きまして、台湾での日台石炭交流の旅の後編をお届けいたします。
二日目の午後は、観光地としても有名な九份(ジウフン)の金瓜石(ジングゥアシ)にある黄金博物館へ行きました。
ここでは実際に掘られていた坑道に入ることができるのですが、さすがは金の鉱山、入ってみると壁からかすかに黄色いナニカが見えました!?
ちなみに台湾の炭坑では粉塵やガス爆発の危険があるため火気厳禁なのですが、、金鉱山ではガスが出ないため禁煙ではないそうです。
外は炎天下でしたが、中はとっても涼しく生き返りました♪
博物館の売店の売っていた『礦工便當(坑夫弁当)』がをとってもおいしそうで食べてみたかったのですが、行列がスゴクて泣く泣く諦めました。。。残念!
夕食後、九份のステキな夜景を見ながら台湾の有名なスイ―ツ「芋圓(芋団子)」を食べました。
とっても美味しかったので、帰国してから自分でネットで作り方を探して作ってみました! が、失敗しました。。。残念!
3日目は桃園市の大溪(ダーシー)区へ行きました。
古い町並みが印象的で、町の特色としては、大稲珵(ダーダオチェン)と同様に、それぞれの歴史ある店舗が『街角博物館』となっておりまして、それぞれの物語を観光客へ伝えているところです。
それほど大きくないお店なのですが、売り場は半分で、もう半分はお店の先祖が創業して以来使われてきた様々な道具などが展示してありました。
過ぎ去った時代の残した雰囲気が漂っていまして、歴史の重さを感じることができました。
ある『街角博物館』で、壁に日本時代の色々な写真やモノが掛けてあったのですが、その中に日本の天皇陛下の写真がありました。
店のご主人によると、大正天皇とのことでしたが、よく見てみると明治天皇でした。
『ご主人!違いますよ!」とお伝えしましたので、次回訪ねるときにはちゃんと説明してくれると思います!?
4日目は、今年第一号の台風が台湾南部に直撃・上陸したため、予定していました訪問スケジュールは全てキャンセルになってしまいました。
テレビのニュースでは、台風に吹かれて空を飛んでいる看板や、地面をコマのように回っている貯水タンクが映し出されていました。災害救援のために、軍隊が3万人の兵士を出動したそうですが、お亡くなりになった方もいらっしゃったとのこと、心よりご冥福をお祈りいたします。
幸い、台湾北部は台風の影響はそれほどなかったので、当初の予定通り、台湾桃園国際空港から福岡へ戻ることができました。
今後も、台湾との石炭交流はますます充実していくと思いますので、またその際はレポートさせていただきますね!