台湾・瑞三炭鉱猴硐炭坑の炭坑経験者の方々が自らの年金で、2019(中華民国108)年8月10日に創立した猴硐礦工文史館は、2024年6月29日に、盛大な消灯会を行ないましたが、台湾政府は経験者たちの「許我一座公立礦工博物館(公立炭坑博物館の設立、お願いします)」の呼びかけに応じて、猴硐礦工文史館を「経済部地質調査及礦業管理中心(略称:地礦中心)の「地質及礦業文化推廣教室-猴硐礦工文史館」として、2024年9月26日に、改めて設立式典を開催しました。
式場の様子。
ステージに上った政府の官員及び炭鉱夫代表者の方々。
6月29日に消されたカンテラは再び点灯されました。
突然の大雨のため、式典は屋内に移動しました。
地礦中心の責任者がご挨拶します。
情報によると、地質及礦業文化推廣教室-猴硐礦工文史館は、今までの炭坑経験者が主導した展示を引き続き行うほかに、展示館内に設備の更新や先進的技術の導入などを推進しながら、政府と瑞三炭鉱に所有した資料を、炭坑経験者に保存された資料と統合して、猴硐地区の鉱業文化ルートの完備性を図るというそうです。
官民共同運営の地質及礦業文化推廣教室-猴硐礦工文史館のさらなるご活躍を期待しています。