先日、片付けをしていたら偶然12年前、バラを初めて栽培し始めた頃の写真が出てきた。
写ルンですで撮影したもの。
左手前のスタンダード:メアリーローズ、その背後アイスバーク
右側はパット・オースチンなど色々
画像奥左:フェアビアンカ、右ザ・プリンス。一番左はクレマチス。
手前パット・オースチンなど
狭い庭ですがバラを始めていきなり30鉢くらい買ってしまった(苦笑)
近所の方に、若いのに珍しいねと言われたw
どうもバラ=中年以降の方が栽培するというイメージらしい。
因みにこの時、20代クリスマス(年齢がバレちゃうw)
友人や同僚にも「え~?バラとかガーデニングやってるように見えないw」と笑われてたなぁ。
そうそう。この家は今住んでいる家から約8kmの場所なんだけど、冬かなり寒くてシャッター閉めても冬の朝は
室温が2℃くらいでした。
12月にバケツの水が凍ると3月まで溶けません。
夜の7時には車のフロントガラスも凍結、駐車場もツルツルに凍結で朝、車にたどり着くのに
一苦労でした。
ちなみにファーストローズはHTケルナーカーネバル(ブルーガール)
ファーストERはパット・オースチン、ヘザー・オースチン、アブラハム・ダービー、グラハム・トーマス、ドクター・ハーバートグレイ。
その1か月後に京成バラ園に行ってフェアビアンカとザ・プリンスを衝動買いw
今考えてみるとあまりよい苗ではありませんでしたが。
いきなり沢山買ってしまったのよね^^;
で、初心者なりにやって結構咲いちゃったからハマってしまった。
パット・オースチンなんて、裸苗を10号ロゼアポットに植えて、いきなり80~90も花が咲いたもんだから調子に乗ったんだね~w
他のバラも沢山開花してましたし。成長もあっという間に大きくなってました。
今より日当たりはずっとよかったのもあったけど(南に遮蔽物がないため)
今の家だって、春~夏は日当たりがよい。にもかかわらず、あの頃よりショボイ気がするんですよね。
あれから12年も経ったのに。進歩どころか退化してるんじゃないかと。
この頃はまだ農薬なにそれ?状態で使っていませんでした(この1年後に少し使って面倒でやめたw)
何が今と違うのか?それは土です。
なんでも凝ってしまう質で、栽培前にネットで調べてたら某バラ園の強烈なHPが。。。
で、書いてある通りに植えたら育っちゃったんですよこれが。
わかる方にはわかると思うけどw
そこのバラ園はピートモスと堆肥を使って赤玉土などは使わないようなことが書かれていた。
で、ピートモスと堆肥だけで植えつけた(画像のバラ鉢もよく見ると堆肥っていうのがわかりますか?見えないかな?)
するとあっという間に10号ロゼアポットが白根でいっぱいになったんです。
そのままを続ければよかったのに、仕事が忙しくなり真夏も日中に水やりをできなくなると
鉢土がカチカチになって水を吸い込まないし、涼しくなるとうどんこ病になったりで面倒になった。
ピートモスが多いから、一旦土が乾燥すると容易に水を吸収しなくなるし、乾燥が続くから、うどんこ病になったんだと思う(その頃は知らなかったけど)
で、ちょっとバラがわかってきた気がして、赤玉使い始めてからカチカチにならなくはなったけど
根がピートモスと堆肥主体の用土と比べてしょぼくなった。
また、カチカチになるのが嫌で水やりを多くすると今度根腐れっぽくなったり。
それから赤玉をメインに市販の堆肥を使い始めて今に至るのですが、あの時ほどの成長や根張りはなかなか実現できなかった。
また堆肥ならなんでも良いわけではないことも知った。
以前のバラの記事で堆肥主体の用土の太い白根あったと思いますが、あの堆肥は私みたいにずぼら栽培には向いていないんです。
つまり、植え替え前提でないとダメ。2年以上あの堆肥を使うと堆肥の質が劣化するんです。
分解もされるけど、どうにも分解されない物質があったり、何か有毒性のものが出るに違いないと睨んでいる。
根を観察しててそう思いました。
堆肥も色々な種類を入手して使ってきましたw
ところが堆肥やピートモスでも上質のものならその他の堆肥のように劣化しないこともわかった。
毎年植え替えなんてやってらんないですよ。用土代もばかにならない。バラ店はウハウハでしょうが。
だから植え替えをあまりしなくていい用土を目指しています。
実験的に数鉢は何年か植え替えしていません。バラの調子が悪くない限り2、3年は続けています。
今年は1鉢、あとで鉢から抜いて観察して異常がなければそのまま鉢に戻し、根に異常があれば根を崩して
じくり観察した後に考察・対策を考えます。
なまじ知識が増えるとダメみたいね。
堆肥やピートモスが多い=根腐れ、だから赤玉をメインに…これが間違いの元だったみたい。
