先日久しぶりに葉を購入できたので、私の葉挿しのやり方を書きますね。
今回入手できた葉は1枚。
私が過去記事に書いた、3年前にヤフオクで落札した苗が全く別の品種(誤品)で咲いたのですが
今回葉を購入することができました。
Petushok Zolotoy Grebeshokという品種です。
セントポーリアはもう増やせない(減らしていかないと)といいつつ、どうしても悔しくてリベンジ。
葉は1枚のみの販売だったので、成功させたいです。
今度こそ、Petushok Zolotoy Grebeshokを見てみたい。
葉挿しする葉のコンディションがわからないので、溶けたりと成功するかはわかりませんが
いつものやり方で葉挿しをしてみました。
今回は葉が1枚ということで、緊張します。
届いてすぐに葉を水に浸しておきました。
Petushok Zolotoy Grebeshok の葉
①裏返しにする
葉脈がわかるように裏返しにします。
②画像のようにカットする
今回は葉1枚なので保険として上記のようにカットして2枚にして葉挿しします。
あまり細かくしないで、2枚程度にした方が成功率が上がります。
太い中心の葉脈を目安にVの字にカットします。
私はハサミで適当にカットしています。
③カットしたところ
葉柄は私の場合、長めに残しています。
この場合は3.5cmくらいです。
葉柄の切り口は特に斜めにはしていません(セントポーリアって指で葉柄をポキっと折ってそのまま挿しても普通につきますよ)
葉柄を短くすると赤ちゃん苗が出てくるのが早いですが、混み合ってかえって1つ1つが大きく育たないのです。
小さいうちに親葉から分離してしまうと、その後の成長に影響が出るので親葉がついたまま、なるべく大きく育てるのがベスト。
詳しい理由はこちら↓
④土に挿す
私の場合は無肥料のピートモス用土にそのまま挿すだけです。
挿す深さはグラグラしない程度です。
ルートンやハイフレッシュはつけていません。
カットした葉の方は切り口のV字の先端を用土の挿します。
カットした葉から赤ちゃん苗が出る時は葉柄がないので混み合います。
⑤水で湿らせる
ピートモス用土の場合はこのような醤油差しやソース入れのようなもので湿らせる程度に水を与えます。
この後フラコンケースなどに入れておくだけです。
暑い場合は蒸れやすいので適宜通気をよくしてくださいね。
また、このようなプラカップに植えると根の様子が見やすいです。
根は嫌光性なので、プラカップがすっぽり収まる鉢をカバーにして使うとベターです。
葉挿しのアドバイスとしては、暑くもなく寒くもない場所で空中湿度を多湿気味にして用土が乾いてこない限りは水を与えないことですね。
カラカラはNGで常に湿り気を保つ必要があります。
また葉を不必要に消毒する必要はありません、むしろその行為はかえって葉挿しの成功率を下げることになります。
なぜなら、殺菌剤は細胞毒性があるため、葉の細胞にダメージを与えるからですね。
何度か書いていますが今時、怪我をしたら消毒しないで水道水で洗うようにと言われていますが(消毒をしてしまうと、怪我した部分の正常な細胞がダメージを受けるので治りが遅くなることがわかってきたため)
それと同じことで、葉を消毒することで細胞にダメージを与えるので、例えば葉挿しの切り口に菌が入らないようにと消毒をしてしまうと
正常な細胞がやられてしまい逆に葉が痛んで腐ったり発根しにくくなる、発根が遅くなるということが考えられます。
3ヶ月〜半年経っても根は出ているのに赤ちゃん苗が出てこない場合は、一度ポットから抜いて軽く土を落として
新しい用土に植えると赤ちゃん苗が出てくることも結構あります。
葉挿しして赤ちゃん苗を分離した親葉をまた植え付けると、更に赤ちゃん苗ができることも多いです。
基本的に、葉挿し中は肥料を与えません。
ある程度赤ちゃん苗が成長しない限り大きくしようとして肥料を与えるとかえって成長不良になる場合があります。
詳しくは上記のリンク先記事をお読みいただければと思います。
S. brevipilosa
原種のbrevipilosaです。
葉っぱはツルツル、透き通るようなスミレ色。
大きくならないようで、コンパクトのままコンスタントに開花しています。
7.5cmポットですが根はバリバリに張っています。
