田川地域最大の神幸祭である風治八幡宮神幸祭(川渡り神幸祭)が、4年ぶりに開催されました(2023年5月20・21日)。今回は調査をかねて、今年の1番山笠である下伊田地区に朝から随行させていただきました。
風治八幡宮の神幸祭は、もともと上伊田・中伊田・下伊田の山笠奉納からはじまり、現在は、同宮の氏子圏である11地区が山笠を奉納しています。したがって、下伊田地区の山笠は、神幸祭の中でも当初から奉納している由緒ある山笠です。
山笠は下伊田の地域内を巡幸し、正午ごろに風治八幡宮に集結して、お神輿に随行して彦山川を渡り、対岸の御旅所に一泊します。翌日の還幸では逆のルートで下伊田に帰還します。
調査中、下伊田地区のみなさんからは、いろんなお話をおうかがいすることができ、伝統行事を守り伝えていく熱意に頭が下がる思いでした。
3年間コロナで中断していた神幸祭ですが、地域のみなさんの神幸祭への熱い思いが伝わった2日間でした。