水はけを更に良くするために硬質赤玉を、これもいけなかった。
兎に角今まで正しいと思ってきたことの一部が間違っていた気がする。
水はけなどに関しても。
今はここに書けないけど、今私が考えていることは、この12年間の失敗や成功を考察した結果
恐らく正答に近いのではないかと思っている。
来年栽培分は用土をがらりと変えてみた。
ピートモスを多く使い、堆肥も吟味して、赤玉ではなく赤土と赤玉が混ざった、赤玉より粒子が細かい種類を使うことにした。
更に、新たに違う資材も投入。
結果はどうなるのか。恐らく失敗はしないと思う。少なくとも成長不良にはならない自信がある。
今までも成長不良で何やってもダメってわけじゃなかったし、それなりに咲いてますけどw
どうせやるなら納得がいくまで実験考察を繰り返したい…(バラを続ける限り、恒久的に続きそうな悪寒w)
近年ではバラに関しては仕立てや花より根にばっかり関心がいって、剪定も適当だったから
来年は少し剪定についてもバラから学ぼうと思う。
環境が良い場合は、用土が多少悪くても育っちゃうから、あまり土にはこだわらないかもしれませんが
環境が悪いと、如実に結果が表れてしまうんですね。
基本的に、バラ屋及びバラナーセリーは日当たり悪い場所で商売・生産していないから
もしかしたら、気づいていない部分もあるかもしれない。
そうそう、初めて秀じいの堆肥っていうのを買ってみた
どこかで見たことある…どこかで。
どこかの店のバラの土に入っていたような。これに細かい硬質赤玉混ぜたらね。
この文言もどこかで見たことある。そうだ、田舎の堆肥だ。まったく同じである。
中身を開けるまでどんな堆肥かわからなかったけど、直感的にこれはあまりバラに使わない方がいいと思った。
特に私の考えるバラ用土には合わないかな。
今まで多数の堆肥を使ってきた経験からかな…香りにしても(何か香りも関係してくる気がする)
40リットルで¥495と激安。
この堆肥は学校の草花花壇に混ぜ込もうっと。学校の花壇、誰も何もしていないみたいで
土が黒土みたいでカチカチ。他にも色々混ぜなきゃなぁ。
そうそう。学校の花壇に植えたヴェルシーニが咲いてた。
写ルンですで撮影したもの。
左手前のスタンダード:メアリーローズ、その背後アイスバーク
右側はパット・オースチンなど色々
画像奥左:フェアビアンカ、右ザ・プリンス。一番左はクレマチス。
手前パット・オースチンなど
狭い庭ですがバラを始めていきなり30鉢くらい買ってしまった(苦笑)
近所の方に、若いのに珍しいねと言われたw
どうもバラ=中年以降の方が栽培するというイメージらしい。
因みにこの時、20代クリスマス(年齢がバレちゃうw)
友人や同僚にも「え~?バラとかガーデニングやってるように見えないw」と笑われてたなぁ。
そうそう。この家は今住んでいる家から約8kmの場所なんだけど、冬かなり寒くてシャッター閉めても冬の朝は
室温が2℃くらいでした。
12月にバケツの水が凍ると3月まで溶けません。
夜の7時には車のフロントガラスも凍結、駐車場もツルツルに凍結で朝、車にたどり着くのに
一苦労でした。
ちなみにファーストローズはHTケルナーカーネバル(ブルーガール)
ファーストERはパット・オースチン、ヘザー・オースチン、アブラハム・ダービー、グラハム・トーマス、ドクター・ハーバートグレイ。
その1か月後に京成バラ園に行ってフェアビアンカとザ・プリンスを衝動買いw
今考えてみるとあまりよい苗ではありませんでしたが。
いきなり沢山買ってしまったのよね^^;
で、初心者なりにやって結構咲いちゃったからハマってしまった。
パット・オースチンなんて、裸苗を10号ロゼアポットに植えて、いきなり80~90も花が咲いたもんだから調子に乗ったんだね~w
他のバラも沢山開花してましたし。成長もあっという間に大きくなってました。
今より日当たりはずっとよかったのもあったけど(南に遮蔽物がないため)
今の家だって、春~夏は日当たりがよい。にもかかわらず、あの頃よりショボイ気がするんですよね。
あれから12年も経ったのに。進歩どころか退化してるんじゃないかと。
この頃はまだ農薬なにそれ?状態で使っていませんでした(この1年後に少し使って面倒でやめたw)
何が今と違うのか?それは土です。
なんでも凝ってしまう質で、栽培前にネットで調べてたら某バラ園の強烈なHPが。。。
で、書いてある通りに植えたら育っちゃったんですよこれが。
わかる方にはわかると思うけどw
そこのバラ園はピートモスと堆肥を使って赤玉土などは使わないようなことが書かれていた。
で、ピートモスと堆肥だけで植えつけた(画像のバラ鉢もよく見ると堆肥っていうのがわかりますか?見えないかな?)