実はこのbrevipilosa 、去年は2ヶ月ほど水苔の上に放置していたんです。
水やりを怠り、調子を崩したため水苔に置きました。
2022/11/15
ガラスの小型水槽に水苔を敷いて、セントポーリアやベゴニアの破片を入れました。
他にvelutina liteなども水苔の上に乗せました。
赤丸がbrevipilosaです。
この後位置を変えました。
水苔はおしぼりの湿度くらい、つまり水でべちゃべちゃではなく軽く給水させる程度。
2023/1/17
たったの2ヶ月でもうストークが上がっています。
無肥料です。
このように調子の悪くなったセントポーリアを水苔の上に放置して湿度を上げておくと意外と復活してくるんですよ。
特に肥料過多などでダメージがある場合は効果覿面。
復活してきたらポットに植えます。
適当な容器に水苔を敷いて発根させるのもありなんです。
葉挿しもできます。
アドバイスとして苗の場合はセントポーリアの根元の茎を削ることです。
説明しますと。。。
Rob’s Zipper Zapper
3年前に輸入した苗から葉挿ししたもの。
小さいポットで乾燥を繰り返し、根がダメージを受け根の成長が思わしくないので植え替えます。
外葉を外します(外せない場合は外さなくても)
赤丸の部分の薄皮を爪やナイフなどで削ります。
そうすることで発根しやすくなります。
この部分が茶色く硬くなっていると発根しにくいです。
私は爪でちゃちゃっとやっちゃいます。
そして削った部分まで用土に植え付けます。
水苔の場合は適当に置いておくだけです。
私も置き場所がないのでメルカリで手放したいのですが
今の時期は危険なので出品できません( ; ; )
メルカリで第4種郵便はこの時期、特にリスクがあります。
以前購入した時は、苗の中心が茶色く蒸れてダメになって届きました。
もちろんそれでも「良い」評価です。。。(第4種はノークレームノーリターンということなので。ただ選択肢に宅配便があればよかったなぁと)
特定を避けるためドアップ画像ですが、こんなふうに届きました。。。
生き残った外葉を葉挿ししてなんとか生きていますが、この苗自体は当然ダメになりました(;ω;)
今回入手できた葉は1枚。
私が過去記事に書いた、3年前にヤフオクで落札した苗が全く別の品種(誤品)で咲いたのですが
今回葉を購入することができました。
Petushok Zolotoy Grebeshokという品種です。
セントポーリアはもう増やせない(減らしていかないと)といいつつ、どうしても悔しくてリベンジ。
葉は1枚のみの販売だったので、成功させたいです。
今度こそ、Petushok Zolotoy Grebeshokを見てみたい。
葉挿しする葉のコンディションがわからないので、溶けたりと成功するかはわかりませんが
いつものやり方で葉挿しをしてみました。
今回は葉が1枚ということで、緊張します。
届いてすぐに葉を水に浸しておきました。
Petushok Zolotoy Grebeshok の葉
①裏返しにする
葉脈がわかるように裏返しにします。
②画像のようにカットする
今回は葉1枚なので保険として上記のようにカットして2枚にして葉挿しします。
あまり細かくしないで、2枚程度にした方が成功率が上がります。
太い中心の葉脈を目安にVの字にカットします。
私はハサミで適当にカットしています。
③カットしたところ
葉柄は私の場合、長めに残しています。
この場合は3.5cmくらいです。
葉柄の切り口は特に斜めにはしていません(セントポーリアって指で葉柄をポキっと折ってそのまま挿しても普通につきますよ)
葉柄を短くすると赤ちゃん苗が出てくるのが早いですが、混み合ってかえって1つ1つが大きく育たないのです。
小さいうちに親葉から分離してしまうと、その後の成長に影響が出るので親葉がついたまま、なるべく大きく育てるのがベスト。
詳しい理由はこちら↓
④土に挿す
私の場合は無肥料のピートモス用土にそのまま挿すだけです。
挿す深さはグラグラしない程度です。
ルートンやハイフレッシュはつけていません。
カットした葉の方は切り口のV字の先端を用土の挿します。
カットした葉から赤ちゃん苗が出る時は葉柄がないので混み合います。
⑤水で湿らせる