するとあっという間に10号ロゼアポットが白根でいっぱいになったんです。
そのままを続ければよかったのに、仕事が忙しくなり真夏も日中に水やりをできなくなると
鉢土がカチカチになって水を吸い込まないし、涼しくなるとうどんこ病になったりで面倒になった。
ピートモスが多いから、一旦土が乾燥すると容易に水を吸収しなくなるし、乾燥が続くから、うどんこ病になったんだと思う(その頃は知らなかったけど)
で、ちょっとバラがわかってきた気がして、赤玉使い始めてからカチカチにならなくはなったけど
根がピートモスと堆肥主体の用土と比べてしょぼくなった。
また、カチカチになるのが嫌で水やりを多くすると今度根腐れっぽくなったり。
それから赤玉をメインに市販の堆肥を使い始めて今に至るのですが、あの時ほどの成長や根張りはなかなか実現できなかった。
また堆肥ならなんでも良いわけではないことも知った。
以前のバラの記事で堆肥主体の用土の太い白根あったと思いますが、あの堆肥は私みたいにずぼら栽培には向いていないんです。
つまり、植え替え前提でないとダメ。2年以上あの堆肥を使うと堆肥の質が劣化するんです。
分解もされるけど、どうにも分解されない物質があったり、何か有毒性のものが出るに違いないと睨んでいる。
根を観察しててそう思いました。
堆肥も色々な種類を入手して使ってきましたw
ところが堆肥やピートモスでも上質のものならその他の堆肥のように劣化しないこともわかった。
毎年植え替えなんてやってらんないですよ。用土代もばかにならない。バラ店はウハウハでしょうが。
だから植え替えをあまりしなくていい用土を目指しています。
実験的に数鉢は何年か植え替えしていません。バラの調子が悪くない限り2、3年は続けています。
今年は1鉢、あとで鉢から抜いて観察して異常がなければそのまま鉢に戻し、根に異常があれば根を崩して
じくり観察した後に考察・対策を考えます。
なまじ知識が増えるとダメみたいね。
堆肥やピートモスが多い=根腐れ、だから赤玉をメインに…これが間違いの元だったみたい。
水はけを更に良くするために硬質赤玉を、これもいけなかった。
兎に角今まで正しいと思ってきたことの一部が間違っていた気がする。
水はけなどに関しても。
今はここに書けないけど、今私が考えていることは、この12年間の失敗や成功を考察した結果
恐らく正答に近いのではないかと思っている。
来年栽培分は用土をがらりと変えてみた。
ピートモスを多く使い、堆肥も吟味して、赤玉ではなく赤土と赤玉が混ざった、赤玉より粒子が細かい種類を使うことにした。
更に、新たに違う資材も投入。
結果はどうなるのか。恐らく失敗はしないと思う。少なくとも成長不良にはならない自信がある。
今までも成長不良で何やってもダメってわけじゃなかったし、それなりに咲いてますけどw
どうせやるなら納得がいくまで実験考察を繰り返したい…(バラを続ける限り、恒久的に続きそうな悪寒w)
近年ではバラに関しては仕立てや花より根にばっかり関心がいって、剪定も適当だったから
来年は少し剪定についてもバラから学ぼうと思う。
環境が良い場合は、用土が多少悪くても育っちゃうから、あまり土にはこだわらないかもしれませんが
環境が悪いと、如実に結果が表れてしまうんですね。
基本的に、バラ屋及びバラナーセリーは日当たり悪い場所で商売・生産していないから
もしかしたら、気づいていない部分もあるかもしれない。
そうそう、初めて秀じいの堆肥っていうのを買ってみた
どこかで見たことある…どこかで。
どこかの店のバラの土に入っていたような。これに細かい硬質赤玉混ぜたらね。
この文言もどこかで見たことある。そうだ、田舎の堆肥だ。まったく同じである。
中身を開けるまでどんな堆肥かわからなかったけど、直感的にこれはあまりバラに使わない方がいいと思った。
特に私の考えるバラ用土には合わないかな。
今まで多数の堆肥を使ってきた経験からかな…香りにしても(何か香りも関係してくる気がする)
40リットルで¥495と激安。
この堆肥は学校の草花花壇に混ぜ込もうっと。学校の花壇、誰も何もしていないみたいで
土が黒土みたいでカチカチ。他にも色々混ぜなきゃなぁ。
そうそう。学校の花壇に植えたヴェルシーニが咲いてた。