ピートモス用土の場合はこのような醤油差しやソース入れのようなもので湿らせる程度に水を与えます。
この後フラコンケースなどに入れておくだけです。
暑い場合は蒸れやすいので適宜通気をよくしてくださいね。
また、このようなプラカップに植えると根の様子が見やすいです。
根は嫌光性なので、プラカップがすっぽり収まる鉢をカバーにして使うとベターです。
葉挿しのアドバイスとしては、暑くもなく寒くもない場所で空中湿度を多湿気味にして用土が乾いてこない限りは水を与えないことですね。
カラカラはNGで常に湿り気を保つ必要があります。
また葉を不必要に消毒する必要はありません、むしろその行為はかえって葉挿しの成功率を下げることになります。
なぜなら、殺菌剤は細胞毒性があるため、葉の細胞にダメージを与えるからですね。
何度か書いていますが今時、怪我をしたら消毒しないで水道水で洗うようにと言われていますが(消毒をしてしまうと、怪我した部分の正常な細胞がダメージを受けるので治りが遅くなることがわかってきたため)
それと同じことで、葉を消毒することで細胞にダメージを与えるので、例えば葉挿しの切り口に菌が入らないようにと消毒をしてしまうと
正常な細胞がやられてしまい逆に葉が痛んで腐ったり発根しにくくなる、発根が遅くなるということが考えられます。
3ヶ月〜半年経っても根は出ているのに赤ちゃん苗が出てこない場合は、一度ポットから抜いて軽く土を落として
新しい用土に植えると赤ちゃん苗が出てくることも結構あります。
葉挿しして赤ちゃん苗を分離した親葉をまた植え付けると、更に赤ちゃん苗ができることも多いです。
基本的に、葉挿し中は肥料を与えません。
ある程度赤ちゃん苗が成長しない限り大きくしようとして肥料を与えるとかえって成長不良になる場合があります。
詳しくは上記のリンク先記事をお読みいただければと思います。
S. brevipilosa
原種のbrevipilosaです。
葉っぱはツルツル、透き通るようなスミレ色。
大きくならないようで、コンパクトのままコンスタントに開花しています。
7.5cmポットですが根はバリバリに張っています。
実はこのbrevipilosa 、去年は2ヶ月ほど水苔の上に放置していたんです。
水やりを怠り、調子を崩したため水苔に置きました。
2022/11/15
ガラスの小型水槽に水苔を敷いて、セントポーリアやベゴニアの破片を入れました。
他にvelutina liteなども水苔の上に乗せました。
赤丸がbrevipilosaです。
この後位置を変えました。
水苔はおしぼりの湿度くらい、つまり水でべちゃべちゃではなく軽く給水させる程度。
2023/1/17
たったの2ヶ月でもうストークが上がっています。
無肥料です。
このように調子の悪くなったセントポーリアを水苔の上に放置して湿度を上げておくと意外と復活してくるんですよ。
特に肥料過多などでダメージがある場合は効果覿面。
復活してきたらポットに植えます。
適当な容器に水苔を敷いて発根させるのもありなんです。
葉挿しもできます。
アドバイスとして苗の場合はセントポーリアの根元の茎を削ることです。
説明しますと。。。
Rob’s Zipper Zapper
3年前に輸入した苗から葉挿ししたもの。
小さいポットで乾燥を繰り返し、根がダメージを受け根の成長が思わしくないので植え替えます。
外葉を外します(外せない場合は外さなくても)
赤丸の部分の薄皮を爪やナイフなどで削ります。
そうすることで発根しやすくなります。
この部分が茶色く硬くなっていると発根しにくいです。
私は爪でちゃちゃっとやっちゃいます。
そして削った部分まで用土に植え付けます。
水苔の場合は適当に置いておくだけです。
私も置き場所がないのでメルカリで手放したいのですが
今の時期は危険なので出品できません( ; ; )
メルカリで第4種郵便はこの時期、特にリスクがあります。
以前購入した時は、苗の中心が茶色く蒸れてダメになって届きました。
もちろんそれでも「良い」評価です。。。(第4種はノークレームノーリターンということなので。ただ選択肢に宅配便があればよかったなぁと)
特定を避けるためドアップ画像ですが、こんなふうに届きました。。。
生き残った外葉を葉挿ししてなんとか生きていますが、この苗自体は当然ダメになりました(;ω;)